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有田芳生君 全員落選して、選挙なんというのは通るつもりはなかったというようなことを言っている
人物たちもいるんですよね。だから、公選法を利用して、
選挙活動を活用して、
ヘイトスピーチ、嫌がらせ、
差別の扇動をやっているんです。
例えば、ヒトラー崇拝を自ら名のっている、ホロコーストはなかったと言っている
瀬戸弘幸という
日本第一党の
最高顧問は、選挙が始まるときにこう書いている。初日の第一声をどの場所で行うかを話し合った結果、いろいろ書いているんですけれども、
在日コリアンの集住地区でやろうと決めたと。そして、無事にそこで第一声を上げることができれば、次は、同じく別の、十分ぐらいのところの集住地区に練り歩いていってそこでも演説を予定していると。これが
目的なんですよ。これが
目的で、公選法に隠れてのうのうと
差別の扇動、
ヘイトスピーチ、人権問題を侵害するようなことをやっている。
だから、これに対して、やはり、これはもうオリンピック、パラリンピックを迎える
日本というような建前だけではなくて、人間の尊厳を守る
課題として、
大臣も含めてもっともっと真剣に取り組んでいかなければいけないというふうに思います。
もう時間がないので
指摘するだけにとどめますけれども、例えば、東京の練馬区の公共
施設でこういう集団が集会をやった。いろいろ問題になったんだけれども、びっくりしたのは、その練馬区の担当の職員がこういう団体とは知らなかったという。だから、まだまだ徹底が足りないと思うんですよね。あ
るいは、京都市の左京区でも、体育館借りてこの集団が集会やって様々な問題になった。だから、各地の条例で公共
施設の貸出しをどのようにやめるかということを物すごく苦労されているんですよね、川崎だって京都だって、
全国各地で、宇治市だって。だから、そういう
課題を今後の選挙も含めた大きなテーマにしていかなければいけないと思います。
最後に、人権擁護
局長に伺いたいんですけれども、選挙戦の
前半戦、そして後半戦がやってきますけれども、相談とか、あ
るいは立件したという数字は、選挙が終われば明らかにしていただけますか。それが一点。
最後に、
大臣、もう短い時間でしたけれども、そういう現実が今私
たちの
日本に起きていると、ずっと続いているということについて御所見をお願いして、
質問を終わります。