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佐藤信秋君 少しはっきりしないんだけれども、
家電リサイクルの四
品目とそれから
小型家電二十八
品目かな、それは全部
対象にすると。その中で、使われたと、いやいやもう使わないよというものを
対象にしてということなのかなというふうに思いますが、それはそのほかにもあると、あるいは、その中でも外れるものがあるということになるのかどうかこれから
検討だということをおっしゃっているんだろうと思いますが、これ以上は伺いませんが。
使用済みという概念でいえば、
電気通したら
電気がつながりますねとか、いや、だけど、
電気がつながって動くけれども、動き方がちょっとおかしいよ、機能全部は満たしていないよとか、そこまで検査すれば分かりやすいんでしょうけれど、普通はそこまではしないんでしょうね、手間の問題もあるし。
これは実は、やっぱり
家庭の問題でいうと、
家庭から出すそういう
小型家電や
大型、まあ
大型の
家電か
家電四
品目なんかを出すときに、これは
家庭の
ごみで、さあどうやって出そうかというときに、今の
処理はこんな
感じかというのでまとめていただいたのが
資料の三ですよね。二十七年度でいえば、
出荷は二千万台あるけど、ここから、これは
家電四
品目ですけど、
出荷は二千百万台あるけど、
排出される方は千八百万台だと。このうち、不
用品回収業者四百八十一万台。さらに、一番右の方に行くと、
海外スクラップで出るものが五百五十六万台。この五百五十六万台が
リユースで使われる。
いや、そうじゃなくて、
リユースで使われるのは構わないかと。しかし、そうじゃなくて、それこそ潰された、
スクラップにされて、それでその中から
海外で有価のものを取り出すと、そこの
部分が問題だと。だから、そこをきちっと
国内で整理しておこうと、こういう
趣旨が
一つ入っているんだと思いますよね。
そうだとすると、実は、この
現状からいくと、不
用品回収業者による
引取りというのが随分多いですよね、今は。今は多い。実際便利かもしれません。使えるけれど、うちじゃ使わないからもう出しましょうと。
リユースショップというか、
引取り先にまで持っていくのも大変、お金も掛かるかもしれないと。
そうすると、そういう
状況を、実はこれ、
市町村で
処理の仕方が多少違いますわね。ある日を決めて引き取りますよとか、
大型家電は
家電四
品目の
リサイクルに回してくださいと、こうなるんでしょうけど、でも、それでも、売った
業者に
処理してもらってくださいというのは、十年も十五年もたつとこれなかなか難しいところがありますわね。それから、まだ使えるかどうかって、
使用済みかどうかって、それを自分で判断しろといったって、家の方じゃ、
一般の
家庭ではなかなか判断しづらいところありますよね。
そうすると、
一般家庭の話でいえば、どんなふうな
処理をふだん、
ごみの問題は
処理していけばいいかと。今の
やり方をもうちょっと便利にしてほしいとか、もう少しやりやすくしてほしいとかいう
市町村や
自治体もある、住民もいるかもしれませんし、いや、今ので十分なんだ、よくよくやってもらっているよと、だから、この不
用品回収業と言われる
人たちのところには、あるいはほとんど出す人がいなくて回らないとか、そもそも。
市町村によって随分違いが多分あるんですよね、これ。同じ
東京の中でも、多分二十三区の中でもいろんな
やり方をしているんだと思います。
そういう意味では、
方向性はこうですよ、まずはちゃんと仕分して出してください、こんなふうに
処理してくださいということではあるんでしょうが、本当は、だから、
家庭にとっては、
一般廃棄物の場合、
廃棄物全体をこんなふうに
処理していくのが
環境のためでもあり、またやりやすいんですよと。そういうところがうまくいっているような
自治体、住民との間でですよね、これ、時間の掛かる問題ですから。そういうところはちゃんと、モデル的に、こんなふうな分類になっていて、それぞれやり取りがこうなっていますと、そういうところをモデル的に紹介するとか。
あるいは、
大臣がその
両方の意見聞いて、それは
市町村長さんだけではなくて、うちはこんなによくやっていると、だけど、住んでいる
人たちは、いや、これじゃ、もうちょっとこういうところが不便なんだ、あるいは、こんなに労力が掛かるけどみんなが協力しているよと、そんなところを幾つか分析してというか、そして、お勧めはこういう方法ですよと表彰するようなこともやった方がええのかなと。
いろんなケースがどうもあります、
市町村によって。そんなところを
大臣表彰やってください、こういうことを
検討してみませんかと、モデル例を挙げて、そして、こういうふうにやるのがお勧めですから表彰させてくださいと、そんなことを考えていただいたらいいかなと思いますが、いかがでしょうかね。