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田嶋委員 文科省さん、
先生からも大変いい
反応がありましたので、ぜひヒアリングもしていただくなりして、
全国一律、強制ということにはならないとは思います、ただ、
必要性、
重要性を十分周知していただいて、
うちの
学校でもやってみたいという
学校が急速に広がっていきますように、ことしから来年にかけてぜひ頑張っていただきたいと思います。もう今既に、こういう
グラフに示しているように、
日本はちょっと異様なぐらい、
リスクをとらずに、挑戦するという
子供たちが少ない
状況にあるということが
データで出ているわけですから、そこはちょっと
スピード感を持ってぜひやっていただきたいというふうに思います。
もちろん、ほかの
起業家教育みたいな、例えば、
やる気のある
子供たちに何か
体験、経験とか、そういうのはそれでやっていただければ結構だということです。
それから、もう
一つは、いろいろな
業界団体が
うちも
出前授業をやりたいというケースが結構あるんですけれども、これは、私はちょっと違うと思うんですよ。これは、
うちの
業界に人が少ないからと
自分たちのことを考えているわけだから、そうじゃなくて、私は
子供たちに、挑戦する
人生が楽しいぞということを、
就職が悪いというわけじゃないですよ、だけれども、挑戦する
人生も悪くないぞということを教える
授業をぜひ
全国展開してほしいということでございますので、よろしくお願いいたします。
それでは、次の
テーマに移りますが、きょうは
宗像さんが来ていらっしゃいますけれども、ちょっと飛ばしまして
知財のことについて、これから閣法が出てくるわけなので、
中身の話は余りしちゃいけないのかもしれませんけれども、
資料の四をごらんください。
私の部屋にも、今度の法案の
中身を聞かせていただきました。それを受けて私がつくってもらったのがこの
資料でございますが、こういう
説明だったんです。今回の
改正によって、いわゆる
知財の
保護強化ということですけれども、特に
意匠権の
保護強化ということですが、こういう
説明でした。ほかの国はもうみんなやっています、とっくにみんなやっています、だから
改正するんですという話があったわけです。
それを聞いて二つの
反応があると思うんですが、ああ、そうか、じゃ、
日本も頑張らなきゃいけないなという部分もあるわけでございますが、私は逆な
感じで、素朴に、なぜ、ほかの国がとっくにやっているそのとっくにやっていたころに、
我が国はとっくにやれなかったのか、そっちがやはりひっかかるわけでございます。
そこで、
宗像長官に
お尋ねをさせていただきたいんですが、
内容は次回からの
議論になると思うんですけれども、この
タイミング、この
グラフにあるように、アメリカではもう二十一世紀に入る前からそういうものが導入されていた、EUも二〇〇三年、
韓国も同じ二〇〇三年、
中国も二〇一四年、何か、こういう
知的財産に関しては
日本の方が進んでいるんじゃないかと思いきや、もう二〇一四年に
中国も明確化しているという中で、何か私は失敗しているんじゃないのかなというふうに
感じる、心配するわけであります。
本件について、国益の
観点から戦略的に最適な
タイミングをはかって今回
保護強化策を講じようということであるのか、それとも、随分また出おくれてしまったので今慌ててやっている、そういう
感じなのか。その辺をどういうふうに認識されているのかを教えていただきたいと思います。