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2019-05-24 第198回国会 衆議院 国土交通委員会 第14号
公式Web版
会議録情報
0
令和元年
五月二十四日(金曜日) 午前九時一分
開議
出席委員
委員長
谷 公一君
理事
伊藤
忠彦
君
理事
岩田 和親君
理事
金子 恭之君
理事
根本 幸典君
理事
松本 文明君
理事
矢上
雅義
君
理事
津村
啓介
君
理事
中野
洋昌
君 秋本 真利君 鬼木 誠君 門 博文君 神谷 昇君
工藤
彰三
君 小島 敏文君 古賀 篤君
笹川
博義
君
田中
英之
君 高木 毅君 谷川 とむ君
津島
淳君 土屋 品子君 中谷 真一君
福田
達夫
君
藤井比早
之君
藤丸
敏君
古川
康君 三谷 英弘君 宮内 秀樹君 宮崎 政久君
宮路
拓馬
君 盛山 正
仁君
荒井 聰君
福田
昭夫君
道下
大樹
君 森山 浩行君
小宮山泰子
君 下条 みつ君 日吉 雄太君
伊藤
渉君 北側 一雄君
清水
忠史
君 井上 英孝君 重徳 和彦君 広田 一君 …………………………………
国土交通大臣
石井
啓一
君
国土交通
副
大臣
大塚 高司君
国土交通大臣政務官
工藤
彰三
君
国土交通大臣政務官
田中
英之
君
国土交通委員会専門員
宮岡 宏信君
—————————————
委員
の異動 五月二十四日
辞任
補欠選任
加藤
鮎子
君
古川
康君
鳩山
二郎
君
宮路
拓馬
君
福田
達夫
君
津島
淳君
望月
義夫
君
藤丸
敏君 簗
和生
君
笹川
博義
君 同日
辞任
補欠選任
笹川
博義
君 簗
和生
君
津島
淳君
福田
達夫
君
藤丸
敏君
望月
義夫
君
古川
康君
加藤
鮎子
君
宮路
拓馬
君
鳩山
二郎
君
—————————————
本日の
会議
に付した案件
建設業法
及び
公共工事
の
入札
及び
契約
の
適正化
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
(
内閣提出
第五二号)
国土交通行政
の
基本施策
に関する件
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案起草
の件
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する件 ————◇—————
谷公一
1
○
谷委員長
これより
会議
を開きます。
内閣提出
、
建設業法
及び
公共工事
の
入札
及び
契約
の
適正化
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
を
議題
といたします。
本案
に対する質疑は、去る二十二日に終局いたしております。 これより
討論
に入るのでありますが、
討論
の申出がありませんので、直ちに採決に入ります。 少し静粛にお願いします。
内閣提出
、
建設業法
及び
公共工事
の
入札
及び
契約
の
適正化
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
について採決いたします。
本案
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
谷公一
2
○
谷委員長
起立総員
。よって、
本案
は原案のとおり可決すべきものと決しました。
—————————————
谷公一
3
○
谷委員長
ただいま議決いたしました
法律案
に対し、
伊藤忠彦
君外六名から、
自由民主党
、
立憲民主党
・
無所属フォーラム
、
国民民主党
・
無所属クラブ
、
公明党
、
日本共産党
、
日本維新
の会及び
社会保障
を立て直す
国民会議
の七
会派共同提案
による
附帯決議
を付すべしとの
動議
が提出されております。
提出者
より
趣旨
の
説明
を求めます。
津村啓介
君。
津村啓介
4
○
津村委員
ただいま
議題
となりました
附帯決議案
につきまして、
提出者
を代表いたしまして、その
趣旨
を御
説明
申し上げます。
趣旨
の
説明
は、
案文
を朗読してかえさせていただきたいと存じます。
建設業法
及び
公共工事
の
入札
及び
契約
の
適正化
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
に対する
附帯決議
(案)
政府
は、本法の
施行
に当たっては、次の
諸点
に留意し、その
運用
について遺漏なきを期すべきである。 一
令和
六
年度
から適用される
建設業
における時間
外労働
の
上限規制
を視野に、長時間
労働
の
是正
や
週休
二日の
確保
が図られるような
工期
に関する
基準
を策定するとともに、この
基準
を踏まえ、国及び
地方公共団体
において、適正な
工期
の
実現
が図られるよう努めること。 二
地方公共団体
に対して、
債務負担行為
や
繰越明許費
の
活用
により、
施工
時期の
平準化
に取り組むべきことを要請するとともに、
地方公共団体
におけるこれらの円滑な
実施
のために必要な
取組
を進めること。 三 元
請負人
と下
請負人
の間における
請負代金
の
支払
の
適正化
など
建設工事
の
請負契約
の
適正化
を図るとともに、
重層下請構造
の
改善
に向けた
取組
を進めること。 四
公共工事設計労務単価
の引上げを一次
下請
以下の全ての
建設労働者
の
賃金上昇
につなげていくとともに、
下請代金
のうち
労務費相当分
が着実に現金で
支払
われるようにすることで、
建設労働者
への
賃金
の着実な
支払
を
確保
すること。 五
建設業
の
許可業者
における
社会保険加入
を達成するとともに、下
請負人
への
法定福利費
の着実な
支払
及び一人
親方
をはじめとした小規模な
個人事業主
やその
労働者
における適切な
保険
への
加入
を
促進
すること。また、
建設技能者
が
加入
する
国民健康保険組合
に対する十分な
財政支援
に努めること。 六
技術者
について、
技術検定制度
の再編を始めとして
若年者
の積極的な登用を
促進
することにより、
担い手
を
確保
するとともに、適正な
施工
の
確保
を図ること。 以上であります。 何とぞ
委員各位
の御
賛同
をお願い申し上げます。
谷公一
5
○
谷委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 採決いたします。 本
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
谷公一
6
○
谷委員長
起立総員
。よって、本
動議
のとおり
附帯決議
を付することに決しました。 この際、
国土交通大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
国土交通大臣石井啓一
君。
石井啓一
7
○
石井国務大臣
建設業法
及び
公共工事
の
入札
及び
契約
の
適正化
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
につきましては、本
委員会
におかれまして熱心な御討議をいただき、ただいま
全会一致
をもって可決されましたことに深く感謝申し上げます。 今後、審議中における
委員各位
の御意見や、ただいまの
附帯決議
において提起されました事項の
趣旨
を十分に尊重してまいる
所存
でございます。 ここに、
委員長
を始め、
理事
の
皆様方
、また
委員
の
皆様方
の御指導、御協力に対し、深く感謝の意を表します。 まことにありがとうございました。
—————————————
谷公一
8
○
谷委員長
お諮りいたします。 ただいま議決いたしました
法律案
に関する
委員会報告書
の作成につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
谷公一
9
○
谷委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
〔
報告書
は附録に
掲載
〕 ————◇—————
谷公一
10
○
谷委員長
次に、
国土交通行政
の
基本施策
に関する件について
調査
を進めます。
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案起草
の件について議事を進めます。
本件
につきましては、盛山正
仁君外
五名から、
自由民主党
、
立憲民主党
・
無所属フォーラム
、
国民民主党
・
無所属クラブ
、
公明党
、
日本維新
の会及び
社会保障
を立て直す
国民会議
の六
会派共同提案
により、お
手元
に配付してありますとおり、
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
の
草案
を
成案
とし、本
委員会提出
の
法律案
として決定すべしとの
動議
が提出されております。
提出者
より
趣旨
の
説明
を求めます。盛山正
仁君
。
盛山正仁
11
○盛山
委員
ありがとうございます。 本
起草案
の
趣旨
及び
内容
につきまして、
提出者
を代表して御
説明
申し上げます。 近年、全国的に
自然災害
が頻発しており、相次ぐ
自然災害
からの迅速かつ円滑な
復旧復興
のため、
災害
時の
緊急対応
の
充実強化
が
急務
となっております。 また、
公共工事
の
品質確保
の
担い手
を育成、
確保
することが喫緊の課題となっており、昨年、
労働基準法
の
改正
を含む働き方
改革
を推進するための
関係法律
の
整備
に関する
法律
が成立したことも踏まえ、
公共工事
においても、長時間
労働
の
是正
や
処遇改善
といった働き方
改革
を
促進
することが
急務
となっております。 あわせて、
建設業
及び
公共工事
の
持続可能性
を
確保
するためには、
生産性
の
向上
を図る必要があります。 さらに、
公共工事
の
品質確保
を図る上では、
測量
、
地質調査
その他の
調査
及び
設計
の
品質
が重要な
役割
を果たしていることを踏まえる必要があります。 本
起草案
は、このような
状況
を踏まえ、
公共工事
の
品質確保
の
促進
を図ろうとするもので、その主な
内容
は次のとおりであります。 第一に、
公共工事
に関し、国又は
地方公共団体等
が
発注
する
測量
、
地質調査
その他の
調査
及び
設計
を、
公共工事
に関する
調査等
として定義に追加し、広く本
法律
の
対象
として位置づけることとしております。 第二に、
基本理念
において、
公共工事
の
品質
が、
災害復旧工事等
の迅速かつ円滑な
実施
のための
体制整備
や適正な
請負代金
、
工期等
による
請負契約
の
締結等
により
確保
されなければならないこととし、
公共工事
の
品質確保
に当たっては、
情報通信技術
の
活用等
を通じて、
調査等
、
施工
及び
維持管理
の各段階において
生産性
の
向上
が図られるよう配慮しなければならないこととしております。 第三に、
発注者等
の
責務
として、
災害
時における
緊急性
に応じた
随意契約等
の適切な
入札契約方法
の選択、
地域
における
公共工事等
の
実施
時期の
平準化
のための
繰越明許費
又は
債務負担行為等
の
活用
による翌
年度
にわたる
工期等
の
設定
、
公共工事等
に従事する者の休日等を考慮した適正な
工期等
の
設定
、
建設業者団体等
との
災害協定
の
締結等
について定めることとしております。 第四に、
受注者等
の
責務
として、
公共工事等
を
実施
する者は、下
請負人
に使用される
技能労働者等
の
労働条件
、
安全衛生
その他の
労働環境
が適正に
整備
されるよう、
市場
における
労務
の
取引価格
、
保険料等
を的確に反映した適正な
請負代金
、
工期等
を定める
下請契約
を
締結
しなければならないこととしております。 第五に、国及び
都道府県
は、
発注関係事務
に関し
助言等
を適切に行う能力を有する者の
活用
の
促進等
に努めなければならないこととしております。 以上が、本
起草案
の
趣旨
及び主な
内容
であります。 何とぞ速やかに御
賛同
いただきますようお願い申し上げます。
—————————————
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案
〔
本号末尾
に
掲載
〕
—————————————
谷公一
12
○
谷委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。
本件
について
発言
を求められておりますので、これを許します。
清水忠史
君。
清水忠史
13
○
清水委員
日本共産党
の
清水忠史
です。
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案起草
の件につきまして、
発議者
の
方々
に
法案提出
の
趣旨
について確認させていただきたいと思います。 初めに、
中野洋昌議員
に
説明
をしていただきたいと思います。 本
法案
は、
公共工事
の
施工
時期の
平準化
により
労働環境
の適正な
整備
を図るとしております。
公共事業
の
施工
時期の
平準化
、一般的には聞きなれない言葉なんですが、平たく言うとどういうことか、また、
施工
時期を
平準化
すると
公共事業
の
従事者
に具体的にどのような利点が生まれるのか、ぜひ
関係者
や
国民
の皆さんにわかりやすく
説明
していただけるでしょうか。
中野洋昌
14
○
中野委員
清水先生
にお答え申し上げます。
公共工事
につきましては、通常、
年度ごと
の予算により
事業執行
を行っていることから、
年度
の初めには
工事量
が少なくなる一方で、
年度
末には
工事量
が多くなるという傾向がございます。
公共工事
の
施工
時期の
平準化
とは、年間を通じまして、こうした
工事量
の
偏り
をできるだけ小さくするということでございます。
工事量
の
偏り
が生じることで、
工事
の
閑散期
におきましては、
仕事
が不足をしまして、
公共工事等
の
従事者
の収入が減る
可能性
が
懸念
される一方、
繁忙期
におきましては、
仕事量
が過大になりまして、
公共工事等
の
従事者
の長時間
労働
や休暇がとりにくくなることなどにつながってまいります。また、
資機材
につきましても、
閑散期
には余剰が生じ、
繁忙期
には
資機材
の需要が高くなることによって円滑な調達が困難となる等の弊害が見受けられるところでございます。 今回の
改正法案
では、
公共工事等
の
施工
時期の
平準化
を図るため、
発注者
に対しまして、計画的な
発注
や
繰越明許費
、
債務負担行為
を
活用
した翌
年度
にわたる
工期等
の
設定
を求めており、これにより
公共工事等
の
従事者
の
処遇改善
や
資機材
の
有効活用
などが図られ、
建設業
の働き方
改革
、
担い手確保
などに大きく貢献するものと考えております。
清水忠史
15
○
清水委員
ありがとうございました。 続いて、
津村啓介議員
にお尋ねしたいと思います。 本
法案
の第三条第八項では、
公共工事
に従事する者の
賃金
、
労働
時間、
安全衛生
その他の
労働環境
の適正な
整備
について配慮することで
公共工事
の
品質
を
確保
するという
内容
がございます。
公共工事
の
従事者
には
雇用契約
のない一人
親方
なども当然含まれるわけで、
雇用保険
に入らない一人
親方
につきましても
労働
時間や
安全衛生
を守るルールが必要だと思います。 一人
親方
の
賃金
、
労働
時間、
安全衛生
その他の
労働環境
の適正な
整備
は、今後どのように具体的に図られるべきだとお考えでしょうか。
津村啓介
16
○
津村委員
御
質問
ありがとうございます。 御
指摘
のとおり、
公共工事
の
品質確保
に当たりましては、一人
親方
を含む
公共工事
に従事する
方々
の
賃金
、
労働
時間その他の
労働条件
、
安全衛生
その他の
労働環境
の適正な
整備
が図られることが重要でございます。 このため、今回の
改正法案
におきましては、
公共工事等
における
請負契約
の
当事者
が、
下請契約
を含めて、
市場
における
労務
の
取引価格
や
社会保険料等
を的確に反映した適正な額、適正な
工期等
での公正な
契約
を
締結
することを規定しています。 この規定に基づいて適正な
契約
がなされれば、
契約
の
当事者
である一人
親方
の
労働環境
についても
改善
が図られるものと考えております。 今回の
改正
を踏まえて、適正な額の
請負代金
、
工期等
での
請負契約
の
締結
が徹底され、一人
親方
を含む全ての
公共工事等
に従事する方の
労働環境
の
整備
が図られることを期待しております。 ありがとうございます。
清水忠史
17
○
清水委員
最後に、盛山正
仁議員
にお伺いしたいと思います。 これまでも、
災害
時の
応急
、
復興等
の
対策
には、
随意契約
や
指名競争入札
を行ってきたわけです。そして、これらの
契約
では、
手続
の
透明性
、
公正性確保
を図るために、これまでも
国土交通省
が
ガイドライン
をつくってきたと思うんですね。 この
法案
では、改めて
条文
で、
発注者
は、
緊急性
に応じた
随意契約
、
指名競争入札
等適切な
契約方法
を選択することとしています。 従来行われてきたことを改めて
条文
に書き込んだわけなんですが、
現場
の地方自治体にとっての意義、あるいは
手続
の
透明性
や
公平性
の
確保
との
関係
も含めまして、御
説明
いただけるでしょうか。
盛山正仁
18
○盛山
委員
被災地
においての迅速かつ円滑な
応急対策
、
復旧復興
のため、
応急対策
や
復旧
に当たりましては、早期かつ確実な
施工
が可能なものを短
期間
で選定するということが何より大変大事でございます。 これまでも、国の
直轄工事
を中心として、
手続
の
透明性
、
公正性
に留意しながら、
緊急性
に応じた
随意契約
、
指名競争入札
の
活用
を図ってきたところは、
委員
の御
指摘
のとおりでございます。 しかしながら、
会計法令
上、
契約
に係る方式は
一般競争契約
が原則とされておりますので、このため、
地方公共団体
によっては、どのような
工事
を
対象
として、どの程度の
期間
、
随意契約等
を
活用
してよいかわからず、これではちょっと不安であるという声も聞いているところでございます。 そこで、今回、
法律
におきまして、
災害応急対策
、
災害復旧
における
随意契約等
の
活用
につきまして、
発注者等
の
責務
として明確に規定することといたしました。これによりまして、
地方公共団体
も安心して
災害
時に
随意契約等
を
活用
することが可能になるものと考えております。 もちろん、
委員
、御
懸念
のとおりというんでしょうか、御
懸念
がないように、
手続
の
透明性
、
公正性
の
確保
は大変重要でございますので、それらに留意することを
法律
上明記しております。 また、迅速かつ円滑な
災害応急対策
、
復旧
の
実現
のためには、日ごろから、つまり
平素
からの備えが重要でございます。急になかなかそう簡単にできるというものではございませんものですから、
建設業者団体等
との
災害協定
の
締結
についても、つまり、転ばぬ先のつえというか、
平素
からそういうような
災害協定
の
締結
をすることにつきましても、
発注者等
の
責務
として位置づけているところでございます。 今回の
改正
によりまして、
災害応急対策
、
復旧
における
緊急性
に応じた
随意契約等
の
活用
が、適切な形で
都道府県
、市町村へも浸透しまして、
被災地
における迅速かつ円滑な
応急対策
、
復旧復興
が図られることになることを期待しているところでございます。
清水忠史
19
○
清水委員
ありがとうございます。
発注者側
の安心につながり、
災害
時の迅速な
復旧
に資するものだということがよくわかりました。
発議者
の
方々
への
質問
により、本
改定案
が
公共工事
の
品質確保
に資するものだということも理解できました。
発注者
の
責務
として、適正な
請負代金
と適正な
工期
による
請負契約
の
締結
を本
改定案
の
基本理念
に据えたことは重要だと考えます。長時間
労働
をなくし、
労働災害
を防止していく上でも必要なことだと考えます。
建設現場
では
転落事故
などの
労務災害
が多発しており、若い
人たち
が入職を敬遠する大きな要素ともなってきました。
建設労働者
の
団体
からは、
手すり優先
の
足場
を義務化し、
足場組立て
後の点検を
専門家
に委ねることなどを求める声も出されております。
公共工事
における
品質確保
を
促進
していくとともに、
民間発注工事
においても
建設労働者
の
安全衛生
その他
労働環境
を
整備
していくために、
日本共産党
も全力を尽くす決意を表明いたしまして、
質問
を終わらせていただきます。 ありがとうございました。
谷公一
20
○
谷委員長
これにて
発言
は終了いたしました。 これより採決いたします。
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律案起草
の件につきましては、お
手元
に配付してあります
草案
を本
委員会
の
成案
とし、これを
委員会提出
の
法律案
と決するに
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
谷公一
21
○
谷委員長
起立総員
。よって、そのように決しました。 なお、ただいま決定いたしました本
法律案
の
提出手続等
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
谷公一
22
○
谷委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。
—————————————
谷公一
23
○
谷委員長
この際、
伊藤忠彦
君外六名から、
自由民主党
、
立憲民主党
・
無所属フォーラム
、
国民民主党
・
無所属クラブ
、
公明党
、
日本共産党
、
日本維新
の会及び
社会保障
を立て直す
国民会議
の七
会派共同提案
による
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する件について
決議
すべしとの
動議
が提出されております。
提出者
より
趣旨
の
説明
を聴取いたします。
道下大樹
君。
道下大樹
24
○
道下委員
ただいま
議題
となりました
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する件につきまして、
提出者
を代表して、その
趣旨
を御
説明
申し上げます。 なお、お
手元
に配付しております
案文
の朗読をもって
趣旨
の
説明
にかえることといたします。
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する件(案)
政府
は、
公共工事
の
品質確保
の
促進
に関する
法律
の一部を
改正
する
法律
の
施行
に当たり、次の
諸点
について適切な
措置
を講じ、その
運用
に万全を期すべきである。 一
災害
時における
復旧工事等
において、
緊急性
に応じて
随意契約等
の
入札契約方法
を選択する場合には、
入札契約
における
手続
の
透明性
及び
公正性
が
確保
されるよう、国は、
運用
に関する
ガイドライン
を周知するなど必要な
措置
を講ずること。また、国及び
地方公共団体等
は、
災害対応
に従事する
地域
の
建設業者
が将来にわたり活躍できるよう、平常時から
発注者
の
予定価格
の
設定
に当たっては、可能な限り最新の
単価設定
や
見積もり
を
活用
するとともに、
災害
時には、
見積もり
を積極的に
活用
し、その
災害対応等
に必要な費用を反映した適正な
価格
となるよう努め、
地域
における
発注関係事務
が円滑に推進されるよう
発注者
間の連携を強化すること。 二 国及び
地方公共団体等
は、
建設現場
で働く
技術者
・
技能者
の
労働
時間その他の
労働条件
が適正に
確保
されるよう、
週休
二日の
確保等
を含む適正な
工期設定
を推進するとともに、国は、
労務費
、
法定福利費等
が適切に
支払
われるよう、その
実態把握等
に努め、必要な
措置
を講ずること。 三 国は、
地域
における
公共工事
の
施工
時期の
平準化
に当たっては、
繰越明許費
や
債務負担行為等
の
活用
による翌
年度
にわたる
工期
の
設定等
の
取組
について
地域
の
実情等
に応じた
支援
を行うとともに、好事例の収集・周知、
発注者ごと
の
平準化
の
進捗状況
を把握し公表するなど、その
取組
を強力に
支援
すること。また、国及び
地方公共団体等
は、
受注者側
が計画的に
施工体制
を
確保
できるよう、各
発注者
が連携し、
発注見通し
を統合して公表する
取組
の更なる拡大を図るなど必要な
措置
を講ずること。 四 国及び
地方公共団体等
は、
建設現場
における
生産性向上
を図るため、
技術開発
の動向を踏まえ、
情報通信技術
や三次元データの
活用
、新
技術
、新材料又は新工法の
導入等
を推進するとともに、国は、
地方公共団体
や
中小企業
・
小規模事業者
をはじめとした多くの
企業等
においても普及・
活用
されるよう
支援
すること。 五 国及び
地方公共団体等
は、
公共工事
の
品質確保
を図る上で、
公共工事
に関する
調査等
の
品質
が重要な
役割
を果たすことを踏まえ、
公共工事
に関する
調査等
においても、適正な
予定価格
の
設定
、
ダンピング受注
の防止、適正な
履行期間
の
設定
、
履行期限
の
平準化
、
災害
時の
緊急対応
の
推進等
に留意した
発注
がなされるよう必要な
措置
を講ずること。 右
決議
する。 以上であります。
委員各位
の御
賛同
をよろしくお願い申し上げます。
谷公一
25
○
谷委員長
これにて
趣旨
の
説明
は終わりました。 採決いたします。 本
動議
に
賛成
の
諸君
の
起立
を求めます。 〔
賛成者起立
〕
谷公一
26
○
谷委員長
起立総員
。よって、
本件
は本
委員会
の
決議
とするに決しました。 この際、ただいまの
決議
につきまして、
国土交通大臣
から
発言
を求められておりますので、これを許します。
国土交通大臣石井啓一
君。
石井啓一
27
○
石井国務大臣
ただいまの御
決議
につきましては、その
趣旨
を十分に尊重し、努力してまいる
所存
でございます。
谷公一
28
○
谷委員長
お諮りいたします。 ただいまの
決議
についての議長に対する
報告
及び
関係当局
への
参考送付
の
手続
につきましては、
委員長
に御一任願いたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
谷公一
29
○
谷委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 次回は、来る二十九日水曜日午前八時五十分
理事会
、午前九時
委員会
を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午前九時二十六分散会