○杉本
委員 維新の杉本和巳です。よろしくお願いします。
きょうは、山川さんが中東のJAIPのプロジェクトなんかも取り上げてくださっていて、私、ヨルダン国王の国会招致をいつも提案させていただいていますけれ
ども、私だけでなくて、多くの方にそういった方向を賛同いただければと思っております。
いつも地球は回っていて、いろいろ出来事がということを申し上げさせていただいていますけれ
ども、御案内のとおり、スリランカのテロがあり、そして、近隣国でいくと、フィリピンが、マニラの北の方で強目の地震があったということで、八人亡くなったとかいう情報もございます。インドネシアの
大統領選挙では、選挙の事務の関係で死亡者が出たとかいうような情報もございます。
総理はフランス、イタリアと首脳外交を展開されている中で、
外務大臣はきょう質疑ということですが、率直に私は、総理と
外務大臣の役割分担というのはどうなのかなと。冷静に考えて、私なりの理解としては、積極的平和主義を掲げる安倍政権としてなんですけれ
ども、やはり
外務大臣の役割というのは
日本の平和と安定にとって極めて重要で、日々のあるいは通常の外交、こういった意味での
外務大臣同士のホットラインとか、あるいは
大臣以外の
外務省の
方々の、外交官としての日々の根回しというかコミュニケーションといったものが平和の構築につながっているのかなということで、引き続き御尽力いただきたいということを申し上げたいと思います。
外務大臣は、情報によりますと、十連休のところでは、中東・アフリカ
地域、今調整中という情報ですけれ
ども、行かれるようですし、公式発表されたきょうの情報ですと、五月九日から十一日にモスクワでラブロフ外相と会談をされるということなんですが、
大臣、もう御案内だと思うんですけれ
ども、バイカル
地域でまた火事が発生して、村
一つ、大変な被害に遭っておられるということで、バイカル
地域の場合は、二〇一六年の秋、それから二〇一八年の初めだったと思いますけれ
ども、そして直近ということで、何度も火災が起きているようでございますけれ
ども、やはりお見舞いをきちっと伝えていただくことも、ちょっと僣越ですけれ
ども、大事なことではないかなということで、ちょっとニュースを見ながらそう思っております。
それで、きょうは、外交官の
方々の御活躍という点で、改めて、杉原千畝さんのことを
確認しつつ、ちょっと
地元愛知県の関係の質疑をさせていただきたいというふうに思っております。
それでは、まず事実
確認として、杉原千畝さんの名誉回復という表現がありまして、それで、杉原千畝記念館というのが、これは私の東海
地域でいきますと岐阜県加茂郡八百津町に記念館があって、そちらのホームページにこういうことが書いてございます。
一九九一年、当時の
鈴木宗男
外務政務次官が千畝の行動を高く評価すると夫人に伝えました、千畝生誕百年に当たる二〇〇〇年、勇気ある人道的行為を行った外交官杉原千畝をたたえてと顕彰プレートが外交史料館、飯倉ですね、に設置された、除幕式で当時の
河野洋平
外務大臣が戦後の
外務省の非礼を認め、正式に遺族に謝罪しました、これにより千畝の名誉は回復したのですということがホームページに書かれてあります。
それで、まず、
大臣の御答弁をいただく前に、事実
確認として、二〇〇六年の三月二十四日の小泉純一郎総理の答弁書、内閣衆質一六四第一五五号というところで、
外務省には懲戒処分の証拠書類ですか、証拠がないというような答弁書があるようなんですけれ
ども、この事実は今も変わっていないかどうかをまず
確認させてください。