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増子輝彦君 これ、
大臣、先ほど東電代行の話をしたとおり、県代行では駄目なんですよ。国が前面的にこの自主避難者にも接してあげないと。
是非、あなたのあの当時の
思いを
思い出して。自主避難者一万四千人いるんですよ、子供さんが圧倒的に多いんですよ。この子供
たちのためにも、
是非、国が前面に立って、
福島県に丸投げではなくて、
福島県と連携するというようなことではなくて、もっと
吉野大臣は先頭に立って、前面に立って私は県を強力に指導してやってほしいというふうに
思いますので、このことも
是非実はお願いをしておきたいと
思います。
随分時間がたってしまいましたけれども、先週日曜日、
廃炉の国際共同センター、できましたよね。一緒に開所式行きましたよね。私、あなたの
言葉、前にも聞いたけど、とても良かったと思っている。私が元気なうち、
廃炉が決まるまで迎えに来ないでほしいと、
廃炉になったら迎えに来てほしいと言っていましたよね。これから三十年、四十年、場合によっては燃料デブリ処理のためには百年掛かるかもしれないという厳しい
現実がこの
原発収束にはあるんですね。
そういう
状況の中で、実は
双葉や大熊の
皆さんは中間貯蔵施設の受入れという苦渋の決断をしました。大変な決断です。多分、戻ってこれないかもしれない。あなたも、
大臣としても政治家としても、一人残らず全部、残りの一人まで
福島県に戻るというところまで頑張るという話ですから、実はそういう実現をするためにも、この
原発の収束と同時に、指定廃棄物や除染廃棄物の中間貯蔵施設から最終処分場に三十年以内にしっかりと造るという問題が最も重要な柱なんですね。
そこで、お聞きしたいことは、これはあなたも個人として政治家として
双葉や大熊の町長さんに要望を受けたかどうか分かりませんが、あのとき、苦渋の決断をしたときの実は交付金がありましたね、県と
双葉と大熊に。かなりの金額ですよね。このことは御存じだと
思いますが、この交付金の使い方が自由度がほとんどないというんですね。ないんですよ。そのことを御存じかと
思いますが、この交付金の自由度を高めるという主導的な
役割を
是非財務当局等も含めてやって、一日も早く中間貯蔵施設の建設や三十年以内に県外に最終処分場を造るというこの問題を解決していく大きな力にしていかなきゃいけないと
思いますが、この交付金の自由度の低さというようなことを御認識だという前提で、自由度の高い交付金にしていただく力を発揮していただけませんか、どうでしょう。