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矢倉克夫君
省令で定めた場合も、差別的にはならないようにということの規定があるというふうな確認は取れました。
系列ディーラーは、また一般の工場とは違い、リコール
対応だとかそういう
部分の差異はあるかというふうに思います。そういう合理的な差異に基づくものであればよろしいかもしれませんが、そうでない非合理な
部分、そういう
部分に関しては、しっかりと現場の感覚を確認していただいた上でちゃんと政
省令にかけていただきたいと、この点も改めて御要望させていただきたいというふうに思います。
続きまして、今度は
情報提供以外の、OBDの関係なんですが、御質問をさせていただきたいというふうに思います。
ベンツの方でも実際のOBD、車載式故障診断装置ですね、
スキャンツールを見て確認させていただきました。車の中に大体四十個ぐらいコンピューターがある、そういう複雑な系統の車を
整備をするに当たって、どういう故障があるのか、やはり外からだけでなかなか判断できないようなときに、こういう故障コードが出たら
検査不十分だという、必要な
情報が
スキャンツールを見ることでしっかり読み取れているというような
情報の確認をさせていただきました。
その上で、私もちょっとその場でお伺いしたんですけど、大体この
スキャンツールの読み込みは何分ぐらい掛かるのですかと聞きましたら、一分か二分ぐらいだと。ただ、私たちが見させていただいたのは専用の
スキャンツールでしたから、汎用になるとどれぐらいか分かりませんというようなお答えでありました。
その関係で、
整備の現場からは、特に指定工場以外の
認証工場の
方々、
車検場に持ち込んでそれぞれ
検査をされる方とかでありますけど、実際、本当に混んでいるときとかは一つ一つの時間が非常に掛かると。それは、とりわけ、こういう
認証工場とかは、いろいろ委託された
車両について必要な点検を行った上で、機構であったり、また軽
自動車検査協会に持ち込んで
検査を受検することが一般的であるわけなんですけど、受検前にあらかじめサーバーに接続して故障コードが記録されていないことを確認したりとかした場合であっても、もう一回その場でOBD
検査をやらなきゃいけない、こういうところもいろいろとどうなのか、そういうような具体的な声もあったりしたわけでありますが、こういう時間とかに掛かる
負担の軽減とか、そういうものに対しては
国交省として今後どのように考えられるのか、御答弁いただければと思います。