○大串(博)
委員 最後は確かにそういうふうに言われているんですけれども、その前の段階、その直前の段階で、サンプル入れかえのところで、総入れかえ方式ではなく、部分入れかえ方式を
検討したいと思っており、実務的ないろいろな困難な問題があるということもありまして
検討するのに時間がかかる、こういうふうに言われているんです。
しかも、その直前には、
担当課長の方が、次のサンプル入れかえを総入れかえにするか部分入れかえにするかについては、もう少し
検討したいと思っていますと、まさにもう少し
検討したいということを言っているその直後に、
姉崎さんはわざわざかぶせて、自分は部分入れかえの方式を
検討したいと思っていると明言しているんですよ。
もちろん、最後の取りまとめは、中間整理の
内容を引っ張らなきゃならないでしょう、
統計委員会のこともありますからということで、継続
審議と言われていますけれども、もう明確に
方針を出されているんですよ。
こういう一連の流れがあるので、なぜこのような総入れかえから部分入れかえへの流れが第五回から第六回に向けていきなり起こったんだろうということを聞いているわけで、
説明を
姉崎さんに求めているんですけれども、どうもつじつまの合わないことをおっしゃっているから、やはり怪しさが残るわけですね。
中江秘書官に、もう一度お尋ねします。
九月十四日の前に、問題となっている九月三日の総理
答弁レクというのがあります。この総理
答弁レクを朝やった、そこで総理に賃金の状況を伝え、サンプル入れかえのたびに下がっているということも
説明したというふうに、総理も
答弁でも言われています。
総理は、この
答弁レクというのは忙しくて、なかなか自分の政策的なことなんか言えないんだと言われましたけれども、そうかなと。当時の総理動静を調べましたけれども、この日は、厚生労働
委員会、参議院、午後二時間ですね。比較的時間の余裕はあるんですよ。予算
委員会みたいに朝九時からびっちりじゃないんです。比較的短い時間の総理
答弁なんです。だから、結構こういうときは余裕があるんです、私も経験があります。比較的、総理とも
意見交換しながら、総理レクすらできる時間の余裕があったりするんです。
この九月三日の
答弁レクの際、総理から何がしかの発言がなかったのかということが論点になっているわけですけれども、まず、
中江さんにお尋ねしますけれども、この
答弁レクに対して参加していたのは誰でしょうか。
中江さんは行っていらっしゃったということですね。
厚労省からは誰も来ていないけれども、
厚労省の参事官はいたかもしれません、こう言われていましたね。
そのほかの
秘書官、例えば、今井
秘書官などを含めて、誰がその場に参加していたか、
秘書官、参事官レベルで結構です、教えてください。