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大門実紀史君 大門です。
大事な税法の議論のときですので、森友問題はあしたの決算
委員会で
総理にまた少し伺いたいと思っているんですが、ただ、我が党も要求してきた
内容が先ほど
佐川さんの
説明で文書も配られましたので、
一つ二つだけ
確認をしておきたいというふうに思います。
後半の方ですね、九月四日の話なんですけれども、問い合わせた
内容がほとんどそれに答えない
内容でありますけど、書かれているのが、九月初旬に
大阪航空局とともに
関係業者と工事
内容について
打合せを行っていた
記憶はあるということなんですが、そもそも、今手元に持っておりますけど、この九月四日の
会合そのものがちょっと不思議なんですよね。
籠池さんいないんです。
森友関係者がいない中で
近畿財務局と
大阪航空局と
業者が直接
打合せをしているということなんですね。
なぜ不思議かといいますと、二〇一五年の五月の二十九日に森友と買受け特約付き有償
貸付契約を結んでおりますし、相手方の当事者は
森友学園ですね。八月の二十六日にごみが出たよと、地下に埋蔵物が出たよと言ったのも
森友学園なんですけれども、にもかかわらず、九月四日の
会議そのものが
業者と
近畿財務局、
大阪航空局と、
回答にあったとおりですね、日にちは別として、やっているわけですね。例えば、専門家も来てもらわなきゃいけないということで、
籠池さんなり
森友学園側が
業者も来てもらって
説明してもらうというならまだ分かるんですよ、まだ分かるんです、専門家に同席してもらうと。あるいは森友側の弁護士さんが代理で
出席するなら分かるんですけれども、とにかく
業者と
近畿財務局、
大阪航空局が直接いろんな話をしていると。
その中身は、私たちが入手したメモによると、要するに処分費が幾ら掛かるんだと、それを聞いてみたら、もう余りにも過大で、そんな処分費掛かったらもう地価を上回ってしまうと。上回ってしまうということは、貸出しの金額が出ない、あるいは売値も出ないと。それで、それで
場内処分を含めてもうはっきりキアラに対して言っているんですけれども、場外処分を極力減らす計画を
考えてほしいということを言っている。要するに処分費の調整みたいなことがここで話し合われているわけであります。
これは、
籠池さんがああいう方でいろんなことを言いますけれども、
一つずっと一貫して
籠池さんが言っているのは、自分の知らないところで神風が吹いたと、もう駄目かと思ったのが急にとんとん拍子にいったという、何か分からないけれども何かが働いて金額もああいうものが出てきたと。これは本当じゃないかなと思うんですよね。
というのは、今申し上げたように、この処分費とか何だとかいろんなことに、
籠池さんがいないところで、いないところで近財とか
大阪航空局と
業者の話合いでいろんなことが進んでいるというのが実はこの九月四日メモの
意味なんですよね。だから、
籠池さんは、知らないうちにいろんなことがどんどんどんどん、何が起きているか分からなかったけれども、実際はこういうところで処分費の金額もどんどん決められたから、もう出てきたら非常に安い値で、これでも不満があったとかいろいろ後からあるんですけれども、あるんですけれども、そういうことになったんではないかというような、大変そういう重要な日にちが九月四日なわけであります。
だから、
籠池さんの知らない何らかの力が働いて、そういう
打合せを直接やっていて、処分費も決まっていって売値も決まっていったという流れがあるのではないかなと、こういう、週刊誌ネタではありません、いろんな事実
関係の資料を組み立てると思うわけでありますよね。
そういう点でいきますと、どうして
籠池さんというか
森友学園、当事者がいないところでこういう
業者と直接
近畿財務局が
打合せをするのかと。つまり、同席して
業者も来るなら分かりますけれども、当事者がいないところで、なぜこういう
打合せをずっと、もう既に
契約をしている相手を抜いて、していたのかと思うんですけれど、聞いても答えないのかな、同じかな、一応答えてください。