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参考人(李
英和君) 関西
大学の李でございます。
私の方は、役割分担ということも考えまして、最近の
北朝鮮情勢と
日本との関わりということに絞って
お話をさせていただこうと思います。
大体論点は三つでして、
一つは、金正恩
政権あるいは金正恩体制になってからの大量破壊兵器を中心とした軍事的な能力ということです。もう
一つは、その金正恩
政権、大量破壊兵器を有する金正恩
政権の攻撃意思といいますか、脅威の度合いは能力掛ける意思だというふうに言われます。能力については簡単に触れさせていただいて、問題の必ずしもよく見えない意思の方について私の方の
意見を述べさせていただいて、その上で、
日本が取るべき、あるいは国際社会が
北朝鮮に取るべき方策について私見を述べさせていただくというふうにさせていただきます。
限られた時間ですので、まず最初に結論
部分から述べていきたいというふうに思います。
一応、
北朝鮮の核実験を含めた、あるいはミサイルの発射を含めた危機は昨日で一応山が過ぎたかのように見えますけれども、これからも一山、二山、三山あるということは確実であります。いずれにせよ、トランプ
政権、それに対して厳しく対応するということで、よく言われるフレーズですけれども、あらゆる選択肢がテーブルの上にあるというふうに言います。どのような選択肢、あらゆるという表現ですから、全ての選択肢を用意しているということでしょうけれども、私はその選択肢、どんなものを使ってでも、あるいはそれを総動員する形で、金正恩
政権の核保有、核保有だけではなくて、生物化学兵器を含めた大量破壊兵器、大量殺りく兵器の廃棄を目標にして進まなければならない。その中で、まかり間違っても、一発たりとも、核兵器であれあるいは毒ガス兵器であれ、
日本の地に着弾させるようなことがあってはならないと。
もちろん、そういうふうになれば大変な被害が
日本に及ぶということは言うまでもないことですけれども、同時に私が強調したいのは、そのような事態になれば、後々、これからの将来、
北朝鮮の
国民にとって大変な災いの種になるということ、そのことを通して
日朝関係、あるいは
北朝鮮はいずれなくなってしまって
韓国に吸収されるものというふうに思っています、そういう
意味では
日韓関係。いずれにせよ、朝鮮半島と
日本の
関係も、
日本に一発でも大量破壊兵器が着弾するというような事態が起きれば、今後百年間、憎悪と敵意に満ちた不幸な
関係は続くと。
今の
日本の
課題、これまでの
課題は、過去の不幸な
歴史をきれいさっぱり清算する、未来
志向の
関係を築くということで、これまでいろんなトラブルはありましたが双方努力を
日韓両国続けてきたというふうに思います。ところが、今回の
北朝鮮の危機、それどころでなくて、今後百年間をまた対立、反目の
関係にしてしまうのかどうかの重大な岐路に立っているということで、どのような手段を用いても、どのような犠牲を払ってでも、
韓国、
アメリカに対する攻撃はもちろんですけれども、
日本に対する攻撃を防がなければならない。
アメリカのオバマ
政権の末期、そしてトランプ
政権の初期も代行を務めた国務省のラッセル次官補、
北朝鮮が大量破壊兵器を
アメリカに使う、そういう能力を持った瞬間に金正恩は即死するというふうに表現をしていました。恐らくそうなるんだと思います。もし金正恩党委員長が即死したとしても、
北朝鮮の
国民は
北朝鮮の地で二千五百万人が生き残る、生き続けるということになると思います。
北朝鮮の
国民、独裁
政権の下で、過去七十年間、大変な塗炭の苦労をなめ、そして大飢饉等で大変な犠牲を払ってきました。金正恩後の
北朝鮮にとって最大の
課題は、
北朝鮮の
経済と社会の復興と再建ということになります。
その
北朝鮮の
経済と社会の復興、再建のために最も大きな力を発揮しなければならない、あるいはする能力のある国は、
アメリカでも
韓国でも
中国でもなく、私は
日本だというふうに思っています。援助も必要でしょう、そして、援助だけじゃなくて投資も必要だということです。その
北朝鮮の再建にとって、ポスト金正恩の
北朝鮮の再建にとって必要な
日本との
関係を根底から
悪化させるというような事態は、
北朝鮮国民のためにも何としても防ぐということが今求められているということです。
同時に、もう一点強調したいのは、レジュメに書きませんでしたけれども、今、トランプ
政権とそれから習近平
政権、
北朝鮮問題をめぐって急接近をし、ある種蜜月のようなムードを醸し出しています。両大国の協調、
北朝鮮問題に対する協調
関係で
北朝鮮の非核化あるいは
北朝鮮危機の鎮静化、解決ということが成し遂げられれば結構なことなんですけれども、しかし、
韓国そして
日本から見れば、
中国と
アメリカが蜜月で、密接な
協力の下に、両大国が仕切る形で
北朝鮮の問題あるいは朝鮮半島の問題を解決するということが今回起きれば、よく言われるG2体制、米中が
アジアを共同で取り仕切る、支配するということに大きな道を開くということになります。
そうなりますと、
韓国もそうですけれども
日本もそうです、
アジア外交、あるいはもっと狭く言っても北東
アジアでの
外交で主体的に能動的に動くという余地をなくしてしまうということですので、今回の
北朝鮮危機については、いろいろ制約がありますけれども、核を持たない
韓国、
日本ということも含めて制約がありますけれども、できる限りのコミットメントをすると。それが
経済制裁であれ、あるいは軍事的な貢献であれ、あるいは
政治的な貢献であれ、ありとあらゆる分野で、
韓国と
日本ができることなら共同してこの
北朝鮮の危機にコミットする、その下で解決していくということが強く求められている。
日本がこの問題で役割を果たせない、あるいは
韓国が役割を果たせないということになりますと、これも見通せる期間、十年、二十年の間で、
先ほど言いました、繰り返しになりますけれども、
アジアで米中共同支配体制が確立してしまうということ、そのことが
韓国、
日本にとって幸せな世界であるならいいですけれども、そうなるかどうかは予断を許さない、むしろ不安を
感じるというのが実情かというふうに思います。
それでは本題の方に入っていきまして、脅威の度合いを測る変数、能力と意思、金正恩体制のということで進めていきたいと思いますけれども、能力については簡単に、時間もありませんので、レジュメを参照していただきながら要点だけを見ていきたいと思います。
北朝鮮が今問題になっているのは核、そして核ミサイル問題だということです。要するに核兵器、核保有ということなんですけれども、
北朝鮮が実は核保有を始めた、あるいは核保有国としての黎明期はいつなのかということです。これが非常に重要でして、最近であるならまだ完成していないだろうということになりますし、二十年以上も前ならもうとっくに完成しているということになります。どちらなのかということですけれども、私の
意見では、あるいは私が諸説ありますけれども最も信用できると思っている説は、
北朝鮮の核開発、核兵器開発の黎明期は一九九一年だと、ちょうどソ連が崩壊した年だというふうに信じて疑いません。
ソ連の崩壊で
北朝鮮は
経済的なパトロンを失って大変な危機を迎えましたけれども、同時に、核開発という
意味でいいますと大変な好機、チャンスを迎えたと。ソ連が崩壊して核管理、核兵器の管理が甘くなったのに付け込んで、一九九一年にウクライナとそれからカザフスタンから合計三発のソ連製の核弾頭をひそかに入手をしたと。これを模型にして、あるいはモデルにして、標本にしながら、ソ連で失業した核開発の技術者を大量に高給で雇い入れて、
北朝鮮で雇用をして核開発に邁進をしたということになります。
このことの
意味は何かといいますと、
北朝鮮の核技術は九一年当時のソ連の技術を出発点にしたのであって、一九四五年当時、広島、長崎の原爆の当時の技術水準からスタートして実験をし勉強しているというのではないということですよね。もう既に、九一年当時のソ連は世界中に核弾頭を飛ばせました。それほど小型化していましたけど、それをスタート、出発点にして核開発を行って今日に至っているということになりますと、もう二十五年以上ということになります。どれほど核開発が、核弾頭の開発が進んでいるかということは想像に難くない。
北朝鮮の九一年以降の目的は、小型弾頭の量産化と信頼性の向上であって、大型のものを小型にするということが
課題ではなかったということですね。したがって、その後の核実験も信頼性を実証する、そしてその後の活動も核弾頭の量産を図るということです。
今何発持っているのか、その結果と。いろいろ説がありますけれども、大体私は二十発と、小型核弾頭は二十発。まだ
アメリカには、運搬手段ができていませんから、ミサイルが、ICBMができていないので、あるいはSLBM、潜水艦発射型ミサイルもできていないので
アメリカには飛ばせませんけれども、もう十分
韓国、
日本には小型核弾頭を発射できると、ミサイルは十分あると。ただ問題は、千基とも二千基とも言われる弾道ミサイルに対してまだ量産が追い付かずに、核弾頭の、二十発ぐらいしかないということになります。今後はこの核弾頭をどんどん増やしていくという、それが目標。
あと、二〇二〇年にはこれが五十発になるだろうというふうに言われています。五十発の核ミサイルが発射可能ということになります。ということは、残り千発あるいは二千発のうち、今のところでいいますと二十発しか核弾頭を積めないわけですけれども、残りのミサイルはどうするんだということになりますけれども、これについては、後ほど触れますけれども、化学兵器、生物化学兵器ですけど、特に化学兵器を搭載したミサイルとして使用するというのが金正恩
政権の考え方。要するに、生物化学兵器と核兵器の二刀流を使うという、そういう基本的な方向だということです。
今、ちょっと横道にそれるかもしれませんけど、喫緊の
課題は六回目の核実験を阻止するということでいろいろ動いています。各国が努力しているようですけど、私から言わせれば、六回目の核実験を阻止することに何の
意味があるんだろうと率直に思わざるを得ません。もう既に五回やっているわけですよね。五回やっていれば、通常、核兵器の検証は終わったと、完成したというふうに見るのが一般常識です。
それに加えて、実は、一九九八年にパキスタンで核実験が立て続けに六回行われました。その結果、パキスタン、核保有国を自称しています、あるいはそれを認める国もありますけど、核保有を。その九八年の六回目の実験、
最後の実験のときには、実は
北朝鮮の核弾頭をパキスタンが代理で実験をしたと。
北朝鮮が、いろいろ
政治的な理由、日朝国交正常化をしたいとか
韓国の左派
政権とうまくやっていきたいという様々な理由で自国ではやりたくなかった、しかし核実験はやりたいということで、パキスタンで代理実験をやったと言われています。
それを含めるともう六回やっているわけですから、技術的な必要性から行う核実験はもう終わった、今後行う核実験は
政治的なメッセージ、
政治的な道具だというふうに考えたらいいですよね。ですから、今すぐやらなくてもいい、もう技術開発は終わっていると、事実上。
政治的に有利なときに使う、不利なときは使わない、有利なときにやる、不利なときはやらないということになっているというふうに考えていただいたらいいというふうに思います。
〔会長退席、理事酒井
庸行君着席〕
繰り返しますけれども、一九九八年に
北朝鮮よりもはるかに工業水準の劣るパキスタンが核保有国になったわけですから、
北朝鮮がまだ核保有国としての実力を備えていないと考える方に無理がある。パキスタンに比べれば、
北朝鮮は核開発の点でいえば生徒ではなくて
先生だというふうに考えていただいたらいいということです。その事実に目を背けてきたということのツケが今回っているというふうに考えていただいたらいいということです。
本来なら、核開発が一九九一年に本格化した、道が開けたということであれば化学兵器を捨てればいいんですけれども、貧者の核兵器、核兵器を持たない国が持つ大量殺りく兵器としての毒ガス兵器、生物兵器ですから、核開発が軌道に乗れば捨てればいいのに、
北朝鮮はその気配がありません。
北朝鮮は、御承知のように、生物兵器禁止条約、化学兵器禁止条約に入っておりません。そのことに加えて、入っていないだけじゃなくて製造施設あるいは兵器を保有していまして、保有量だけでいいますと約五千トンというふうに見られています。この五千トンってどれぐらいの規模かということですけど、廃棄途中のロシアそれから
アメリカを除けば、どんどんどんどん今処理していますから減っていっているんですけど、一遍にゼロになりませんから、それを除けば世界一ということになると。
廃棄途中のロシアと
アメリカを入れても世界第三位。ただし、
北朝鮮は廃棄するんじゃなくて維持あるいは増産をしているという点に注意をしておく必要があるのと、その化学兵器については最近目立つべき特徴がありますよね。
一つは、その化学兵器を使って、金正男氏、金正恩氏の実の兄がVX剤で暗殺されるという、テロとして実践で使われたと。これ、
北朝鮮が使ったというのは明白です。もう
一つは、つい最近です、シリアのアサド
政権がサリンガスを搭載したミサイル攻撃を自
国民、反体制派に加えました。シリアと
北朝鮮の毒ガス、化学兵器をめぐる
協力関係はよく知られた話です。つい最近でも、その
関係を維持し、
協力し、強化し続けています。
私は、今回のシリアのアサド
政権の毒ガス、サリンの使用は、
北朝鮮による代理実験、ちょうどパキスタンでやったような、あるいは共同実験だというふうに見ています。なぜかといいますと、レジュメの二
ページ目の上のところに書きました、昨年の秋に、ほとんど
日本では報じられていませんけれども、金正恩
政権が
北朝鮮軍の中に連隊級、ですから大体三千人規模ですけど、の生物・化学兵器部隊、専門部隊を新たにつくったということですね。専門的に化学兵器を使い、それを運用する、そういう態勢に入ったということ。その後に起きたのが金正男テロ事件とアサド
政権のサリンの使用だということに注目をしておく必要があるということです。
と同時に、その前になりますけれども、レジュメの一
ページ目の一番
最後のところを見ていただいたらいいですけど、これもほとんど
日本では注目されませんし
報道されませんけれども、金正恩
政権ができて二年目の二〇一三年の末ですけれども、金正恩党委員長の肝煎りで、
北朝鮮軍、またこれも組織改編がありました。何かといいますと、
戦略ロケット軍部隊、要するにミサイル部隊、これを統合再編して
戦略軍司令部というものに一本化したと。これまで短距離、中距離、長距離で分かれていた部隊を
一つにして、それもフェールセーフ、要するに、誤射したり間違って使ったりしないためにいろいろ安全装置が、段階が踏まれていますけど、それを極力省いて、金正恩氏の指示の下で即座に発射できるという態勢に切り替えたということです。この時点で、実は私の
意見では、
韓国と
日本がいわゆる核ミサイルの照準化、ロックオン状態に入ったというふうに思います。何か事が起こってからどこに撃とうかと考えている暇はありませんから、核戦争については、自動的に飛んでいくというコンピューターに目標設定をする必要があります。
日本、
韓国に
戦略軍司令部でコンピューターで目標設定、照準化がされたのはこの時期だというふうに見て間違いがないというふうに信じていますし、同時に、考えていただきたいんですけど、この前
日本に四発ほど撃たれましたけど、その射程を逆に西側に移動させますと、
中国が射程の中に入ります。
日本に中距離ミサイルを撃ち込むことができるということは、北京に中距離ミサイルを撃ち込むことができるということを技術的には
意味をします。
単なる技術的な問題だというふうに考える向きも多いですけれども、私はそうは見ておりません。残念ながら出所、情報の出どころははばかりがあって言うことはできませんけれども、この同じ時期に、
日本、
韓国を照準化したのと同じ時期に
中国への照準化も終わったと、自動的に北京に飛んでいくという態勢を取ったということ。そんなことを私が知っているぐらいですから
中国指導部が知らないはずがないということで、この後、
中国と
北朝鮮の微妙な
関係あるいは対立
関係は新たな段階に入って今現在に至っていると、最近の
中国の強硬な
姿勢はこのことによるものだというふうに考えてもいいんじゃないかということです。
まとめに入ります。簡潔にということでレジュメの
最後ですけど、私自身がんサバイバーでして、がん治療、今も続けていますけど、職場復帰したのが去年、二年間がん治療で入院、ベッドの上におりました。奇跡的に生きて戻ってきましたけど、その経験に引っかけてというか、ベッドに横たわりながら、
北朝鮮の核問題の解決はがん治療に似ているというふうにつくづくと思いました。
今必要なのは、漢方薬ではもう治らない、あるいは、何とか水とか何とか食材とか自然食材とか、そういう民間療法では治癒が望めない。治癒する方法はがんで言われる標準三大治療しかない。三大治療は何かといいますと、
一つは薬物治療、抗がん剤治療だと、もう
一つは外科手術だと、もう
一つは放射線治療だと。この三種類、私、受けました。これは大変な副作用があります。つらかったです。途中で放棄しようかと思うぐらいつらかったですけれども、副作用があってもこれをやらないと根治、完治はしないというのが
北朝鮮の今の核問題あるいは大量破壊兵器の問題。なぜなら、数十年間放置してステージが三から四に入りかけているから、一の段階ではないということです。
抗がん剤治療を担当するのは
中国だと、要するに
経済制裁をやるということですね。
経済制裁をやって、ちょうどがん細胞を弱らせる、腫瘍を小さくするのと同じように脅威を小さくした上で、なくすことはできません、抗がん剤で完治させることはできません、しかし、がん細胞、腫瘍を小さくした上で、体に負担のない小ささにした上で外科手術を行って局所的に腫瘍を取り除くという、いわゆる軍事的な手段が避けられない。これは
日本も何らかの形で参画する、敵地攻撃能力、先制攻撃であれ報復攻撃であれ関わる必要があるということ。この主治医は
アメリカになる、執刀医は
アメリカになるんでしょうけれども、補助医として
日本と
韓国がこの外科手術にも加わるということが求められているということです。
それから
最後、その外科手術がうまくいった後でも、ちょうどイラクがそうですけれども、がんが再発したり、あるいは転移したら
意味がないんですね。ISの支配になるというようなことになれば余計問題が大きくなる、手の施しようがなくなるということですから、そういった
意味で、どこに潜んでいるか分からない再発あるいは転移の脅威を取り除くために放射線治療。これは何かといいますと、亡命
政権づくりを含めた
政治的な圧力ですね、
政権交代ということ。あるいは、一番喫緊でできやすいのは、
中国が制裁やりますけれども、同時に、制裁よりももっと簡単でしょうね、
中国が
北朝鮮と結んでいる軍事同盟、中朝友好親善援助
協力協定、軍事同盟、安保条約ですけど、これを
中国が破棄するという
政治的メッセージを打ち出せば、
北朝鮮の軍部、
中国が背を向けたということをはっきりと見て取れば、反旗を翻す可能性が極めて高まるというふうに思います。
日本政府の役割ですけれども、じゃ、
中国が仮にそうするとして、
日本政府の役割は、亡命
政権構想を進める、あるいはそれを積極的にサポートする。亡命
政権、選手はそろいました、高級幹部がたくさん逃げていますから、選手はいます。サポーターがいないということですから、
日本がサポーター役になるということが重要だというふうに思います。
時間が来ました。以上で一旦終わりたいと思います。ありがとうございます。