○足立
委員 ありがとうございます。
今御紹介いただいたように、まさに
地元自治体が一体となって、
大阪の場合は
大阪府市が一体となって取り組んでいることが本当に大前提だったと私も思っています。
例えば、先ほど笠井
委員が、何かレッテル張り、印象操作で、
万博も反対、カジノについては猛反対。そんな人たちが支援をする
大阪市長や
大阪府知事がその場にいたら、絶対実現しなかったですよ。
だから、私たちは、やはり
大阪府市一体の取組が今回の前提であり、その上で、
世耕大臣始め、政府、財界、
地元自治体のオール・ジャパンでの取組が本当にこの結果につながったと心から改めて感謝を申し上げる次第であります。
さて、きょうは、笠井
委員がいろいろ言ってくれました。本当にひどいね、共産党の、あっ、共産党がひどいんじゃないんですよ、共産党の意見、共産党の考え方、いやあ、ひどいですね。
先ほど笠井さんがおっしゃっていたことをちょっとメモしたんですけれども、
大臣おっしゃったように、これは当たり前ですよ。IRと
万博、だって、別々に決まっているじゃないですか。だって、IRの
大阪誘致はまだ決まっていないんだから。もしそれが
大阪に来なかったら、BIEにけつをまくるんですか。そんなことをやるようなことができるとしたら共産党だけですよと言われても仕方ありませんよ、そういうことを言うんだったら。だって、共産党だったらそういうことがあり得るんでしょう。少なくとも、自民党の
大臣、
大阪維新の会、
日本維新の会の政治家であれば、そんな無責任なことはできませんよ。
先ほど笠井さんは、この取組を、この
大阪・
関西万博を無責任だと言った。どっちが責任だと。
世耕大臣、そして私たちは、
安倍政権と、そして私たち
大阪維新の会、
日本維新の会はこれを責任を持ってやりますよ。
大阪府議会、
大阪市議会で
議論しているとおりです。
特にきょう
議論しておきたいことは、全く別々だと言っているのに、関係ある、関係あるって、例えば
大阪・
関西万博のオフィシャルパートナー、僕はちょっと余り詳しくは知らないんですけれども、そこに何か関係の
企業が入っているからけしからぬとか。大体、そういう民間の取組に国会で口を出さない方がいいと思いますよ。まあ、共産主義だとそういうことをするんだと思いますが、我々は資本主義だし民主主義ですから、そういう民間の取組に口を出しません。
経済、
経済活動、民間の
活動というのは自由にやってもらうんですよ。その上で、民間の投資を呼び込む。全て税金でやるのが共産主義かもしれないけれども、私たちは資本主義だから。できるだけ、市民、府民、
国民の税金に頼るのではなくて、できれば民間投資を促す。投資が投資を呼ぶような、そういう大都市政策あるいは
万博の成功、ここにどう持ち込むかということに、みんな苦労しているんじゃないですか。苦労というか、みんなそこに尽力をしてきているわけですよ。だから、根本的に
日本共産党と、まあ尾辻さんがどういう立場かちょっとよくわからなかったんだけれども、法案には賛成してくださるようでございますが。
私たちは、やはり、そういう
経済観とか社会観とか
企業観ではありません。だからこそ、例えば、これは、ちょっときょう持ってきましたよ。例えば、今回の
大阪・
関西万博の
誘致が決定したことで、
大阪メトロの延伸も、今、
大阪府市が
中心になってやっていますよ。
大阪メトロの中央線の延伸。
それから、その関連で、夢咲トンネルという、これはちょっと僕も市内は詳しくないんだけれども、夢洲と咲洲を結ぶトンネルかな、これが、先ほど私が御紹介をした
大阪万博の招致が敗北をした、それで中断していたんですよ、ずっと。そもそも、夢洲自体が、
大阪万博の失敗で……(発言する者あり)
大阪オリンピックの招致失敗で、夢洲はペンペン草がずっと生えていた。だから、新聞記事を見てください。「夢咲トンネル工事再開へ」、「五輪招致敗れ中断十年」。
そういう中で、例えば、先ほど申し上げた
大阪メトロの中央線の延伸。近鉄も、夢洲―奈良、
大阪だけじゃないですよ。
関西一円の
鉄道網が充実をしていく。近鉄は、夢洲―奈良直通特急を走らせる。新聞報道ですけれどもね。それから京阪も、夢洲―淀屋橋―京橋、「「
大阪東西軸」で成長戦略」、京阪電鉄、京阪ホールディングスの成長戦略ですよ。JR西
日本、おおさか東線、「期待わく奈良」。それから、なにわ筋線。これはJR西
日本と南海ですよ、なにわ筋線。それからさらに、
大阪モノレールの延伸を許可、これはきのうかおとついですよ。それから、阪急。僕は阪急沿線なんですけれども、私の
地元は。「阪急二新線 事業化前進」、「関空アクセス向上」。切りがありません。
結局、投資が投資を呼ぶ。
安倍政権が推進をしてくださっている成長戦略というのは、結局こういうことなんです。特に
日本は、北海道から沖縄までさまざまな
地方創生の
課題を抱えていますが、やはりマクロ
経済的には、大都市がその成長を牽引しなければならない。
だから、私たちは、東京に本部を置くさまざまな政党とは違う、
大阪に本部を置く、
地域から生まれた唯一の国政政党として、あるいは
大阪維新の会というその母体となる
地域政党が
中心となって、松井知事、吉村市長が一体となって、この
大阪の大都市戦略、
大阪という大都市圏の成長戦略をずっとこの九年、十年にわたってやってきた、その形が今できつつあるということなんですね。
きょう、
鉄道局においでをいただいています。
私は、これは個別具体のことは、民間もこれはまだ企画段階のものもありますから、なかなか
お答えいただけないと思うんだけれども、
一般論として、私は、例えばこういう
万博とかIRとか、いろいろなそういう開発、ペンペン草が生えていて付加価値ゼロ、価値を生み出す生産性ゼロの土地をそうやって生かすことでさまざまな民間事業者、例えば
鉄道事業者が投資を再開する、また、その
鉄道事業者が投資をすれば、この新聞にも、「十三駅
周辺 再開発の足音」、もうさまざまなその近隣駅
周辺が、大都市
大阪が全体に投資が呼び込まれていきます。
これがまさに、東京オリンピック・パラリンピックの後の
日本経済を牽引する二つの翼の
一つとして、関東のみならず、
関西が引っ張っていく、これが
世耕大臣のビジョンなんですよ。そういう
世耕大臣のビジョンのもとで、我々は
地域政党として全力でこれをやってきたわけですね。
投資が投資を呼ぶ。共産党には
理解できません。ちょっと共産党に教えてやってください。投資が投資を呼ぶとはどういうことですか。