○柚木
委員 希望の党の柚木道義でございます。午後からもよろしくお願いいたします。
きょうは、
厚生労働省以外にも、それぞれ、政務、
政府参考人の皆さん、ありがとうございます。
質問通告どおり全部いくかどうかわかりませんが、ぜひ御答弁の方、よろしくお願いいたします。
早速、まず、きょうは、もちろん、この後、
厚生労働大臣の方に、ほぼ、どの問題も関連するので、御答弁を求める場面がありますので、
大臣、一応流れは耳を傾けていただきながらと思います、他省庁とのやりとりも。
まず冒頭、一枚目の資料に、きょう、皆さんの方に資料をつけておりますが、こういう
状況が今起こっているということをちょっと残念に思うわけです。これは、安倍
内閣の諸問題ということで、この間、例えば今度、二十七日に証人喚問が佐川前国税庁長官に行われますし、本日ですか、籠池さんに衆議院の方の各党の代表が面会に、ちょうど四時からでしたか、十五分間、伺うという
状況。安倍昭恵夫人の、いい土地だから前に進めてくださいというその御発言が、昭恵さんの言葉で発せられたのか、それとも、財務省の決裁文書、書きかえ前、改ざん前のものに書かれていたことですら、それが虚偽なのか、そういうことも明らかになってくると思いますし、その他、加計学園問題、あるいは稲田
大臣のときの南スーダンPKOの日報改ざん問題、あるいは、この当
委員会でも今大問題になっている、働く皆さんの命にかかわる裁量労働
データの改ざん問題などなど、本当に今大変さまざまな問題が次から次へと起こっている。
こういう中で更に、資料、まあ二ページ目は、それぞれ財務省、厚労省のさまざまな過去の出来事ですから、また後ほど時間があればと思いますが、きょうは
文部科学省からも丹羽副
大臣、きょうは足をお運びいただきましてありがとうございます。また、
政府の方から、
文部科学省からも白間
大臣官房審議官にお越しいただいているんですけれども、私はぜひ当事者の淵上教育課程担当課長にお越しいただきたいと思っているんですけれども、お越しいただいておりまして、なぜお越しいただいているかといいますと、この後も取り上げますし、きょうは過労死
家族会の寺西代表を始め、あるいは先日、渡邉美樹参議院議員の、本当に私は、遺族会の皆さんに対して、本当に逆なでをする大変な暴言だったと思いますけれども、議事録削除、その公聴会にお越しになられた中原のり子さんもいらっしゃっていますし、まさに当時の渡邉美樹さん、経営、十年前、二十六歳の若さで過労自殺、過労死、本当に痛ましい
状況があった当事者の森さん御
家族、御両親のコメントもきょうつけておりますけれども。そういう、和田議員の参議院予算
委員会での太田理財局長への、これも議事録削除。
大変なさまざまな、ある
意味、暴言というか失言というか、こういったものも相次いでいて、そして今回、
文部科学省、教育現場への不当な圧力、介入という、本当に大きく報じられている赤池議員、池田議員、それぞれ文部部会長、部会長代理というお立場ですね。
こういう相次ぐ暴言、失言、これがまさに安倍政権与党の今の体質を、あるいは、おごりや緩みがこういうところに出てしまっているんじゃないのかと受けとめられておりますし、心ある与党議員の皆さん、今声が上がって、安倍昭恵夫人も含めて、本当にこれは襟を正していかなきゃいけない、自重しなきゃいけない、こういうことが言われているさなかでございます。
それで、この
文部科学省に対する、前川前事務次官の中学校の公開授業に対して、これは本当に不当な介入が行われているということで、四ページ目に時系列でこの間の経緯を
説明をしております。ごらんください。
これは、名古屋市教育
委員会、名古屋の公立中学校ですから、赤池部会長が、まず二月の十七日土曜日の日に、授業に関して事実確認を求めて、そして藤原官房長にショートメール。その後、対応しますというふうに官房長からは赤池さんに来ているんですけれども。十九日の日に、今度は池田衆議院議員、部会長代理ですね、文科
委員会。部会長と部会長代理といえば、まさに部会のナンバーワン、ナンバーツーで、厚労
委員会のナンバーワン、ツーの方もおいでです。
これはまさに、本当に、与党側でいえば、この部会を
法案審査が通らなかったら、その後の総務会も上がらない。大変な実力者、ナンバーワン、ナンバーツーの
方々がこういうことで文科省の方に問合せを行って、結果として池田さんが二度にわたってやりとりをして、この往復のやりとりも次のページにつけております。
これは、二カ所にわたって書きかえ、改ざんじゃなくて書きかえということだと思いますけれども、前川さんへの報酬の
金額も聞くとか、あるいは、これは公開授業ですよ、政治家の集会じゃないんですよ。何で動員とかまで確認するんですか。
そして、この後、本来ならば淵上教育課程課長に聞かなきゃわかんないんですけれども、白間
大臣官房審議官、先ほどの野党合同ヒアリングにも、これまで来ていた淵上教育課程課長が、何かほかを回っているからといって来ない。これまで来ていたのに、何できょうだけ来ないんですか。私、
委員会にも、ひょっとしたら課長が答弁に立たれないかもしれないと言うから、昼のその会にまで出かけていって確認させていただきたかったのに、何で来ないんですか、これまで来られていたのに。
赤池さんや池田さんも、当初は連絡がつかなかった。何でそうやって隠れるんですか、逃げるんですか。ちゃんと来て、そして、なぜ今回、この池田議員からの中日新聞の記事に基づいて書きかえを行ったというふうにその後答えるのに、当初、メディアに対して、いや、これは教育課程の方で記事も見つけて、自分たちで書きかえたんだと、そういう虚偽、うその答弁をしたんですか。
これは、当事者本人じゃないとわかんないじゃないですか。佐川さんだってそうですよ。本人じゃないとわかんないから、佐川さんも今度証人喚問で来られるんでしょう。何で、淵上さんじゃなくて、
大臣官房審議官が来られて答弁できるんですか。お答えください。