○広田
委員 社会保障を立て直す
国民会議の広田一でございます。
まさか、かつての
参議院の同僚の
皆さんとこのような場で
議論をするとは思っておりませんでしたが、よろしくお願いを申し上げます。
まず、先ほど
塩川委員との間で、昨年の六増、
特定枠の
導入、これが抜本的な
見直しなのかどうかという
議論がございました。その問いに対して
岡田議員の方からは、抜本的な
見直しだというふうな旨の答弁があったわけでございますけれ
ども、果たしてそうでしょうか。
去る六月三日、この前の
参議院の議院運営
委員会、この中で、
自民党、公明党を
代表しての賛成討論がありました。その中で、
参議院の
定数六増については、これは臨時的、暫定的な
措置として必要最小限の
改正というふうな旨を明確に述べております。
確かに、今回の
自主返納案というのは、対象になっている
経費、これは六増の半分の三人分であります。しかも、恒久的な
措置ではなくて、三年間に限っております。つまり、
自主返納案の中身に照らしても、この六増というのは臨時的、暫定的な
措置の
改正だというふうに私も思います。
ですから、私は、この前の六月三日の賛成討論の
認識が正しいというふうに
考えているわけでございますが、いずれにいたしましても、先ほどの
岡田議員の答弁と、この前の自公を
代表しての賛成討論、あれは矛盾しておりますが、この点についての御見解をお伺いします。