○足立
委員 日本維新の会の足立康史でございます。
きょうは五十分いただいていますが、有意義にやっていきたいと
思います。
最近、いろいろ、いろんな支持者の
皆さんとか、ネットとか、いろんなところで国民の
皆さんの御
意見を伺っていると、ちょっと今の国会どうかという、国会に、まあ、政府に対するものもそれはありますが、国会に対する苦言がやはり大変多くなってきていると
思います。
私は、もちろん、議院
内閣制のもとで、政府には当然
説明責任があるわけでありますが、ここに並んでいる私
たち国
会議員にも、国
会議員としての責任がこれはあると
思いますね。しっかりと取り上げたテーマについては結果を出していく。何か、どこまでも、いつまでたっても答えが出ないような空虚な
質問を余り繰り返さないように、
一般論ですよ、これは
一般論ですが、そういうふうに大変強く思うわけであります。
この国会は統計の話がいろいろ出ていますが、きのうの予算
委員会を見ていても、きょうの新聞ですけれども、統計不正と手法変更は別問題だ、これは安倍総理が、統計不正と手法の変更は別問題だ、いや、それは別問題に決まっていますよね。これをまぜこぜにしてわざわざ国民にわかりにくくしているのが今の国会の維新以外の野党の
質問だ、こう
思います。
更に言うと、その統計不正と、抽出の、サンプリングの手法の変更と、それから何かアベノミクスの実質賃金がどうのこうのという経済指標の問題、この三つをわざと混乱させているんだと思うんですよね。
きのうも、夜十時半ぐらいに、玉木雄一郎さんが、きょう、国民の皆様も、国民でしたっけ、いつもお世話になっております、中谷先生ね。中谷先生も、きょう御
質問を拝見していましたけれども、誰が答弁するかなんというのはどうでもいいと
思いますよ。(発言する者あり)いや、だって、一番詳しい人が答弁したらいいじゃないですか。それで、きょうの中谷先生の
質問を見ていると、明らかにそれは局長がやればいい話を、いや、
大臣やってくれ、何で
大臣が答弁しないんだと言うけれども、それは
大臣が答弁するに値しないテーマだからですよ。(発言する者あり)まあ、いいや。
だから、余り誰が答弁するかとかいうのは、それはやはり
質問する側の責任も大きいと私は
思いますよ。
きのうの夜、玉木さんが、御党の代表がこういうことをツイートされていました。官邸や経済財政諮問
会議がやることは、統計ルールを都合よくいじることではなく、これもひどいよね。官邸や諮問
会議が統計ルールを都合よくいじっているという前提で書いているんですね。こういうのを印象操作と言っているわけです。官邸や諮問
会議がやることは、統計ルールを都合よくいじることではなく、どうやったらみずからの会社も含め労働分配率が上がるかを考えることだ、これは実質賃金の話をしているんだと
思いますけれども、総理に
質問したが明確な答えはなかったと胸張ってツイートしているんですけれどもね。
いや、それは、あなたが政府に聞くんじゃなくて、国民民主党として提言した方がいいんじゃないの。国民民主党。玉木君だから。玉木君だから。国民民主党として、しっかりと。
僕は本当にそう思うんですよ。大体、政府に聞くんじゃなくて、じゃ、どうやったら経済がもっとよくなるのか。安倍政権、アベノミクスに文句があるんだったら、もっと、どうやったらいいのか。いや、僕は
意見がありますよ、きょうもちょっと申し上げますけれども。
そうやって、総理に
質問したが明確な答えはなかったと胸張って言っているのは、国民民主党の、支持率はうちより低いので、ちょっと胸張って私も言いますけれども。
その関係で、けさ、ある方がツイートされていました。苦言ですよ、国民民主党に対する。
労働組合を支持母体とする政党は、ほかにもあります、労働組合を支持母体とする政党は実質賃金向上の責任は自分
たちにあると思ってほしい。そうだよね、労働組合なんだから。そして今回の春闘でのベースアップ目標を五%程度とし、これが
実現できなければ枝野と玉木は、僕が言っているのはツイッターですよ、僕は呼び捨てにしませんから。国民です、国民。枝野と玉木は責任をとって代表からおりるぐらいの覚悟を示してほしい。過去の実質賃金のデータをちまちまなめているときか。ばあっと、ツイッターですよ。これが国民の声だと
思いますよ。
だから、私は、きょう、お時間を頂戴していますし、
西村統計
委員長にも、ありがとうございます、大変お忙しい中、大変尊敬を申し上げております
西村委員長、お越しをいただいていますし、それから、同じ
西村、
西村康稔副長官にもおいでをいただいています。ありがとうございます。
できるだけ早くその
部分を終わらせて、御退席をいただきたいと思っていますが。
それで、早速、
西村委員長、済みません、いや、もう頭で答えていただいたら十分ですが、ずっと国会が統計の問題でわあわあやっています。
先ほど私が申し上げたように、統計不正の問題は、これは
委員長が一番怒っていらっしゃるように、十何年にもわたって統計不正があったということは大問題ですね。これは大問題。これを、
西村委員長も再三、これはけしからぬということをおっしゃっている。
それから、
西村委員長、経済の御専門ですから、当然、名目賃金、実質賃金の話も、これは言うに及ばず、野党の国会論戦がいかに
意味がないかということは十分御理解されていると
思いますが、それは答弁を求めません。
むしろ、三つに分けて、経済指標の問題と、統計不正の問題と、その間に、今一番国会に時間をとっている、手法の変更ですよ、手法の変更。
西村さん、これは何か問題がありますか。