○長浜博行君
局長も、その辺は予算
委員会でも、そもそも九・九メートルという深い箇所からごみが出てくる様子を職員が直接
認識することは困難でございますというふうに述べられているわけでございます。
ですから、本当に九・九メートルまであったのかどうか、そして、このごみによって、八億円のいわゆる値引きと言ったらいいんでしょうか、この問題が出てくるので分かりづらくなっている。ある意味においては、売ったのは財務省ですけれども、そのごみの部分の算定ということでこの国交に深く関わってくるんだというふうに思います。
小川さんは最後に、真面目な国交省航空局のお役人が何かそんなこと、つまり何か作為的なことだと思いますが、そんなことをするわけないと思うんだけど、そういうことされちゃっている、じゃ、何でそんなことになっちゃっているんだろうというところがこの問題の本質でありますと、こういうふうにまとめられているわけでございます。
衆議院に予算
委員会の分科会というのがありまして、衆議院におられた方はお分かりになると思いますけれども、参議院にはないシステムであります。
大臣と一対一で、割と与党の方も
質問されて、地元のことを
質問されることが多いんですが、その二月の二十二日に、私どもの岡本という代議士と
大臣が一対一でやられた
質疑があります。
この辺の関係の議事録をいろいろひっくり返すだけでも大変な作業なんでございますけれども、私が気になったのはここの部分でございまして、要するに、大阪航空局が所管しているときにトラック二千台、このごみの量のことを言っているんでしょう、二千台分とも言われている大量のごみがここに入れられた、こういう理解でよろしいですかという問いに対して、これは一万九千トンにも上るごみということですね。
石井大臣は、国交省が依頼したものではなくて、近畿財務局からの依頼を受けたもので、大阪航空局において、近畿財務局と協議、調整しながら算定したものでございますということで
お答えをされているんですね。近畿財務局が売却をする際に、本件土地の地下埋設物の撤去、処分費用について算出の依頼を受けて、大阪航空局において、近畿財務局と協議、調整をしながら算出、見積りを行ったものでございます。
岡本が、航空局として、この規模のごみがあるということを、意味を了承しているということですねという問いに対して
大臣が、今申し上げたとおり、この土地の地下埋設物の処分の一万九千五百トンというボリュームについては、近畿財務局からの依頼を受け、大阪航空局において、近畿財務局と協議、調整を行いながら、この土地の瑕疵のないものとするために必要となると考えられる地下埋設物の撤去、処分費用の見積りを行ったものでございますと。延々とこれが、一こま三十分ぐらいだったと思いますが、これがずっと続くんですね。重ねての答弁になりますが、近畿財務局から地下埋設物の撤去、処分についての見積りの依頼を受けて、大阪航空局において、財務局と協議、調整を行いながら、先ほど申し上げたような条件で撤去、処分費用の見積りを行ったものであります。
これが延々と続いておりまして、ついに、この赤羽主査というのはあの赤羽代議士でしょうかね、
石井大臣の同僚の、赤羽主査が、ちょっと時計を止めてもらえませんかということで、時計を止めました。そして、
石井大臣、再開されて
石井大臣がまた同じ答弁をされたわけであります。
岡本がさらに、しかし、だから、大阪航空局としては、その量があったという理解をしているということだと。さすがにここへ来て温厚な
石井大臣にも感情の変化がおありになったのか、あったかどうかではなく、見積りをしたものでありますというふうにおっしゃったわけでございます。そして最後まで、近畿財務局と協議、調整を行いながら見積りを行ったということでございます。
ですから、一番最初に申し上げた単純なことを言うと、ごみの量を量るときに、その経験を持っている航空局に依頼をされてごみの量を調べたということであれば、協議、調整ということよりは、ごみの量を経験則に基づいて航空局に報告しただけですということになるんですが、一貫して、これはほかの議事録を見てもそうですが、
石井大臣は正直な方ですから、近畿財務局と協議、調整を行いながら見積りを行ったということでございますということを答弁されているわけでございます。
今、私の
説明は何かお気に障ることがございますでしょうか。