○
横山信一君 もう一
工夫という
言葉が出ましたので、そこを期待したいと思います。
いつでも切り上げられるんだという状態をつくってあげることがやはり大事なことでありまして、一生懸命
皆さん取り組んでいるわけでありますから、また、水産庁が頑張っているのはよく分かっておりますし、WCPFCにおきましても、資源が回復されればまたその半減
目標の数値も上がっていくということも
検討されるというふうに
日本側の提案で認めてもらったわけですから、そうしたことも含めて、あと一歩の、
皆さんが意欲を持って取り組んでもらえるような
仕組みを
是非つくっていただきたいというふうに思います。
次に、市場法について伺ってまいります。
今、規制
改革推進会議の卸売市場を含めた流通構造の
改革という動きがあります。公明党でも市場関係者からヒアリングを続けてまいりました。その中で、
拡大するバイイングパワーを危惧する声もあったところでございます。
産地から食卓に至るサプライチェーンが有効かつ持続的に機能するように、
事業者間の公正な取引環境を
確保するということは極めて大事なことでございます。これらを含めて、公明党では十一月の二十四日に
大臣に申入れをさせていただいたところであります。
現状の卸売市場では、量販店への納入が増え、仲卸の利幅が薄くなっていると。この大きな理由の一つに、量販店への納入の際のセンターフィー、バックマージンというのがあるという
指摘がございます。私、この問題は実は
平成二十五年の四月にこの
委員会で取り上げたことがあるんですけれども、バックマージンは流通コストを高止まりさせ、卸売業者、仲卸業者の
負担を増して、経営環境を悪化させる要因になっているということを実は
指摘をさせていただいておりました。
独占禁止法では優越的地位の濫用行為を禁止することになっているんですが、なかなかこのバックマージンの問題というのは、これに該当するかどうか実態を把握するのは判断が難しいというふうにも言われております。
今回、こうした市場法を含めて、食品流通構造改善促進法も含めて見直しをしていくのであれば、この際、公正な取引環境の
確保のためにバックマージン等の商慣習を監視できるような
是非仕組みをつくるべきではないかというふうに思うわけですけれども、これは
食料産業局長にお答えをお願いします。