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木下分科員 私が聞いている限りでは、七億幾らだったというふうな話を聞いているんですね。これは確かかどうかはわからないですけれ
ども、地域でもそういうふうなことを言われています。
こんなことを言ったら、
関係ないと言うかもしれないですけれ
ども、その学校というのは、名前を言っていいのかあれですけれ
ども、ここだから言いますけれ
ども、大阪音楽大学。隣なんですよ、隣にあるんです。道を挟んで反対側にホールも持っていて、総合的にそこでちゃんと土地を活用してやりたいと思っていたはずなんですね。
わざわざ、しかも、今聞いたら、二十四年ですか、二十四年の時点で、土地の埋設物があるということがわかっていた。何でと私は思うんですけれ
ども、資金繰りができていたからかもしれませんけれ
ども、この森友学園側に対しては、スーパーオプション契約だと私は思っているんですけれ
ども、そもそも最初に、売却を前提にした貸付契約を提案しているんですね。貸し付けして、それで造成しようと思っていろいろ掘ってみたら出てきた。
これは、七億耳をそろえて払いますと言ったからやらなかったのかもしれませんけれ
ども、もしそういう提案でもしていたり、もしくはその地下埋設物がわかっていたんだったら、一遍掘ってみて、実際に建物を建てるときにどうなるかというふうなことを、しっかり、森友学園じゃなくて大阪音楽大学が言ったときに、これがいいかどうかは別としても、
財務省、それか航空局がもう少し頭を絞ってやっていたら、もっと総合的にそこの町はよくなっている可能性がある。
これはちょっと私が言うのも時間がもったいないんですけれ
ども、言わせてもらいますと、ここの地域、私は住んでいるので言わせてもらいますけれ
ども、大変な地域なんです。大変と言うとまた怒られますけれ
ども、今、この地域、小学校が周辺で六校あるんですよ。この六校が全部、ほとんどが一学年一クラス。南北格差といって、北側の方はそんなことないんですね、子育て世代がいっぱいいる。でも、南の方の私らの地域については、どんどん子育て世代が出ていってしまって、すごい大問題になって、この数年の間に小中一貫校にして六校を二校に集約しようという話になっている。地元の中ですごい問題になっているんです。
そのときに、地域の再生も問題になっている中で、唯一のこの地域のブランド、どういうブランドでどうやって盛り上げていこうというときに、音楽大学があるから、音楽の町にするんだといって頑張っているんですよ。なのに、これは恨み言になるかもしれませんけれ
ども、そんなことは無視してしまって、町の再生もかかっていたかもしれない、そういったものを、わからなかったかもしれないけれ
ども無視して、森友学園の方にはスーパーウルトラオプション契約になっているというところが私は残念でしようがないんです。
ましてや、地域のことでいうと、私が懸念しているのは、さっきのところも含めて、さっきのというのは給食センターも含めて、大阪の大阪国際空港、伊丹空港の滑走路の延長線上で、そういう形で国が一旦買収した地域、買い取った地域、ここは恐らく、今までの経緯を見ていると、いろいろなところで、その当時の工法だと思うんですけれ
ども、ほとんどが長屋といったらあれですけれ
ども、大阪では文化住宅と言われるような、こういうのを全部壊して、瓦れきを捨てるところがないから、全部埋めているんじゃないですか。当時のやり方だからだと思うんですけれ
ども、そうやってどんどんやっているのが出てきているわけですよ、実際に。
同じような地域、隣接する地域には、マンションも建っているし、建て売り住宅もある。そのときに恐らく掘っているはずなんですね、同じように出てきているはずだ。ただ、マンションの場合は深くまで掘っているから、瓦れきは、瓦れきというのか埋設物が埋まっているよりも下まで掘っている可能性があるので、そんなに問題にならなかったのかなと思うんですけれ
ども、こういうことをどんどんやっていくと、地価に影響してくるんじゃないかな、路線価にも影響するんじゃないかなというふうに思っているんです。
これが本当であればそれはしようがないかもしれない、八億かかったというのが本当に八億だったら余計なことだと思うんですけれ
ども、知恵を絞って、いやいや、これで八億分になったからだというふうになっていたら、意図的にそういう周りの
人たちの関連する地価が下がることに影響を与えてしまう可能性があるということなんですよ。
こういうことも含めて、これは今回の八億のことではなかったとしても、現象、実際の事実として見てみて、埋設物がいっぱいあるわけですよね。こういうのを考えたときに、その周辺への影響、土地の価格であるとか、こういったところはどう考えていらっしゃいますか。