○福山哲郎君 歳入の見積りがそんないいかげんでいいんですか、国で。
契約書あるんですよ、
契約書。何ですか、今の表現は。
いいですか。先ほど国交
大臣が、森友の問題が出ていないからそんなの隠すわけがないとおっしゃった。でも、この森友の問題、これ小さいので恐縮ですけど、まず最初問題になったのは、
売買価格を公表しなかったことがスタートじゃないですか。そもそも
売買価格公表しなかった。それから、八億円
値引きした、
廃棄物、
埋設物処理を確認もしないで八億円
値引きしたじゃないですか。そして、面会記録等の
関係書類を廃棄したと言っているんですよ。こんなものあり得ないですよ。
そして、
売買契約書、先ほどの話ですよ。どっちの対価が高いのかを考えなければいけないのに、相手の言い値の
処理費用をそのまま払っているんですよ。
売買契約書に記された鑑定評価、本当にしたのかどうか分からないですよ。更に言えば、それを
契約よりも前にやって、更に言えば、森友がこんなに下に
ごみがありますと言ってきてから
お金払っているんですよ。現場の評価なんか落ちるに決まっているじゃないですか。
そして、挙げ句の果てには、
平成二十九年度の
予算案に入るべき歳入の記載がないんですよ。これ、どう考えたって隠そうとしていたとしか思えないじゃないですか。そして、
参考人招致をお願いしても一切政府も
与党も応じないじゃないですか。全く解明する気がないじゃないですか。そうでしょう。
そして、昨日かおとといの報道にありましたけど、
財務省が森友側にひょっとしたら埋め戻しをしろという指導をしていたという報道もありました。私、その実は記録持ってます。記録持ってますが、これは森友側が作った記録なのか業者側が作った記録なのかが分からないので、あえて国会には出典としては明記できないので出しませんでしたが、報道出てますから。そこには明確に、
財務省側が、埋め戻す、簡単に言えば外へ出さない方向で考えろという指導していますよ。
疑惑ばっかりですよ。これ大問題ですよ。いいよ、あなた長いから、答弁。
こういった状況で、とにかく
予算を出し直すしかないと思いますよ。歳入欠陥ですからね、これ。
契約書に書かれているもの、あれですから。それで、挙げ句の果てには、弁解は、項目入れていますけどゼロですと。何も書いていないですよ、ここに。端から端まで私、見ましたけど。こんなばかげた行政手続がありますか。私はひどいと思いますよ、この本当に
契約は。
そして、
総理、私、本当は御家族のこととか言いたいタイプではないんですけど、
総理が関わっていないという、昭恵夫人も関わっていない、ひょっとしたら被害者なのかもしれない、私もそのようにも考えたいと思います。しかしながら、この許認可が始まる直前に
名誉校長に就任を受諾をして、寄附金集めには、
安倍昭恵夫人が
名誉校長だとか、さらには講演に来られているかとか、そういう話も出るはずです。
そして、これ大阪の
財務局の立場でいえば、
安倍昭恵夫人が
名誉校長に就任している小
学校を、手続ができないからといって先送りなんかして開校を延長したら、それは昭恵夫人に恥かかせたのか、
安倍総理に恥をかかせたのか、近畿
財務局だって
財務省だってそんたくするでしょう、それは。私的か公人かなんて
関係ないんですよ、私人か公人かなんて。そういう状況を、これだけの許認可とこれだけの補助金が下りている状況の中で
名誉校長に就任された。そして、その日に、
名誉校長に就任された日に
安倍総理は本当は講演の予定だった。
だから、
安倍昭恵夫人が講演されたのは
安倍総理の代わりです。誰が見たって、ああ、昭恵夫人が
名誉校長をやって、
安倍総理も講演に来るところだったんだなと役所はみんな考えますよ。そこを延期するとか、そんなことしたら
総理に恥かかせることになる、そういうことを状況としてつくったこと
自身が問題なんじゃないですか。公人か私人かなんかは大した問題じゃないですよ。そういう状況をつくったことが問題だと私は思う。だから、こういう不透明な手続が積み重なるんですよ。
総理、いかがですか。