○野田国義君 野田国義でございます。どうぞよろしくお願いいたします。
それで、私は
最初に、昨日ですか、財務省の調査結果と
関係職員の処分が発表をされたわけであります。前のこの
委員会でも幾つか
指摘をさせていただきましたけれども、
最初にこのことについて少し述べさせていただきたいと思います。
まず、この財務省の調査結果、恐らく国民もちょっと驚いていると思いますけれども、まさしく幕引きを狙うということが何か透けて見えるようなことじゃないかなと思っておりますし、また、この調査が内部的に調査をされたということでございまして、私は、非常にこれ疑義が逆に深まったと言えることではなかろうかと思っております。
それから、この一年以上も国、国会を揺さぶり続けてきたわけでありますけれども、財
務官僚がなぜここまでしなくてはいけなかったのか、その正体はいまだ不明であるということでございますので、根幹のところが全く見えていないということが言えるのではなかろうかと思っているところであります。
そして、先日も私、リーダー論、それからトップ論、そういうことを述べさせていただきましたけれども、政治家というのは、やっぱり何度も言いますように、責任を取るために、長が付く者はそのためにいるんだということを私自身も言い聞かされてきました。
それで、今回の麻生
大臣の責任の取り方、閣僚給与ですか、何か私も分かりませんでしたけれども、それを一年間分ということだそうでございますけれども、これで本当に責任を取ったということが言えるのかということを言いたいと思いますし、また、総理の発言として、その先頭に立って責任を果たしてもらいたいと。いわゆるこの対策ということになろうかと思いますけれども、こんな責任の取り方はないんじゃないのかなと、今までのことをちゃんと責任を取った上で、更なる対策をしていくというのが筋であろうということを思っております。
それで最後に、もう
一つ、私は最も大切なことだと思うんですけれども、近畿財務局職員が告発のメモを残して自殺したこと、このことは我々は忘れてはならないと思うところでございますので、
是非ともこのことも含めて、しっかりと今後の
対応をしていただきたい。恐らく、この平成の政治あるいは行政の歴史に禍根をこのままだとまた残すということになるのではなかろうかということを御
指摘をさせていただきまして、
質問に移りたいと思います。
私、この間から実家の方に仏様参りに帰りました。三週間ぐらい前だったでしょうか。そうしましたら、私の実の父と弟が会話しているんですね。どういう会話かと申しますと、父が裏山を買っているんですね、家族に言わずに。それは今竹林になっております。私が小さい頃は樹木というか、木も生い茂っておりましたけれども、やっぱり竹林は強いものですからね、全部が。恐らく全国そういう
地域がたくさんあろうかと思いますけれども、結局、管理の問題ですね。
それと、
相続の問題まで話しているんです。もうそんなの要らぬと、誰が今後管理をしていくのだと。そこはちゃんとおいっ子もいますので跡継ぎもいるんですけれども、しかしながら、もう子供たちにもこんなところを管理させるのも大変だというようなことをお互いに言っておりました。まさしく、この
所有者不明土地と申しますか、それになる可能性がそういうところでもあるんだなということを改めて感じたところでございますけれども。
そういう中にあって、私も本当これ、これからの日本にとって大きな問題になってくると思います。もう既に九州の
面積よりも広い
地域が
所有者不明になっているということでございますので、タイムリーな
法案だと思いますし、また更なる充実に向けて努力をしていただきたいということをまず申し上げたいと思います。
それでは、
質問の方にいたしますと、
裁定の
主体である
知事が
地域の福利
増進事業や
土地収用法に定める起業者となる場合には、
裁定の透明性及び公平性を担保しなければならないと考えるわけでありますが、どのような
措置が必要と考えられるのかということをまず
最初にお聞きしたいと思います。