○
参考人(
横田早紀江君) た
だいまいろいろな
お話、ありがとうございました。
本当に、
井上議員のおっしゃりますように、
安倍総理は外交の方で非常に活発に
各国に
拉致問題を提起をしてくださいまして、今までないぐらいたくさんのところに発信をしてくださっておりますし、いろんな形で私
たち家族会はみんな信頼申し上げておりますし、必ず私の手でとおっしゃっている
言葉を
本当に信じなければ
本当に駄目です。
家族がみんな信じて、そして頑張ってくださいと
本当に一生懸命にお訴えすることが大事なことだと思っておりますので、私
たちはそのような
状況で頑張っております。
けれども、この
北朝鮮の今の有様を見ますと、初めの頃の、私
たちが立ち上がりまして
署名活動とかいろんなことに邁進していた頃、
本当に
北朝鮮のことなんて誰も分かってくださりませんでしたね。そんなことって
本当ですか、いや、そんなことする国じゃないでしょうというぐらいの
言葉をあちこちで聞いて、
署名活動の場でももうほとんどの方が通り過ぎていかれて、何名の方だけが書いてくださるという、それが積み重なって今一千万名の
署名になったわけです。だんだんそれが分かってきて、そして
北朝鮮の中の、今こそ
世界中が、もう手が出せないね、あの国はと、どうしたらいいんだろう、
本当にあの人さえ何とか分かってくれれば全てがうまくいくのになとみんなが思うようなところまで来ているんですね。
だけれども、どうにもならない難しさがあって、大変危険なものを持っておりますし、それを平気で使おうとするような
人間でもありますから、そこら辺をやっぱり
世界中がよく見て、破滅に導かないように、
向こうだけが壊れてしまうわけじゃなくて、そういうものを使われると
本当にもう
世界中がどんどんどんどん、何というんですか、やられてしまうような形になっていくという、それはもう
本当に間違ったことになりますから、それだけはやめていただきたいと私はいつも
お願いしておりますし。
それにはやはり違った難しさがまたあるので、そういうことは私
たち庶民には、
皆様方のようなプロの方と違って、黙って見ているしかないようなものが父親であり母親であり、助けてください、早くしてくださいと、もうその一念で
皆様方を見詰めているだけのもので、
自分のできるだけの力で頑張ってはおりますけれども、限界がありますし、だんだんみんな年齢が加わってきましてだんだん弱ってきますので、
本当にみんなが元気で、ああ、めぐみちゃんだね、薫さんだね、
田口八重子さんだったね、良かったねと一言でも言い合えるようなときに連れて帰っていただきたい、ただもうそれだけなんです、願いは。もう
あとは何にもないんです。
そして、
拉致被害というこういう恐ろしいことをされ続けてきた
日本が、そのことを後の世に残さないように、積み残さないように、きちっと今の
皆様方と私
たち一緒になって
解決して、はっきりとした段階でこれが良かったねと言うことができないと、やっぱり私はいつも
思いますが、後の
子供たちの
子供たち、
子供たちがまだここに住んでいかなきゃならないわけですね、
日本の国に。それで、あの国は結局、あれだけみんな、
家族がもうあんなに長いこと頑張ったのに何にもできなかったんだねというふうに必ず見ます、
世界中が。何て頼りないんでしょうねと。そういうことを思われながらこれからその孫
たちが生活していく
日本というのは、
本当惨めだと思うんですね。
だから、そういう意味で、もう
本当にこれだけは一致団結して、みんな一人も、野心があっても、それは
もうこのことだけ、帰してもらう、これだけですということで
お願いしていきたいと思っておりますので、どうぞ
本当によろしく
お願いいたします。
ありがとうございました。