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舞立昇治君 ありがとうございました。
いずれも増えているということで、
是非、
森林整備予算につきましては、私の
地元も含めまして広く
全国に増額を
普及させていただきますようによろしくお願いします。そして、やはり経産省や環境省の
予算につきましては、なかなか
林業関係者、知らないことが多いとまだまだ聞いておりますので、
是非周知の面も徹底いたしまして、より
改善、
拡充に努めていただきますよう、地方財政
措置の件も併せましてお願い申し上げたいと思います。
四問目、もう一回
林業予算しようと思ったんですが、ちょっと時間がありませんので飛ばさせていただきたいと思います。
林業産出額が二十六から二十七にかけてちょっと落ちているという中で、ちょっと
森林整備予算が増えてもなかなかこういうところが伸びないと厳しいんじゃないかとか、そういったような質問で、
林業、木材産業の
成長産業化に向けて質問をさせていただきたいと思いましたが、また次回以降に譲らせていただければと思います。特用林産物の件も含めていろいろとやりたいと思いますので、また次回に譲りたいと思います。済みませんです。
その次、水産の
関係に移りたいと思います。
水産日本の復活に当たりまして、水産庁を始め
関係者の
皆様方に、できる限り現場の
要望を反映した
施策、
予算づくりに努力していただいておりますことに感謝申し上げたいと思います。一方、いまだ解決すべき
課題は多々ありますので、一層の御活躍、御尽力をお願いしたいと思います。
一点目でございますが、この度、五年に一回の改定作業を進められている水産基本計画についてでございます。
これまでの
検討過程で重要な論点は既に幅広く網羅されていると思いますけれども、以前から申し上げているとおり、昨年の年末、
地元では漁船が転覆して四名が死亡、五名が行方不明の状態という痛ましい事故が発生いたしました。その際に鮮明になったのが漁船の老朽化であり、漁船建造への国の
支援がなかなか十分ではないという問題でございます。
漁船の法定
耐用年数は最大のものでも十二年ということでございますが、船齢三十年を超える漁船は
全国に数多く存在します。例えば、遠洋沖合主体の中・大型の漁船につきましては
全国に約千四百隻ございますが、船齢二十年以上が六割、二十六年から三十年経過している船が最も多い
状況でございまして、いかに危険な状態で漁師さんたちが船に乗っているか、これはなかなか幾ら安全
対策を講じても限界がある問題だと思っておりまして、大地で行う農
林業と異なり、
漁業の場合、もし漁船が故障したり転覆した場合は命に関わる問題でございますので、早急な
対応が必要と認識しております。
そのような中で、漁船建造に関する必要性や重要性、緊急性は十分承知いただいていると思いますので余り長々とは話しませんが、幾ら漁港、漁場、そして漁村の環境を良くしても、漁師さんたちの生命線でございます漁船が余りに古く、そしてとても清潔とは言えない環境では、危険なことはもちろんでございますが、効率性の問題のほか、やはり漁への意欲、若い新規
漁業者の
確保がこれも重要
課題である中で、今の
状況では新たに
漁業をやろう、やりたいという気になかなかなれないんじゃないかと私的には思っております。
浜の再生を確実に行い、
水産日本の復活を果たすため、さらには十兆円以上とも言われる水産の多面的機能の発揮、そして食料や外交防衛上の安全保障の観点からも、
漁業者がいなくなっては元も子もございませんので、漁船の老朽化問題などを契機といたしまして、漁船建造の計画的な更新やそれに対する国の重点的な
支援の必要性等に関します
対応方針につきまして水産基本計画の重要な柱の一つに入れていただき、現行の漁船建造に対する国の
支援策を大幅に
拡充していただきたいと考えますが、
礒崎副
大臣の御見解と御決意をお願いいたします。