○浦野
委員 これは、その依存しているシステムを使おうとしたら、わざわざ自分
たちのパソコンに、セキュリティー上脆弱性があると言っているブラウザーを自分
たちのパソコンにもダウンロードしないと、それが使えなくなっちゃうんですよね。それは、
政府自体のセキュリティーの問題もありますけれども、利用者にとってもセキュリティーの問題を広げてしまうことになるんですね。
それで、このセキュリティー、インターネットセキュリティーの部分の
質問をしようと思ったら、櫻田
大臣が担当の
大臣になりますので、余り
質問したくない、したくないというか、しない方がいいかなと。
私はそもそも
大臣に答弁を求めるというのはほとんど、
大臣じゃないとだめということは言わないので、別に
大臣が答弁に出てくることはないんですけれども、でも、これは、セキュリティー上の問題と技術面での問題、IT技術の問題になると実はこれは担当の
大臣が変わるんですよね、
平井IT担当
大臣になるんです。ところが、
内閣委員会は
平井担当
大臣は答弁できません、
委員会の仕切りで、今。これはおかしいと思うんですね、セキュリティー上の問題とITの技術の問題というのは表裏一体ですので。
大臣が二つに分かれていて、片っ方の
大臣には
内閣委員会で
質問ができないんですよ。それは、国会の冒頭でそういう仕切りで
委員会をやりますよという決議をしているから、もちろん我々の責任でもあるんですけれども、要は、衆議院の議院側がこの問題についてちょっとしっかりと議論をしないとだめかなと。
要は、科技特があります、そういう技術的な
質問をしたいときは科技特でしてくださいと言うんですけれども、科技特なんてほとんど行われないじゃないですか。きょうやっています、きょうやりますよ、
大臣所信。ほとんどの国会で
大臣所信しかしないんですよ。それで、臨時国会なんかじゃ開かれなかったりするんですね。ほぼほぼ、やっていないです。
それで、科技特では法案を審議はできないというふうに決まっているんですよ。法案の審議となると
内閣委員会にかかって、
平井大臣は法案の審議のときは来てはります、担当
大臣ですから答弁もちゃんとします、でも、法案はこっちでやるんです。更におかしいと思うのが、参議院には科技特がないんですよね、科技特がないから、参議院は
内閣委員会でその
質問ができるわけですよ、技術的なことも。
だから、衆議院と参議院でその扱いが違うことも納得できないし、そういった技術面の
質問を一般質疑でやろうと思ってもここでできないというのは、これは、調べてもらったら、百五十一回国会で、確認事項ということで、
内閣委員会のその所管
大臣とかいろいろ話合いで決めているわけですね。それで、その後、百六十六国会、百六十六だから何年後かちょっとよくわからないですけれども、それを七
大臣にしています。
こういう確認事項というのは、要は、与野党で話合いをして決めているわけですけれども、これは、その当時、スマホもないような時代の話なんですね。だから、IT技術はその当時に比べても格段に
向上しているし、全く変わっているんですね、世界が。その世界が変わっている中で、この
委員会のそういった議論の場の扱いが全く変わっていないというのは、これはちょっと、与野党の筆頭間協議でいろいろと、今は私
たちは筆頭間協議はどうかと言っていますけれども、やむを得ず筆頭間協議でこれを決めているわけですから、筆頭間でしっかりこの点について議論をしていただきたいなと。
これは誰に
質問をしても答弁できないので、僕がただただ文句を言っているだけの話になるんですけれども、じゃ、これは誰に聞いたらええのと言ったら誰も答えられませんと言って、
最後、それならしゃあないから
委員長に聞こうかと言ったら
委員長も答えられませんと言うから、こうやって僕がひとり言を言っているわけですけれども。
これは、でも、ゆゆしきことやと思うんですよ、その議論がでけへんというのが、
内閣委員会で。
ここはしっかりと、一度、与野党間協議をしっかりやっていただいて、次の国会では、冒頭で、まあ、科技特をなくすというのがまた、
委員長ポストが
一つ減るから、しかもその
委員長ポストが野党ポストだから、なかなかそれがちょっと微妙やなと。野党の皆さんが、
日本維新の会以外の野党がどう思うかというのがちょっとあるんですけれども、私はもう廃止してしまったらええと思いますよ、だって、何の議論もされていないですから。それがあることによって
平井IT担当
大臣は
内閣委員会で答弁もできない。
では、科技特をいっぱいやればいいじゃないかといいますけれども、特別
委員会と常設の
委員会は全く、多分、僕は違うもんやと思いますので、やはり、常設
委員会でそういう
質問が、議論を制限されるというのは、それはちょっとあってはならぬことちゃうかなと思っていますので。
私の
質問時間はもう終わっていますか。大丈夫ですか。まだありますか。
質問しないですけれども。しないというか、できないんですけれども。
これは、本当にちょっと、セキュリティーのことについては櫻田さんに聞けるけれども、それを裏づけする技術面のことは担当している
平井大臣に聞けないという
状況は
改善すべきだと思っていますので、ぜひ筆頭間協議で合意をしていただいて、今国会は無理だと思うので、次の国会からはそういった……(発言する者あり)議運マターなんですかね。何か、これはどこで議論したらええのかすらわからないんですよ、実は。だから、よくわからないんですよ。
どこでどうなってこうなったのかというのをちょっと一度整理していただいて、これは、でも、
政治側の都合だけの話ですので、それが整理できたらできるようになると思いますので、よろしくお願いしまして、
質問を終わります。
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