○真山
勇一君 立憲民主党・民友会の真山
勇一です。どうぞよろしくお願いします。
今日は、まず、
省エネ法改正案について何点か質問をさせていただいた後に、東京
電力の今日は
小早川智明社長においでいただきました。ありがとうございます。小早川
社長には、その後、原発めぐる問題などについて伺わせていただきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。
まず、今回
審議されている
省エネ法ですけれども、これは一九七九年の石油ショックをきっかけに制定されたものであるということで、それまで、
日本経済というのは高度
経済成長ということと大量消費ということを言われていたわけですね。今後は省
エネルギー、
省エネを進めようという
方向に転換することになったその
法律であるというふうに解釈をしております。
それからもう三十九年たったわけですけれども、
省エネ、本当にいろんな分野で進んできたと思います。成果も上がったと思います。
省エネ社会と言ってもいいかなと私は感じています。やれることをやってきました。
現在の、じゃ
状況はというと、安定成長と持続可能な社会という、これが大事な今
状況になってきている。この中で
省エネを進めていくわけですけれども、これまで大分いろんな分野でやってきたと思います。その成果が出ている。だから、
資源エネルギー庁からいただいた書類を見ますと、このところ、
省エネが現実的には横ばいか、又はあるいは物によっては悪化しているという統計もあるという資料をいただきました。でも、もうどこをやったらいいのかなと考えたって、やっぱり
省エネは継続的にやっていくべき問題であるというふうに思っています。
私は、大きなものとしては、先ほども話に出ましたけれども、やっぱり
省エネ住宅ですよね。住宅というのは、やっぱりヨーロッパ、アメリカの住宅と比べたら、
日本はやっと二重サッシとか断熱材といっているけれども、まだ追い付かないし、何で追い付かないんでしょうね、本当にこれは思い切ってもっとこの建築基準変えるべきじゃないかと思っております。
それからあとは、交通渋滞ですね。これ、交通渋滞というのは、要するに
輸送、トランスポーテーションというとても大きい、これかなりの
エネルギーがまだ無駄というか、要するに省力化できるところがあるんじゃないか。
こういうものもやる必要はありますけれども、今回の
省エネ法改正案、これ、私は自分勝手にこれはこつこつ型の
省エネというふうに感じているわけです。やっぱり、いろいろ考えてみたらこういうところもできるねということを見出して
省エネをやるということじゃないかというふうに思うんですね。
何点か質問したいんですけれども、これ仕組みはいいですけれども、先ほどの大野
委員からの質問も出たので、そこの部分は省いて質問させていただきますけど、やっぱり共同
連携でやる。これ、例えば親会社、子会社とかフランチャイズとかならば、仲間ですから一緒にやりましょう、やりましょう、いいですよというふうにいきますよね。でも、普通の企業同士、工場同士、違った、生まれも育ちも違う会社が一緒にやろうよといったときに、おう、じゃ、やりましょうって、そんなに簡単に
連携とか協力がちょっとうまくいくのかな。確かに、机上ではうまくいきますね。だから、仕組みはいいし、今日も出ている
お話は、うまくいったときの話は出ているんだけど、そのスタートする前の、どうやって、じゃ、会社同士が協力する、あるいは運送会社同士。
私は、まあ宅配なんかは比較的できるところじゃないかと思っているんですけれども、それにしたって、やっぱりどうやってその辺を一緒にするのか。だって、
競争相手であることがあるわけですよ、企業なんていうのはね。ライバルですよ。企業秘密がありますよ。これ、
省エネなんというのはそういう部分も多分あると思うんですね、企業秘密の部分が。それをある
程度、何か相手に対して明らかにすることもせざるを得ない場合もあるかもしれない。どうやってこういう会社の
連携とかその協力体制を取るのかという具体的な何か、私想像できないんですけれども、ちょっとその辺、
大臣はどんなふうに考えていらっしゃいます。じゃ、どうぞ。