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今井委員 民進党の
今井雅人でございます。
予算
委員会、
財務金融
委員会で実はこの問題をずっと取り上げてきて、きょうで四回目でございまして、
質疑をすればするほど怪しげなことがいっぱい出てくるので闇が深いなという気がしておるんですけれども、最初にお渡ししているペーパーのところに私が感じている大きな八つの
疑問点というのをお出ししています。きょうはこれ全部はできませんので、そのうちの幾つかをやりたいと思います。
まず、審議会の手続なんですけれども、まだ
土地を取得していないにもかかわらず審議会で認可相当が出たりとか、その後大きな変更があったのに今度は国の方の審議会に諮られていないとか、すり抜けだらけということです。
二番目は、買い受け特約つきの
有償貸し付けというので、当初は十年間定借で借りて八年目ぐらいになったら買うことを考えようかという検討をしていたわけですけれども、値段が下がるとわかった途端に突然買うと言い出して、買うんだけれどもお金がないからやはり分割にしてくれという、もう本当にこんなことが、あり得ないような特別待遇が行われているということです。
それから、今もありましたけれども、
ごみの撤去の金額査定に問題がないかということと、なぜこんな短期間に
ごみを取って時価で渡すという、こんな方式に十日間ぐらいで変わってしまったかというか、決まったのはとても
理解ができない。
それから、
ごみの撤去、これは既に
理事長がグラウンド部分は撤去はしていないとはっきりおっしゃっていますので、当初国がこれぐらい撤去が必要じゃないかと言っている部分を買った方は撤去していないということが明確になっています。
それから、先日、うちの党の仲間が現地に行ってまいりましたけれども、幼稚園の方に通っている、塚本幼稚園なんですかね、保護者の皆さんにいろいろお話を聞いてきまして、ちょっとやはり今の指導方法に何か問題がないのかということも出てまいりました。
それから、
森友学園は実は財政
状態が非常に悪いんですけれども、どうしてこういう状況のところに認可を出したかというのが非常に難しい問題です。
それと、最後に、安倍総理夫人が名誉校長になっておられますけれども、このこと自体に問題がないのか。
大きく言って私はこの八つだと思いますけれども、時間がありませんので、幾つかお話をしたいと思います。
その前に、文科
大臣、
一つ御見識をお伺いしたいんです。
平成二十七年の九月に、安倍昭恵さんが名誉校長をお受けになっておられます。名誉校長というのは、小
学校ができる、小
学校の名誉校長を受けるということを塚本幼稚園のところに行って表明しておられるんですけれども、そのときに講演をされています。その講演を起こしてきましたので、ちょっと読ませてもらいます。
こちらの教育方針は大変主人もすばらしいと思っています、この幼稚園でやっていることがすばらしいんですけれども、それがこの幼稚園で終わってしまう、これが、公立の
学校に行ってしまうと普通の公立の
学校の教育を受ける、せっかくここで芯ができたものが
学校に入った途端に揺らいでしまうでしょうとおっしゃっているんです。
公立
学校に行くと芯が揺らいじゃうんですかね。私は公立の小
学校、中
学校を出ているんですけれども、これは私は芯が揺らいでいると言われているようなものなんですが、どうなんでしょうか。
読みましょうか。幼稚園でやっていることが、これが、公立の
学校に行ってしまうと普通の公立の
学校の教育を受ける、せっかくここで芯ができたものが
学校に入った途端に揺らいでしまう。
私立にいたら公立に行った途端に芯が揺らいでしまうとはっきりおっしゃっています。公立
学校というのはそんなにだめなところなんでしょうか。まず、
大臣の見解をお伺いしたいと思います。