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伊藤孝恵君 子育てワンストップサービスの概要説明書、私も拝見しましたけれども、本当に便利だと思いますし、私も子育て真っ最中なので、大変有り難いというふうに思っています。
今、子育て真っ最中の方たちの御
意見もというふうに
大臣から御答弁いただいたんですけれども、もちろんそういった方たちの
意見も十分に入っているかと思うんですけれども、本当に、パブリックコメントというのをいろいろ寄せていただいてシステム開発をしていくというのも、今地方
自治体ではいろいろやられている試みであったりします。
ちょっと私も見せていただいて御担当の方に御提案申し上げたんですけれども、これ、例えば里帰り出産なんか、あれは本当に手続も煩雑で、それから持ち出しも多く、立替えのお金も多かったりとかして、そういった視点が、例えば私が一回読んだだけでもそういった観点がもっとあるといいななんて思ったりもするわけなんですけれども、そういった部分で、識者の方たちにももちろん聞いていただいていると思うんですけれども、もっともっとパブリックな
意見を収集できるように、本当にシステムを固めてしまう前にいかにそういう
意見をたくさん集めて、それで磨いていけるかというところが肝になってまいりますので、それは本当にお願いをしたいというふうに思います。
続きまして、昨年十月、
総務委員会でも
質問させていただき、また
平成二十九年度の
予算案にも女性の活躍
支援として計上されておりましたので、マイナンバーカードの旧姓併記について改めて
質問をさせていただきます。
前回、私の方で、マイナンバーカードの旧姓併記のためのシステム改修費におよそ百億円も掛けるのであれば、それが女性活躍
支援と言うのであれば、よほど保育環境を整えていただいた方が助かるのですがというふうにお伺いして、
大臣からは、民間のアンケートなどからも大変ニーズが高いと感じたのでとの御答弁をいただきました。
これ、更に詳細に伺いましたら、この民間のアンケートというのは日経新聞のアンケートで、仕事で旧姓を使っている人はというアンケート、その結果、二五・三%というインターネットアンケートの結果でございました。
それに加えて、こちらの男女
共同参画
会議での提言を下敷きにしてということだったんですけれども、この男女
共同参画
会議での提言、その重点政策、重点取組の最重要
課題のところにはやはり、「保育所に子供を預けられないとの切実な国民の声に応えるための
施策の推進を積極的に図るべき」との記述がございます。
やっぱりこっちの方が先だというふうに私は思うんです。もちろん、旧姓併記を全否定するわけではもちろんございませんが、普及はこれからというような先ほど
政府参考人からの数字の御報告もありました。普及するとはまだまだ言い切れないというようなものに百億円掛けるのであれば、今まさにこの時期、保育園を落ちてしまって茫然自失のお母さんたちいっぱいいるわけなんですね。そういった方たちのためにすぐお金を使っていただきたいというふうに私は思います。
それで、女性が産もうと思えて、また産んでも働き続けられるというふうに思える、そういう環境をつくるのが大切だというふうに
大臣もお考えかと思うんですけれども、他省も必死です。
例えば、
大臣、
東京都内の認可保育園。保育園落ちた日本死ねのあのブログから一年たって、報道も、また世の中の熱量も少しトーンダウンしているように思えるんですけれども、その実、全く何も解消されておりません。そこの部分になぜこんなに認可保育園というのが足りないというふうに御
認識されておりますでしょうか。