○足立
委員 日本維新の会の足立康史でございます。
ちょっと時間が五分ぐらいおくれているようですが、もしよろしければ
予定どおり二十五分やらせていただきたいと思いますが、ちょうどNHKのカメラがさっき来まして、私、何かまた悪いことをやったかなと思って、ちょっと気になったんですけれども、C型肝炎の採決の関係で多分来られているんだと思います。関係の皆様、ちょっと時間がずれていますが、できれば、もし終われば五分早く、またそういうことをやるとややこしいか。
予定どおり……(発言する者あり)とにかく早くやれということですので早くやりますが。
私、きょう伊佐先生の御
質問を伺って、やはり与党の時間も要るなと思いましたね。あれは、やはり伊佐さんしかできない御
質問だし、僕はやはり、五、五でもいいと思っているわけですけれども、閣法は僕は野党が十でもいいと思うんですが、でも、きょうの話だと、閣法であってもゼロ、十ではやはりだめで、閣法であってもやはり二、八ぐらいで、それで、野党の議員立法をやるときには八、二とかでやるといいんじゃないかなと、改めて自分の理想形がちょっとブラッシュアップされたということであります。ありがとうございます。
それから、山井先生の御
質問の、
旅館業法とも関係するんだろうけれども、障害者の話。これは私はとても大事だと思っていて、私の兄弟もそういう福祉の分野で頑張って働いているんです、大阪ですけれども。だから、実は、山井さんが取り上げているテーマは大体よくわかるというか、大事だと思っています。
特に、日本維新の会というのは、すごく誤解を、ちょっとひとり言ですから、別に聞かなくて、のんびりしていていただいたらいいと思うんですが、日本維新の会というのは、すごい誤解をされていまして、何かすごく右の政党だみたいなことで、それで自民党を補完ばかりしている、特に足立は安倍政権の補完しかやっていないといってえらい怒られるんですが、先日の
厚生労働委員会は、自民党さんにも若干苦言を申し上げたらすごい評判がよくて、ああいう感じでやればいいんだよといって皆さんから御
指導をいただいているわけでありますが。
いずれにせよ、日本維新の会は、実は右でも左でもなくて、大事なことは大事、いいことはいい、悪いことは悪い、これでもう一貫して判断をしてきている。たまたま安倍政権はいいことが多いので、何か是々非々が是々々々非ぐらいになって、補完じゃないかと言われるんですけれども、それは、安倍政権がそれなりによくやっているからであって、決して、日本維新の会が何か補完しようとしているわけではないわけであります。
それから、特に、我々は、できるだけ増税は急がずに、行財政改革をもっとやって、これは内閣
委員会できょう、うちの浦野代議士がやっていますが、結局、増税なのか行財政改革なのかとゼロ、一じゃないんだけれども、そこの努力が自民党は足りないということを我々はずっと言っているわけだし、そこで浮かせた、増税でも行財政改革でも、そこで出てきたお金をまずどこに投入すべきかというと、我々も山井さんと一緒です。まず福祉ですよ。
ただ、福祉なんだけれども、例えば障害を持たれている方、この障害を持たれている方に対する御
支援というのは、だって、困難が多いんだから、そこをしっかりとお支えをする。
例えば、生活保護でも、僕らは大阪では生活保護をちょっと削っています。削るとまた山井さんから怒られるんだけれども、でも、それは、もらうべきじゃない人のところを削って、本当に生活保護をもらうべき人のところに行っていないから、そっちへもっと向けようよということで、本来支えなければいけない方はしっかりとお支えをしていく。例えば障害を持たれている方の御
支援、これは徹底してやっていく、それは自民党よりも我々の方がやっていく、山井さんよりも僕たちの方がよくそこは考えているんだというぐらい、私たちはそこは力を入れているつもりなんですね。
きょうはせっかくの機会だから、山井さんと今ちょっと裏で話をしていて、山井先生がさっき、これは
応援してくれよ、こう言われて、ちょっと話をしていて、いや、僕は最初、これは確かにそうだよなと思ったんですが、山井さんにちょっと聞いたら、山井さんは自立
支援法自体に反対なんですね。僕は自立
支援法自体には賛成なんです。
山井さんは、つき合っている人がちょっと狭いんじゃないかな。結局、福祉の現場を広く見てください、福祉の現場というのは広いんです。さまざまな分野がある、さまざまにかかわっている
方々がいる。そういう方のお声を虚心坦懐に受けとめると、あの自立
支援法で喜んでいる人、むちゃくちゃ多いんですよ。(発言する者あり)今、何、障害者総合
支援法。障害者総合
支援法で喜んでいる人、むちゃくちゃ多いですよ。(発言する者あり)変えたからいいの。済みません。では、今の
法律は賛成なんだ。大変失礼しました。いいのね、今の
法律は。失礼しました。ちょっと私の拙いあれで。
ただ、結局、自立
支援法であれ、それを改善した総合
支援法であれ、一定の競争を入れたわけですね。そうだよね、多分。一定の競争、競争じゃないか。ちょっと勉強不足かな。まあいいや。まあいいんですが、いずれにせよ、大分よくなったわけですよ。大分よくなった。
よくなったんだけれども、例えば、ここで、山井さんとか、あるいは私が尊敬する
高橋千鶴子先生とか、やっていらっしゃることは、まあ言ったら、何というのかな、僕、こんなところでやらなくていいと思うんですよ。だって、ああいう話は、まさに
法律のエンフォースメント、
法律を執行するときにいろいろと課題が出てきたら、それを役所と。だから、僕らはここに立っている以外の時間に、
田村先生もそういう仕事をたくさんやっているわけです。
要すれば、国民の皆様が政府との関係で、地方公共団体も含めて政府と国民がいるわけです、その間で、やはり、特に行政権を執行するときにさまざまな課題が発生する。それを、例えば白であるべきものが黒と判定されていたら、それはおかしいだろうと言わなあかんし、あるいは、役所が気がついていない現場の問題でかゆいところに手が届いていなかったら、ここはかゆいから、ちょっと早く手を伸ばせよと言う、こういうことはまさに僕らの日常活動ですよ。
ほとんど、
厚生労働委員会で野党の
方々の一部が、一部ですよ、されている方の
質問は、ここで
質問の論評をしている場合じゃありませんが、私は、ここじゃなくてできることだと思いますね。それは議員会館でやればいい。
私がここできょう議論したいことは、まさにもっと骨太な、例えばきょうの
旅館業法の話であれば、
旅館業法と
民泊について、一体政府は何をしようとしているのか。そのバランス、例えば、競争していくわけです、これからは。
旅館と
ホテル、あるいは
民泊が競争していくわけですね。その競争関係の中でみんな悩んでいるわけです。悩んでいるから、役所の、例えば伊佐先生が言うところの
ガイドラインがどうなるんだ、そういうのをみんな注視して、業界を挙げてみんなそれを見ているわけだけれども、その
規制のチューニング、ファインチューニングがちょっと変わるだけで民間
事業者は影響を受けるわけでしょう。そこが大事なんですよ。
それで、ちょっと御
質問をするわけでありますが、そもそも
民泊が
制度化される、これはちょっと下の方から、四ポツからいきたいんですが、もし、
大臣、可能であれば、この問いだけ一応
大臣にも振ってありまして、あとはもう
大臣は帰っていただいても結構ですから。ああ、その後があるからね。これも、面倒くさければそちらでも結構ですが。
私がちょっと聞きたいのは、そもそも
民泊制度が
制度化された理由ですよ。
大阪は、例えば、インバウンドでどんどんどんどん需要がふえる。需要がふえるけれども、全く足りていない。だから特区で、今評判の悪い特区で、僕らは本当に特区にお世話になっているんですよ。国全体がまだ動いていないけれども、大阪ではどうしても必要な
制度というときは、それは特区でやるんですよ。だから、何か特区は悪いとかいう、何かよくわからない政党がどこかありましたが、特区は助かっています。大阪は、まさにこの
民泊は特区で始めたんですね。それが今、一般
制度になったということですが。
例えば、そうやって、足りないから
制度化がされたと考えたらいいのか、あるいは、何か
制度上の不備があってこういう
制度化がされた、あるいは、そもそも
規制改革
会議とかいろいろなところがやっているような
規制緩和、いわゆる
規制緩和なんですということなのか、いろいろ
趣旨がこれはまざっていてわかりにくいんですが、政府の意図、政府が
民泊を
制度化してきた意図はどの辺にあるか、御
答弁いただきたいと思います。