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東徹君
日本維新の会の
東徹でございます。
立法事務費の
交付を受ける
会派届、今回、
渡辺喜美さんという方から一名の
会派ということで
届出がありました。これについて
反対ということで
意見を表明させていただきたいと思います。前回も同じようなケースがありましたので、この場で
反対の
意見を表明させていただきました。
今、やっぱり税金の使われ方に対する国民の目というのは大変厳しい状況にあると思います。その中で、今、
地方議会では
政務活動費、これは今大変注目されている
神戸市議会におきましても恐らく三名の方が
議員辞職されたというふうに聞いております。そこだけではなくて、
富山県議会においてもたくさんの方が
政務活動費の使い方が不適切ということで
議員辞職をされました。
我々は、
歳費というもののほかに
文書通信交通滞在費、これが月百万円で十二か月分の一千二百万円、このお金は何ら一切、何に使ったということを、使途を公表することなく
個人に
支給をされております。その中で、
立法事務費というのは
会派に対しての
支給が行われるということでありますが、先例では
会派については二人以上ということになっておりまして、この
立法事務費の
法律では一人
会派にも認めるということになっておりますが、これについては、我々もこれは間違っているということで、これまで
議員立法を提案をさせていただいております。
月六十五万円掛ける十二か月ということで七百八十万円になるわけでありますが、
歳費の二千二百万円
プラス文書通信交通滞在費の一千二百万円、それから
立法事務費の七百八十万円、足すと四千百八十万円が
個人に
支給されるということになるわけですね。これはもう世界の
国会議員の
給与から考えても格別に世界一高い
給与をもらっているのと同じ扱いになるわけでありまして、この
文通費も
立法事務費も
国会議員の
ポケットマネーと、そういうふうにやゆされても仕方がないわけでありまして、これを認めることによって
個人支給と何ら変わらない形になりますので、この
立法事務費の
交付を受ける
温故知新の
会派の
届出に関しては
反対ということを表明させていただきます。