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山岡委員 ありがとうございます。
大臣からもぜひ、
一つの内閣の中で起こったということで、いろいろな御議論をされる場もあろうかと思います、そうした思いも閣内からもお伝えをいただきたいなという思いもお伝えさせていただきながら、私が用意させていただいた
質問に入らせていただきたいと思います。
まず、
質問に入らせていただいて申し上げさせていただきたいのは、
大臣及び
農水省の皆様に心から感謝を申し上げるということであります。
私、二月二十三日にも予算の分科会で
大臣に御
質問させていただきましたが、二月四日から六日ぐらいにかけて、北海道においては五日から六日が一番多かったんですけれども、雪によって大変な大きな被害が出まして、
農業用ハウスが五百個以上、雪が集中的に降ったということで潰れてしまう。これは北陸もそうでしたし、
全国各地にこういうことがあって、
全国の被害でいえば、
農業用ハウスだけでいっても数千に及ぶでしょうし、ほかのさまざまなことに波及したということは思っております。
私は、北海道の立場から、本当にそうした思いもお伝えさせていただいて、当時、
大臣から非常に、当時はまだ情報を
集約中だという
お話もございましたから、具体的な
事業の
お話ではありませんでしたけれども、ですが、思いとして、やはり
生産地を守らなければいけない、若い
新規就農者やあるいはベテランの方もこれを機にやめてしまうようなことがあってはいけないという思いをお伝えいただきました。そしてまた、本当に、
大臣から、そうした励ましの言葉もそうですし、
野中政務官からは、御自身の御経験から、数年前にあった御
地元の同じような被害に対しての思いと共感を得ていただいて非常に心強く思っておりまして、
伊東委員長におかれましても、お会いさせていただいたときにいろいろ
お話しさせていただいて、同じ北海道ということでこの問題を重く受けとめているんだという
お話もいただいたことに、本当に心から感謝を申し上げている。
その上で、先日発表されましたけれども、総合的な大雪の被害に対する大綱をまとめていただいて、そして今、本当に、北海道で被災があった
現場は、雪は、もちろん
除雪のめどは、もう温度も上がってきて、当時ずっと手作業で、いろいろなボランティアが入って
除雪も進んだんですけれども、撤去作業とか、そしてこれから設置しようという
会議が、
農家さんを集めて、例えば町とか農協さんを中心に説明会をやったりとか、そういう動きが今まさに行われているところでありまして、このタイミングでこうした
事業をまとめていただいたというのは本当に
現場としても力強く、そしてありがたく思っておりますので、このことをまず申し上げさせていただければと思います。
その上で、やはりこの間の議論でも
お話はありましたけれども、災害のたびにあるわけでありますけれども、いわゆる共済の問題もございました。
これは、
全国の平均はいろいろあるんでしょうけれども、私が被災地を回った限りにおいてはやはり半々、半分ぐらいの人は入っていても半分ぐらいの人は共済に加入していないという問題がございました。加入していれば雪が降ったときに一定程度の補償はやはり出るわけでありますし、
大臣、この間の
質問が終わった後におっしゃってくださいましたけれども、共済の
制度に加入していれば情報収集も早いんだという
お話もいただきました。本当にそうした必要性がある中で、この加入者がなかなかふえていかない、
制度をよくしてもそのことが伝わっていかない、こういう問題もあろうかと思います。
ぜひ
大臣に、今回の大綱の、
対策の御所見とあわせて、今、共済、こういう問題が起こっている、このことについて御見解を伺えればと思います。