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2019-05-21 第198回国会 参議院 外交防衛委員会 第15号
公式Web版
会議録情報
0
令和元年
五月二十一日(火曜日) 午前十時開会 ─────────────
委員
の
異動
五月十六日
辞任
補欠選任
山本
博司
君
山口那津男
君 五月二十日
辞任
補欠選任
山本
一太
君
岩井
茂樹
君 ─────────────
出席者
は左のとおり。
委員長
渡邉
美樹
君 理 事 宇都 隆史君 中西 哲君 三宅
伸吾
君 大野
元裕
君 高瀬 弘美君 委 員 猪口 邦子君
岩井
茂樹
君
佐藤
正久
君 武見 敬三君
中曽根弘文
君 堀井 巌君 小西 洋之君 白
眞勲
君 福山 哲郎君
アントニオ猪木
君
山口那津男
君 浅田 均君 井上 哲士君 伊波 洋一君
国務大臣
外務大臣
河野
太郎
君 副
大臣
外務
副
大臣
佐藤
正久
君
大臣政務官
外務大臣政務官
辻 清人君
事務局側
常任委員会専門
員 神田 茂君 ───────────── 本日の会議に付した案件 ○
投資
の
促進
及び
保護
に関する
日本国
とアルゼン
チン共和国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を 求めるの件(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
とス
ペイン王国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を 求めるの件(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
とク
ロアチア共和国
との間の
協定
の
締結
について承 認を求めるの件(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
とコ
ロンビア共和国
との間の
条約
の
締結
について承 認を求めるの件(
内閣提出
、
衆議院送付
) ○
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
とエ
クアドル共和国
との間の
条約
の
締結
について承 認を求めるの件(
内閣提出
、
衆議院送付
) ─────────────
渡邉美樹
1
○
委員長
(
渡邉美樹
君) ただいまから
外交防衛委員会
を開会いたします。
委員
の
異動
について御報告いたします。 昨日までに、
山本博司
君及び
山本一太
君が
委員
を
辞任
され、その
補欠
として
山口那津男
君及び
岩井茂樹
君が選任されました。 ─────────────
渡邉美樹
2
○
委員長
(
渡邉美樹
君)
投資
の
促進
及び
保護
に関する
日本国
と
アルゼンチン共和国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
スペイン王国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
クロアチア共和国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
コロンビア共和国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件及び
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
エクアドル共和国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件、以上五件を一括して
議題
といたします。
政府
から順次
趣旨説明
を
聴取
いたします。
河野外務大臣
。
河野太郎
3
○
国務大臣
(
河野太郎
君) おはようございます。 ただいま
議題
となりました
投資
の
促進
及び
保護
に関する
日本国
と
アルゼンチン共和国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件につきまして、
提案理由
を御説明いたします。
政府
は、
平成
二十八年九月以来、
アルゼンチン政府
との間でこの
協定
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十年十二月一日にブエノスアイレスにおいて、我が方在
アルゼンチン大使
と
先方外務宗務大臣
との間で、この
協定
の
署名
が行われました。 この
協定
は、
投資
の
設立段階
及び
設立
後の内
国民待遇
及び
最恵国待遇
の
原則供与
を規定するとともに、
公正衡平待遇義務
、
収用等
の
措置
がとられた場合の
補償措置
、
支払等
の自由な移転、
投資紛争
の解決のための
手続等
を定めております。 この
協定
の
締結
は、
我が国
と
アルゼンチン
との間の
経済関係
の更なる
緊密化
に大いに資するものと期待されます。 よって、ここに、この
協定
の
締結
について御
承認
を求める次第であります。 次に、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
スペイン王国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件につきまして、
提案理由
を御説明いたします。
政府
は、
平成
二十九年四月以来、
スペイン政府
との間でこの
条約
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十年十月十六日にマドリードにおいて、我が方
内閣総理大臣
と
先方首相
との間で、この
条約
の
署名
が行われました。 この
条約
は、現行の
租税条約
を全面的に改正するものであり、
投資所得
に対する
源泉地国課税
の更なる減免、
税務当局
間の
徴収共助
の
手続
の
整備等
の
措置
を講ずるための
規定等
を盛り込んでおります。 この
条約
の
締結
により、
脱税
及び
租税回避行為
を
防止
しつつ、
我が国
と
スペイン
との間での
課税権
の
調整
がより効果的に行われることとなり、
両国
間の
人的交流
及び
経済的交流
が一層
促進
されることが期待されます。 よって、ここに、この
条約
の
締結
について御
承認
を求める次第であります。 次に、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
クロアチア共和国
との間の
協定
の
締結
について
承認
を求めるの件につきまして、
提案理由
を御説明いたします。
政府
は、
平成
三十年三月以来、
クロアチア政府
との間でこの
協定
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十年十月十九日にザグレブにおいて、我が方
外務大臣政務官
と
先方財務大臣
との間で、この
協定
の
署名
が行われました。 この
協定
は、日・
クロアチア
間で二重
課税
の
除去
を
目的
とした
課税権
の
調整
を行うとともに、
両国
における
配当
、
利子
及び
使用料
に対する
源泉地国課税
の
限度税率等
を定めるものであります。 この
協定
の
締結
により、
脱税
及び
租税回避行為
を
防止
しつつ、
両国
間の
人的交流
及び
経済的交流
が一層
促進
されることが期待されます。 よって、ここに、この
協定
の
締結
について御
承認
を求める次第であります。 次に、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
コロンビア共和国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件につきまして、
提案理由
を御説明いたします。
政府
は、
平成
二十九年十二月以来、
コロンビア政府
との間でこの
条約
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十年十二月十九日において、我が方
外務大臣
と
先方外務大臣
との間で、この
条約
の
署名
が行われました。 この
条約
は、日・
コロンビア
間で二重
課税
の
除去
を
目的
とした
課税権
の
調整
を行うとともに、
両国
における
配当
、
利子
及び
使用料
に対する
源泉地国課税
の
限度税率等
を定めるものであります。 この
条約
の
締結
により、
脱税
及び
租税回避行為
を
防止
しつつ、
両国
間の
人的交流
及び
経済的交流
が一層
促進
されることが期待されます。 よって、ここに、この
条約
の
締結
について御
承認
を求める次第であります。 最後に、
所得
に対する
租税
に関する二重
課税
の
除去並び
に
脱税
及び
租税回避
の
防止
のための
日本国
と
エクアドル共和国
との間の
条約
の
締結
について
承認
を求めるの件につきまして、
提案理由
を御説明いたします。
政府
は、
平成
三十年八月以来、
エクアドル政府
との間でこの
条約
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十一年一月十五日にキトにおいて、我が方在
エクアドル大使
と
先方外務大臣
との間で、この
条約
の
署名
が行われました。 この
条約
は、日・
エクアドル
間で二重
課税
の
除去
を
目的
とした
課税権
の
調整
を行うとともに、
両国
における
配当
、
利子
及び
使用料
に対する
源泉地国課税
の
限度税率等
を定めるものであります。 この
条約
の
締結
により、
脱税
及び
租税回避行為
を
防止
しつつ、
両国
間の
人的交流
及び
経済的交流
が一層
促進
されることが期待されます。 よって、ここに、この
条約
の
締結
について御
承認
を求める次第であります。 以上五件につき、何とぞ御審議の上、速やかに御
承認
いただきますようお願いいたします。
渡邉美樹
4
○
委員長
(
渡邉美樹
君) 以上で
趣旨説明
の
聴取
は終わりました。(発言する者あり)
河野太郎
5
○
国務大臣
(
河野太郎
君)
委員長
。失礼、済みません、一言読み飛ばしました。
渡邉美樹
6
○
委員長
(
渡邉美樹
君)
河野外務大臣
。
河野太郎
7
○
国務大臣
(
河野太郎
君) 失礼しました。
コロンビア
との間でこの
条約
の
交渉
を行いました。その結果、
平成
三十年十二月十九日に
東京
において、我が方
外務大臣
と
先方外務大臣
との間で、この
条約
の
署名
が行われました。
東京
においてを読み飛ばしました。失礼いたしました。追加いたします。
渡邉美樹
8
○
委員長
(
渡邉美樹
君) 以上で
趣旨説明
の
聴取
は終わりました。 五件に対する質疑は後日に譲ることとし、本日はこれにて散会いたします。 午前十時六分散会