○足立
委員 日本維新の会の足立康史でございます。
きょうは、三度目の
質問の機会をいただいております。ありがとうございます。
一応、統計
集中という趣旨ですので、あくまでも統計に絞って
質問させていただきたいと思います。
西村長官、お忙しいところ、済みません、また、きょうは、何か時間がずれ込んでいまして、大丈夫ですか。大丈夫。済みません。
早速、
西村長官、きょう、総理にもお越しをいただいて、
質問させていただきました。私は、ちょっと僣越ながら、こういうちょっと、適当な絵ですけれども、こういうものを御用意して、総理と
やりとりをしました。これの意図するところは、結局、厚生労働省のこの毎勤統計の改善検討会といっても、これは、何か中立とか第三者とか、まあ、それは検証だけれども、中立公正とかいう議論をするけれども、結局、
行政機構ですから、この検討会を準備したのは厚生労働省の役人だし、実際、この検討会の結果を受けて、
総務省の
統計委員会に承認申請をし、また、財務省に予算要求をして、実際、予算も
措置されている。その総合調整官庁の上に、更に、その大所高所からの官邸のリーダーシップや、あるいは諮問
会議がある。別に、その官邸のリーダーシップとか諮問
会議というのは、別によこしまなことを言っているんじゃなくて、統計のあるべき姿について、統計
改革を
政治がリードするというのは、私は全然問題ない、こう思うんですね。
だから、もう大体総理の御答弁をいただいているから、そういう
意味では、もう副長官に改めて伺うこともないんですが、せっかくの機会なので、ちょっと深掘りして討論させていただきたいんですが、総理も、総理秘書官が、毎勤統計のそのサンプリングの仕方について
理由を尋ねたり、専門家の
意見を聞いてみてはどうかと示唆するのは、これは至極当然のことだと総理は御答弁されました。私もそう思います。また、阿部座長も、何か特定の意図は感じなかったというふうに、日経でしたか、そういう
やりとりがある、これも総理から御答弁いただきました。
したがって、今回の見直しは、専門家の検討を経て統計的な観点から行われたものと承知をしているが、いずれにせよ、総理秘書官が見識の範囲内で
問題意識について
意見を述べるのは当然だというのが総理の答弁でした。
西村副長官も私も、同じ通産省、経産省で役人をやっていましたから、しょっちゅう秘書官から電話がかかってきますよね、普通に仕事をしていたら。要は、森羅万象を見ている総理のもとでやっている秘書官たちは、いろいろやっているわけです。だから、いろいろ相談があれば
意見も言う。僕は、だから、この図にあるように、この赤い矢印にあるように、いろんなインタラクションがあっても全然構わないんじゃないかなと思っているわけです。
副長官、どうですか。これは全然問題ないですよね、こういう
やりとりがあること。例えば、総理秘書官が見識の範囲内で
問題意識を開陳すること。
僕は、全然、何が一体、だから、この数日というか、また一カ月、二カ月たっているのかもしれませんが、
国会で行われている議論で、いろんな、元官僚の
政治家も自民党にもたくさんいらっしゃいます、元官僚の自民党の同僚議員、あるいは元官僚の公明党の同僚議員、あるいは野党の皆さんでも心ある人に、これは結局何を議論しているんだと言ったら、みんな、いや、わからないと言って、
意味のある議論がなされているとは思えないという感想、みんな思っていますよ。
副長官も言っちゃってください、もう最近の
質問は
意味がないって。