○自見はなこ君 ありがとうございます。
リオ以来、過栄養ということも
テーマの
一つに、低栄養以外に加わったというふうに伺っております。
日本国におきましても、今、先ほどから御
指摘ありましたように、過栄養の問題、そして貧困層における低栄養の問題というのもこれ混在している
課題でありますので、しっかりと国内の
課題も見詰めながら、この
課題、
栄養サミットを盛り上げていきたいと思います。
また、現在、お
伺いをしましたところ、幾つかのワーキンググループにも分かれて
議論、準備されていることだというふうなこともございました。
是非、それぞれのワーキンググループでの内容が、しっかりと国際的なコミットメントがいただけるような形で
日本としての国際貢献を進めていっていただければと思います。
また、実は、
日本栄養士会がございますけれども、
日本栄養士会は、現在、国際栄養士連盟の
理事を務めております。国際栄養士連盟は、四年に一度、国際栄養士
会議というものを開催しておりまして、各国の栄養士、栄養学者が参集をして、そして、栄養問題、栄養
政策、栄養教育、栄養士活動などについて
検討をしております。
二〇〇八年には第十五回目の国際
会議が、横浜、
日本で開催をされまして、五十九か国から八千名を超える方が参集をし、盛んな
議論が行われたというふうに聞いております。
実は、次の回、次の回りというものがございまして、二〇二〇年、来年のオリパラ、そして
栄養サミットの後でありますけれども、二〇二一年九月から第二十二回の国際栄養学
会議というものが
日本で行われます。そして、その翌年、二〇二二年でありますけれども、第八回のアジア栄養士
会議というものも、これも
日本の横浜で行われるということが決定をしております。
関係省庁の
皆様、そして
関係各位の
皆様におかれましては、来年の
栄養サミットだけではなく、
是非その次にもつながるように御尽力をいただければ
日本の国際貢献もより一層花開くと思いますので、よろしくお願いをいたします。
さて、次の
質問に移ります。
今日、お手元に資料を配付しております。新聞の記事と、それから、その後に付いておりますのが母性健康管理
指導事項連絡カードでございます。
この記事読んでちょっと残念だなと思っておりましたので、今日ちょうど、今日は高階先生が副
大臣としておられますので、
是非御
指導を仰ぎたく御
質問をさせていただきます。
この二枚目に付けております母性健康管理
指導事項連絡カード、これですけれども、これ自体は何かと申しますと、男女雇用機会均等法の中に書いてございます、妊娠中又は
出産後の女性従業員が、健康診査等の結果、医師等からその症状に基づいて
指導を受け、また、
事業主に申し出たときには、
事業主は医師等の
指導に基づき、その女性従業員が
指導事項を守ることができるよう、作業の制限、勤務時間の短縮、休業などの措置を講じなければならないと、このように記載をされておりますが、先ほど申し上げた中にありましたこの申出というものであります。
この申出というものは、口頭でもよいということになっております。ところが、口頭で伝えてそれを実行してくれる
事業体と、ある程度大きいところあるいは人員が配置されているところであればそれもありなのかなと思うんですが、あるいは、なかなか、女性から言ったつもりだけど伝わっていないということもあって、口頭だけでは
事業主に適切に意図が伝わらないこともあるのではないか、こういうことを
考えていただいた結果、
平成九年の労働省の告示に定められた指針においてこのカードを位置付け、そして活用を促してくださっているものだというふうに承知をしているものの、この新聞記事は、残念ながら、そのカードは何ですかということも書かれているわけであります。
そして、この左下の方では、
法律上の位置付けが曖昧だということも書かれています。このカード自体は労働省告示にて定められた指針に基づいておりますので、これ自体が直接の事実かというとそうではないんだろうというふうに思いますが、いずれにしても、知られていないということは事実だというふうに思います。
そこで、
お尋ねをいたします。
男女雇用機会均等法上位置付けられているこのカードですが、周知不十分ではないかというふうに思いますが、どのように周知していくおつもりでおられるのか。また、
出産後の症状に対しても男女雇用機会均等法の母性健康管理措置は適用されていると思っておりますが、どのような措置が講じられているのか、お答えください。