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寺田(学)
委員 寺田です。
質問時間をいただきまして、ありがとうございます。
大臣とは初めて
質疑をさせていただきます。よろしく
お願いします。
山下局長、官邸時代はお世話になりましたけれども、また生安局長としてよろしく
お願いします。
今回、生活安全局の
古物の
改正なんですけれども、先ほど自民党の
金子議員が
大臣ないしは局長の方にユーザーとしての経験をお
伺いされましたけれども、私はそういうような視点というか経験というのはすごく大事だと思います。特に生活安全局は、かなり実
社会の、人間の営みの中の非常に身近な
部分に対する例えば
規制であったり
法律であったりというものを持っていますので。
警察で頑張られている
皆さん、物すごい真面目な方々が多いので、なかなか全ての経験をというのは難しいかもしれませんけれども、私は積極的に、いろいろ御
自身の所管の
部分に関しては体験されるのが一番だと思います。
本題に入る前に、余談で、私からの一方的なひとり言のようなものですけれども、三年前に風営法の
改正をやりました。私
自身が、二〇一二年、まだ政権にいるときに、超党派でいろいろ手をつないで風営法を変えて、いわゆる踊る方のクラブの方です、クラブの法の
改正をして、オリンピックはまだ決まっていなかったと思いますけれども、人間として楽しむ、趣味の
部分ですよね、音楽を聞いてみんなと語らい合ってというところを、もう少し真っ当な形で実
社会において認められるような法構成にできないかということでありまして、私が落ちている間に自民党の先生方含めて風営法の
改正に取り組んでいただいて、二〇一五年ですか、当時の生安局長の方と
議論しながら、私も、法の構成にはなかなか落選中だったんでかかわれなかったですけれども、成案ができてからの審議ではおつき合いすることができました。
実際、今、法ができて、施行されて数年たちましたけれども、やはり実
社会と合っていません。もちろん、法のたてつけの中で、警察としてさまざま行為を行われているのはわかるんですけれども、やはり、趣旨本来の意味での風営法の
改正、そしてクラブで楽しむという一つの楽しみ自体がさまざま脅かされている現状にある、引き続きあるというのは、私は確かなものだと思いますので。
今度一緒にクラブに行きましょう。ぜひとも
実態を見て、もちろんだめなところもありますけれども、
大臣も一緒に行きましょうよ。本当にそこで純粋な意味で音楽を楽しんでいる人たち、そういうところで働いている方々、誇りを持ってやっている方々がいらっしゃいますので、それをちょっと、ぜひとも局長の方に
お願いしたいと思います。
今回、
古物です。名前は、
古物というと非常に何かちょっと距離感があるように感じますが、私は非常にお世話になっていますし、私の家族もお世話になっています。売る側でいうと、最近でいうと、私は中古のスマホを売りました。その場で現金もいただきました。今度は買う側ですけれども、買うとしたら、
メルカリを
使いました。去年ですか、「ゴルゴ13」、麻生
大臣と一緒で大好きでして、中古の「ゴルゴ13」三十冊。漫画です。それを、幾らだと思いますか、千五百円ですよ。落札して数日で家に届きましたね。
妻は妻で、子育てをやっていますし、私もやっていますけれども、やはり子育て世代にとっては、今のこの中古
市場というのは非常にありがたいですし、いわゆるCツーCのフリマアプリに関してはかなり
皆さん使われていると思います。やはり一年単位で物を買いかえていくときには、売りたいですし、買いたいですというところの需要があるので、かなりいわゆる子育て世代はヘビーユーザーだと思います。
ですので、もちろん、この
法律を
議論する中においては、
消費者の方々が犯罪に巻き込まれないように、及び
盗品をつかまないようにということで、チェックしなきゃいけないことはあるとは思いますが、私は、しっかりとした
規制緩和、安全を期した上での
規制緩和はすべきだと思っていますし、今回、その方向性でやることに対しては賛成をしています。
ただ、
規制緩和をする上で大事なのは、同じ
市場に乗っている方々がフェアに商業活動ができる環境があって初めて
規制緩和としての正当性が出るんだと私は思います。
そういうことで、重なる
質問になるかもしれませんけれども、一度お
伺いしたいんですが、局長でも結構です。経産省の方、帰られたので、かわりにでもいいですけれども。いわゆる中古
市場と言われるものの
市場規模、先ほどもありましたけれども、どれぐらいあるのかということを、まずは御
答弁いただきたいと思います。