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アントニオ猪木君 元気ですか。元気があれば告白もできるという。
全国今年も梅雨入り宣言が行われましたが、振られても振られても私はあなたに思いを届ける、全てに、あなたにツーユーということで今日は始めたいと思いますが。
今回の
投資協定については、まず賛成をさせていただきます。
ケニアということで、七二年にテレビの収録ということも含めて
ケニアに行きまして、タンザニアも回ったんですが、本当に当時と今は大分違うと思いますが、四十五年前ですからワシントン条約がまだ発効される前で、いろんなところへ行きまして、それで、後ほど言いますが、
岸田さんという方が案内役になってくれて、ルビー鉱山、あるいはタンザナイトを掘っていたんですが、本当にサバンナの中に鉱山というかルビーを掘っているところがありまして、何を目印にするかというと、アリたちが一生懸命深いところの土を掘り上げて、そこに雨が降ると、ルビーだけが、小さいのが残りまして、比重があって、そこに目掛けて深く掘っていくんですが、彼らは本当に体はすごいんですが、体力がないのか、もう本当に一時間も労働すると疲れてしまうみたいな。先発隊が水等をドラム缶で何本も持って行く途中、ライオンや象だとかいろんなものが見れました。
本当に、夜になると、私が、寝床をわざわざ作ってくれたんですが、猛獣に襲われないようにということで。とげの出た木があるんですね、その木をずっと囲いにしてもらって、私のベッドを、みんな地べたに寝るんですが、ベッドを作ってくれて、せっかくベッドを作ってくれたんで寝たんですが、がくんといったら半分壊れまして、朝までそのまま、斜めになったまま寝ていました。そのぐらい、一日もう走り回ったんですね。
本当に、飛行場に着いたときには、キリンやシマウマもいました。そして、私の若い衆がそれを見て本当に感動していましたが、さっきも申し上げたように、
ケニアではいろんな、まだ毛皮とかライオンの剥製もあったんですけど、とにかくそこで、一番目立つものが大好きなもので、ライオンの剥製を買ったんですね。一番でかいやつということで、これは
世界の大会に出してからあれしますということで。その後、
ケニアで一番大きな象牙を買おうと。ケニヤッタという大統領が一番大きいのを持っていて、その二番目だということで、お金を払ったんですが、残念ながら、私が帰国して、そのお金は持ち逃げされてしまったという、本当に
ケニアにはいろんな思い出があります。
その後、また
ケニアにも参りましたが、今、本田技研や日清食品などが
企業進出、インフラ
整備事業などに関わると
認識していますが、一つ、野生動物
保護に関する
投資というのはないんでしょうか。