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石橋通宏君 特に
加藤大臣、今、
厚生労働大臣になられました。これまで一億総活躍担当
大臣として働き方改革をずっと主導されてきた。まさにこれから、いよいよというときですね。私たち
心配しているのは、自治体の
皆さん本当に頑張っておられると思います。もうよく御存じだと思います。今、本当に被災された
方々、とりわけ
対応を自治体頑張っている中で、この上で、もし万が一仮に選挙ということになれば、相当な御苦労、
対応されなければならないと思います。それこそ過労で倒れられる
方々、健康被害になる
方々、こんな
事態にもなりかねません。
そういう意味で、本当に
皆さんの命を守る、健康を守る、
厚生労働大臣だからこそそこに最大のやっぱり思いをはせていただきたいというふうに思います。先ほどの答弁は、もう今の段階ではそういう答弁でしょう。でも、そのことを改めてこの場をお借りして
大臣にはお願いをしておきます。是非このことを忘れないでください。よろしくお願いしたいと思います。
その上で、今日問題になっておりますこの
振替加算、最大の
支給漏れという
事案について
質問に入っていきたいと思いますが、今日、
水島理
事長にお見えをいただいております。またこの問題で理
事長と相まみえるのかと、残念に思います。二年前にあれだけ、当時の二百二十五万件という
情報漏えい問題がありました、さんざんここで理
事長とやり取りをさせていただいた。絶対にああいう
システムエラー含めて起こしてはならないという
対応も、理
事長、この場で何度も確認をいただいたはずでした。にもかかわらず、今回のまたしても
支給漏れ、大規模なものが起きてしまったと。その多くの
原因が
システムエラー、対処の不足だと我々は
理解をしております。ですから、とにかくこの場では、何せ
原因が何であったのか、どうしっかりとその
再発防止を
対応するのか、そのことを我々この
委員会で明らかにしたいんです。
そういう
観点で改めてちゃんとお聞きをしていきたいと思いますが、そもそもこの
振替加算の
制度導入の目的については先ほど
島村委員から
質問がありましたし、お答えいただきましたので、大切なのは、この
振替加算、まさに
年金の
支給額が少ない
方々、特に
女性の
方々、その老後の安心、安定を守るためにこの
制度入れていただいたんだと思います。だからこそ、たとえ少額であっても
支給漏れが生じれば、まさに生活、暮らしの安心に直結するんだ、それだけ多くの、すごく大事なこの
振替加算の
制度なんだということを、これ理
事長、当然
機構の方は全員がその認識に立たれているはずなんです。にもかかわらず、こういう漏れが起きてしまう、エラーが起きてしまっていると。だから、
国民の多くが不信感をまたしても抱いてしまうということにつながっている。このことは是非改めて、理
事長、
機構全体で認識を新たにしていきたいと思いますが。
全体像が、済みません、なかなか
情報を出していただけないので明らかにならないんですが、そもそも
平成三年の
制度導入以降に
振替加算の
対象になっている
方々、これまで六百二十二万人と、これ何とかお願いして出してもらいました、六百二十二万人。
共済年金、それから
厚生年金、合わせて六百二十二万人と聞いておりますが、その六百二十二万人のうち、今回多くの
事案が発生をした夫婦のどちらか一方が
共済年金である
方々の人数を教えてくれと言っても出てこないんですが、理
事長、これなぜ出てこないんでしょうか。これ、人数分かるんでしょうか。