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原口委員 先ほどペンス副大統領とお会いになりましたか。はい。
私は、これはもう問題提起にとどめますが、トランプ政権ができて約一年、トランプさんのツイッターやいろんなのをフォローしていますと、今までは、国と国が戦うのかなとやはり私は思っていました。しかし、彼は、ワシントンから権力を取り戻すと。
ディープステート、インナーステート、つまり、ステートの中にある戦争屋。この間も、ケネディ大統領の暗殺ファイルについて公開をしました。また、別の公開では、何と、
アメリカの政府が未
確認飛行物体についても実際に研究をしていた、そういう
情報も公開されました。彼はタブーがないですね。
その中で出てきているものを見ると、日本では何かトランプ大統領というと、もう本当に変わった人、ちょっと理解がしにくい人というような報道があるけれ
ども、実は、彼がやっている
情報公開はとても重要で、オバマ政権のあのメールの問題にしろ、その中身を見てみると、実際には、国と国が争っているように、あるいはテロリストが私たちを攻撃しているように見えるんだけれ
ども、ディープステート、つまり自分たちの国の中にある戦争屋がそこに、まさに自作自演のにせ旗作戦をしていたんだというのを暴露しているように見えるんです。
今まで米国がかかわった戦争だけ見ますと、
アメリカの建国の歴史、二百四十何年ですか、そのうち約百四十年が戦争です。
近年の戦争を見ても、一九五〇年の朝鮮戦争、一九六四年のベトナム戦争、トンキン湾事件、これは自作自演だったということがわかっている。一九九一年のいわゆる湾岸戦争、これについても、クウェートの少女の証言は、それはうそだったということがわかっている。それから、二〇〇一年からなるいわゆるアフガン戦争、これも、二〇〇一年の九・一一の実態というのがわかって、サウジを訴追する法律が
アメリカでは通っていますね。その後のイラク戦争についても、大量破壊兵器はなかった。
何を申し上げたいかというと、私は、国と国の脅威に備えるよりも、むしろ自作自演の戦争のその実態についてもしっかりと見ておいた方がいいんじゃないかなと問題提起をしておきます。
オスプレイだ何だという、そういうものを入れるのも、それは脅威の相手によっては必要かもわからない。しかし、実際には、国は戦争によって潰れていない、むしろ、ソ連のように、軍備の大きさによって潰れている。この間、松前小島に、北朝鮮の工作船ですか、中身はよくわかりませんけれ
ども、約十日間いたんでしょう。だから、そういうものを防げずして、そして新型の軍備に走るというのは、やはり少し再考が必要じゃないかと私は思っています。
ペンスさんは、私たちと同年ですけれ
ども、大変な親日家ですね。彼が州知事のとき、一番最初に来たのがこの日本だったと記憶をしています。あるいは、自動車会社が
アメリカで窮地に陥ったときも、中西部の州知事は日本の味方をしてくれたんですね。
そういう人たちですから、ぜひ大事にしてほしいのと、もうこれで、
防衛大臣、帰られて結構ですけれ
ども、何で
アメリカのトランプ政権ができたか、一つだけ私の認識を申し上げておきたい。
それまで
アメリカの政治は東海岸と西海岸で決まると言われていました、大金持ちのグローバリスト。だけれ
ども、その間の人たちは、オーバーフライトの人たち、私が言っているんじゃないですよ、頭の上を
飛行機で飛び越されるだけの人たちということで、自分の町からも出たことがない、そして、徴兵されれば国のために力を尽くす、そういう人たち。でも、その人たちが気づいたんだと思います、本当に国のためなのかと。
アメリカの中南部に行くと、戦争で亡くなった、あるいは、今もオペレーションしていますから、亡くなったその家族を悼む黒い印が乗っていますね。
私は、やはりそういうものに乗せられて戦争をやるのではなくて、むしろ、核軍縮をやり、軍縮をやり、そして私たちの本当の敵を見きわめることが大事だということを申し上げて、きょうの時間、どうぞペンスさんとの方に行ってください。
私は、本当は
財務大臣、副総理が、ペンスさん、向こうは副大統領ですから、総理ではなくて副総理が、またきのうから大変大きな事態が起きていますから、必要であれば、どうぞ副総理、この予算
委員会、きょうはペンディングしてでも行ってくださいということを
理事会で申し上げました。どうぞ。
さて次に、経産
大臣、お待たせしました。ペジーコンピューティングのことについて、経産省、NEDOは、五つの助成金、そのうち二つ、先日、公訴事実も含めてただしました。
ちょっとわからないことがあるんですね。特に、三番目の事業です。
三番目の事業は、これは参議院の予算
委員会での
質疑で、経産
大臣は、三番目の成果としては、成果物はなかったんだけれ
ども、研究そのものの、三番目、つまり、イノベーション実用化ベンチャー支援事業、これは
平成二十五年四月三十日から事業期間が二十六年二月二十日まで、三次元積層メモリデバイスの実用化開発、これはメモリーウエハーの方ですね、CPUウエハーではなくて。しかし、四番目と五番目の事業に
技術が生かされたんだという御答弁をされました。
そこで、きょう、NEDOの
理事長も来られていますね。
ここの本当の外注先はどこですか。つまり、交付決定額、約五億近いお金を交付しているんですが、ペジーコンピューティングはどこに依頼をして、外注をしてこの成果物を得たんでしょうか。NEDOの
理事長、お答えください。