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初鹿委員 丁寧な
説明、ありがとうございます。
今の
説明を聞いていても感じたんですけれども、
建築主に対して、
省エネ住宅をつくることのメリットとか費用対効果とか、そういうことの
説明をやはり十分にしていくということがまず
最初ではないかなと思いますので、その点をしっかり取り組んでいただきますようにお願いさせていただきます。
それでは、下関北九州道路について
質問に入らせていただきます。
月曜日の日に野党四党で現地北九州に行きまして、今ある関門橋、そして関門トンネルを通過をし、そして、
建設予定地である日明地区から、北九州側です、日明地区から対岸を望んで見てきたところであります。
そこでいろいろヒアリングをして気がついたことや、そこでわかったことなどもありますので、その点も含めて
質問をさせていただきたいと思います。
我々、行きまして率直に感じたのは、地元の知事さんや市長さんが非常に道路を熱望しているという、その熱意は非常に感じました。ただ、その一方で、この費用対効果はどうなんだとか、この二つのトンネルと橋のバイパス機能としての機能が本当に備わっているものなのか、そういう
説明については十分にできていなかったのではないかなということを感じた次第であります。
問題は、そういう、本当に必要なのかどうかがきちんと検証がまだまだであるにもかかわらず、一旦中止をされていた道路がとんとん拍子で復活をし、国の直轄事業の予算がついたという、このとんとん拍子に進んでいるということに我々としては疑問を感じるところなわけであります。
それに対してこのそんたく発言ということがあったわけですから、やはり何らかのそういう力が働いて国の直轄事業になったのではないか、そう言わざるを得ないのかなということを感じているところです。
そこで、これまで
質疑の中で、国の直轄調査の予算がついたのは三月二十九日だから三月二十九日に決まったんだという
説明を何度もされてきているわけですけれども、やはり、十二月の二十日の副
大臣と吉田参議院幹事長との面会を契機にして、そのあたりから国の直轄調査にするということはもうほぼ決まっていたのではないかというふうに疑わざるを得ないなということが至るところで見えるわけですね。
その
一つとして、三月十九日の日にこの期成同盟会が、
大臣を始め各所に要望に行っております。その際の
大臣の答えというのが下関市と山口県のホームページに記載をされているんですが、そこでもうかなり踏み込んだことを
大臣はおっしゃっているんですよ、これが事実であればということですが。
そこを考えると、確かに、最終的に予算をつけますと決めたのは二十九日なのかもしれませんが、もっと前の段階でもうほぼ決まっていた、決めるつもりでいたということは間違いないんじゃないかと思います。
大臣、伺いますけれども、この山口県の公表
資料によると、
大臣は要望に対して、「来年度、直轄で調査を行う方向で考えている。あわせて
整備手法も
検討していく。」「これらについて、予算成立後、正式に発表する。」もう決まったも同然のことを言っているんですよ。
次のページを見ると、阿達政務官は結構これは慎重に答えて、「地元の
検討結果を踏まえて、早急に
検討を進めたい。」割と普通の答えをしているんですが、
大臣はかなり踏み込んでいるなと。
前
国土交通大臣の太田議員については、「(国で調査を行うこととなり)次の段階に入ってよかった。」次の段階に入ってよかったと言い切っちゃっているんですよ。これも何らかの
情報が行っていたのかなと疑わざるを得ない発言なんですが、こういうふうにホームページには載っています。
それで、下関の方はどうかというと、これは二十九日に予算が
決定した後に発表した談話なんですけれども、そこのところに、「「下関北九州道路」については、先日の中央要望において、
石井国土交通大臣から、「来年度から、国が直轄調査を行う方向で
検討している。」」そう答えていると書いてあります。
まず
大臣、この面会のときに、国が直轄調査を行う、そういう方向で
検討しているんだということを答えたというのは、それは事実でよろしいんでしょうか。