○丸山
委員 日本維新の会の丸山穂高でございます。
私からも各種伺っていきたいんですが、最後の話、たしか以前、
麻生大臣と、私じゃなかったと思うんですけれども、ほかの方がやりとりしているときに、
大臣、大体ツケでしょう、そんな、現金や、まあカードももちろんお使いになるとは思いますけれども、大体ツケでお支払いになると思いますしという話をたしかされて、おお、さすが
麻生さんだなというのを、去年かおととしか、そんな話をした覚えが、今思い出したんですけれども。逆に、我々若い世代からしたら、
麻生大臣ほどの方が、小銭入れを取り出して小銭入れでじゃりじゃりされていたら、それはそれでびっくりしますので、当然の話だと思いますし。
さっきのお話を聞いていても、そういったツケ払い若しくはカード払い以外にも、キャッシュレスに関しては、私は、今の
宮本委員の意見とは逆で、どんどん推進したらいいと思うんですよ。
現にすごく便利です。私も、ほとんどキャッシュレスで払える
部分はできる限りキャッシュレスで払いますし、ポイントを見ても、今いろいろな各種ポイントがあるので、
民間企業がそれぞれ、例えばポイントに優劣をつけてやっていく、それを消費者が見ていく中で、最後、競争で淘汰が起きていく、これは自然な話だと思いまして、これは工夫すればするほど安くなります。
例えば、今、FeliCaだけじゃなくて、QRコードの話で、いっぱいいろいろな種類が出てきていますけれども、FeliCaに比べてQRコードがおくれたということもあって、今、必死にこれらの
企業はポイント還元なり、若しくは安くするというのをやっています。最大、大体今だと二〇%ぐらい、前後安くなるわけですから、逆に言えば、これはアプリを入れれば、振り込みで誰でもできるわけですよ。そうしたら、やはり調べれば調べるほどやろうという人がふえていくでしょうし、逆に言えば、お金のない方も、カード決済だと、高くても二%とか、すごいところは五%とかありますけれども、大体それぐらいのものが、キャッシュレスであれば二〇%引きなわけですから、非常に賢く消費いただく方にとってはいいことだと思いますし、どんどんどんどんやったらいいと思います。
ただ、FeliCaの方が進んでいたのになぜQRだというのはあるとは思いますが、しかし、FeliCaはあの端末が要りますので、あの端末を、例えば個人同士であれを持つべきかというとちょっと違うと思いますし、例えばフリーマーケットのところで一々用意するというのは変なので、個人間決済に対してQRが出てくるのも非常にありかなというふうに私は市場を見ています。
そういった意味では少し、
宮本委員とはその点は違うんですが、しかし、税に関して、税の
部分が複雑になるというのはちょっと違うかなというふうに思います。
民間企業の方で何かのサービスに対してポイントをつける、これは自由ですし、消費者の中で確認していって競争が起きる、これは自然なことで、どんどんやっていただきたいですが、税が複雑になっていくというのは非常におかしくなりますし、簡素で国民にわかりやすい、これが非常に大事な点ですが、その点では今回の
税制はおかしい。この点では、
宮本委員、ちょっといらっしゃいませんが、この点は私も思います。
そういった意味で、今回の
税制、非常に、見ていてこれでいいのかなと正直思うところでございます。ずっと、新聞の、なぜ
軽減税率を適用されるのかという点はやってきましたので、これ以上は言っても同じ繰り返しになるので言いませんが、おかしいと本当に思う
部分も多いですし、何より、
消費税は、財政が足らないと言っているので、そのお金がないから上げさせてくれと言っているのに、その
対策のために多額のお金を出すというのは非常に、逆に本末転倒だというふうに思うんですが、まず、この
あたりについて、大きな枠の議論を聞いていきたいんです。
まず、
消費税増税に対して、今回、予算でも
税制でも、消費冷え込みに対していろんな
政策を打つんだという形でパッケージにされています。これらについて、いろんなことをやられていると思うんですけれども、一体、総額で幾ら減収することになるのか。そして、逆に言えば、予算を組むわけですから、それに対して支出をしなければいけません、支出をすることになるのか。この
あたりについて、具体的な
数字をお答えいただきたいんですけれども。