○杉本
委員 維新の杉本和巳であります。
まず冒頭、F35A戦闘機が青森沖で消息を絶ち、機体の一部が見つかったという報道が入りましたけれども、パイロットの方がとにかく無事でいただくことを私は今の立場ではお祈りするしかありませんけれども、無事を祈りたいと思います。
それでは、
質疑に入らせていただきます。
先般、中央アジアの国々についての
質問をちょっとさせていただきましたけれども、その
答弁の中で
河野外務大臣が、法華経の経典にコーカサスという言葉が出てきますけれども、そのコーカサス三カ国の中で特にアルメニアとジョージアは
日本の
外務大臣として初めて訪問されたということを伺いました。そのときに既に私も知っていなきゃいけなかったんですけれども、エコノミスト誌のザ・エコノミスツ・カントリー・オブ・ザ・イヤー二〇一八というか、こちらにアルメニアが選ばれているというようなことがあって、本当に的を射た訪問をされたというふうに評価させていただきたいと思います。
ちなみに、アルメニアは、ちょっと最初のセンテンスの中で、前の年に比べてインプルーブドしたというのと、プログレスがあったという国の評価として、アルメニアが二〇一八年のエコノミストのカントリー・オブ・ザ・イヤーに選ばれたということでございます。
若干皮肉めいたところで、一番おいしいものを出す国である
日本、残念でしたみたいなことが書いてあって、若干皮肉でございますけれども、アルメニアのように成長著しい国はそういう評価になるかもしれませんが、
我が国も後ろ向きではなくて前向きに評価されるようなことがあってもいいのではないかと思いますので、ひとつアルメニアを目標に
我が国も頑張っていこうということを申し上げたく存じます。
それと次に、きょう、もう
質疑は多分あったかと思うんですけれども、国
会議員の
外国訪問に当たって大使の送迎なしということで、
外務大臣名の通達があったということがございました。
私もそんなに海外へ行かせていただきませんし、なかなか、
委員会訪問とか、本当に公務というような形でお邪魔する
機会がないので、そんなに
機会はありませんでしたけれども、ケース・バイ・ケースであっていいなというふうには私は思っておりましたので、重要な議員外交等はある意味で必要なこともあるかもしれませんけれども、基本的には、在外公館の大使なりそれに準ずる方々は、やはり外交に力点を置いていただきたいという意味で、接待のような立場でお仕事をするというのは私も控えるべきだと思いますので、こういった御通達には賛意を示させていただきたいと申し上げます。
それともう一点、
大臣は、障害者雇用の拡大という
観点で新部署ができて、そちらを視察されたという報道がありましたけれども、こういった方々に現場で会っていただくということは、本当に職員の方々にとってのモラールが向上すると思いますので、この点についても、障害者の方々も大事ですし、あるいは現場の職員の方々に対しても接することをぜひ多くしていただければありがたいなと思います。
それで、ちょっとお疲れかもしれないので、先に
大臣への
質問を、順番を変えてさせていただきます。
岸田前
外務大臣が当
委員会で、百九十三国会で
答弁されていることについてでございますけれども、朝鮮
国連軍として
活動する
カナダ軍、
フランス軍を
ACSAの適用除外とした理由といった点を、岸田
大臣と現
河野大臣とのお立場、あるいは現状認識等で、適用除外のままでいいかどうかを、念のためというか、今次両
協定を審議させていただくという
機会なので、改めてこの点について御
答弁をいただければと思います。