○杉本
委員 日本維新の会の杉本和巳でございます。
またラストバッターですが、しばしおつき合いをお願い申し上げます。
率直な感想ですけれ
ども、
財務金融
委員会でも、また当決算
行政監視委員会でも、総理経験者同士の
質疑であったり、あるいは今は
財務大臣経験者の
質疑というようなやりとりを拝聴させていただく中で、大変生意気な言い方かもしれませんけれ
ども、いわゆる五五年体制と言われるのと違って、やはり
大臣を経験された方と現
大臣とのやりとりといったものは、極めてやりとりとして重たく拝聴させていただきますので、いろいろな意見がありますけれ
ども、
日本の政治は進んでいる
部分もあるのではないかなと率直に実は今感じたところでございます。
今、
質疑の中で、
大臣は若い人がお金を使わないという表現をされました。ちょっとこれは、こんな言葉がありますという御紹介ですけれ
ども、大前研一さんの最近の近著を読みますと、低欲望社会という言葉を使っておられますけれ
ども、若い人たちがなかなか冒険心をなくしているというような中で、直近、またこれは別の本の紹介になっちゃいますけれ
ども、高田賢三さん、八十歳が自伝を書かれて、若い人たちへ、夢とか、海外へもっと出ていくとか、そんな思いを持ってもらいたいというようなことで、アントレプレナーシップでも
大臣とやりとりさせていただきましたけれ
ども、そういった
日本社会にまた戻っていくというか、なっていくように、私は微力ながら
努力したいと思っております。
あと、今のやりとりで、私は、かねがね申し上げていて恐縮ですけれ
ども、プライマリーバランスの均衡ということより、やはり財政収支均衡というところで、利払い費も含めた均衡が本当のターゲットであるということを目標として
政府の
方々にはしっかりと持っていただきたいことを重ねてお願いをしておきたいと思っております。そのためにも、私
ども維新が言っています身を切る改革というのは大切ではないかということも付言させていただきます。
きょうは
予備費の審議でございますけれ
ども、きょう
会計検査院にもやはりエールを送っておきたいなということで、きょう、
理事会では、後藤筆頭の御
理解もいただきながら、
委員長の差配で、
会計検査院事務局次長から森友学園の再
調査について、
報告時期等についてのお言葉を少し、プラスアルファの言葉をいただけたということで、
委員の
方々に伝わっていないと思うので、ちょっと私から言うのはなにかと思いますけれ
ども、一年とか半年とか、そんな遠い時期ではなくて、できるだけ速やかにというような表現をされておられました。
いろいろな事情があって、
財務省さんの情報がまたぽろぽろ出てくるみたいな事情があるのも、
会計検査院、私もわかりますけれ
ども、憲法機関ということの中で、エールを送らせていただきたいと思います。
さて、いつも
大臣には定義づけみたいな
お話を拝聴して恐縮でございますけれ
ども、
先ほど、うえの副
大臣からも三千五百億の意味などについて御答弁もあったので、大体お答えはあるかと思いますが、大きな意味で
予備費の意義について、改めて財政当局の御意思、意味を
確認させていただければと思います。