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石橋通宏君
大臣、さらっと何か言われているような、この問題の深刻さ、重ねて、
公文書の改ざん、
決裁文書の改ざん、書換え、こういうことが
厚労省の中でも実際に起こっていた、このことについて、
大臣、今の発言だと何か余り深刻に受け止めておられないような気がしてしようがありません。
重ねて、これ、本当にもう一度、
厚生労働省でこんなあってはならないとんでもない話が起きていないのかどうか、ちゃんと
大臣の下で
調査徹底する、そのことを改めて要求しておきたいというふうに思います。
その上で、最初に今日、
先ほどこれも福島
委員が扱われましたが、野村不動産に対する
特別指導の件、そして
一連の勝田
東京労働局長の
記者会見、そして先般の暴言、これについて取り上げさせていただきたいと思います。
まずもって、今日、野党
委員が勝田
東京労働局長の
参考人招致を要求させていただきました。おとといの福島
委員の要求で、ちゃんと政府が
答弁するからということで、与党の方で残念ながら却下された。しかし、おとといの政府の
質疑と昨日
提出をされた
記者会見の会見録とそごがあるのではないか、やっぱりちゃんと
答弁されていないのではないか、そのことが明らかになった。これが
先ほど福島
委員が取り上げられた
部分です。
これ、本人じゃないと
答弁できないんです。だから我々は重ねて、今回、与党は、前例がない、政府が責任持って
答弁する。いや、違うでしょうと。今回の件の責任者は勝田
局長なんでしょう。
大臣は何度もそれを
答弁されている。いや、
特別指導の決裁権者、決定権者は勝田さんだ。いや、だから、決裁権者、決定権者に来ていただかなかったら分からないじゃないですか。誰かが代わって
答弁するって話じゃないでしょう。しかも、前例がない。当たり前です。初めてなんでしょう、
特別指導をこういう形でやったのは。初めてだから前例がない、当たり前じゃないですか。だから、我々は、勝田
局長に来てもらわなければ、ちゃんとした正確な情報に基づく、何が実際に起こったのか、正しい議論ができないということで勝田さんの
参考人招致を求めているわけです。
重ねて、これ、引き続きの
協議案件になっていますので、与野党なくこれ是非認めていただいて、ちゃんと我々の
厚生労働委員会、この責任として正しい
審議をさせていただく、そのことを改めてお願いをしておきたいというふうに思います。
その上で……(発言する者あり)じゃ、
委員長、改めて、
委員長、理事会でのお取り計らいをお願いします。