○伊東(信)
委員 今まで私が御
質問させていただいたのは、特に
社会人、海外から、そして専門
高校からの意欲ある方々が
専門職大学に入学して、スキルを身につけるだけでなく学位ももらえるということで捉えていることで、やはり意欲ある
生徒を対象にしていると思うんですね。本当に大事なことは、不幸にしてドロップアウトされた方、不幸にして今の学業が
自分に合っていないと
認識し始めた方への
指導とかということも、この
専門職大学が救済になればと思っておるんですね。
前回の一般
質疑の中で、毎年二千五百名ほど歯学
大学の卒業生がいまして、ところが国家試験に合格するのが二千名ほどで、毎年五百名もの卒業生が、専門知識を持っているんですけれども、資格を得られないので、
社会に出ても、それが
社会として活用されないという実態を訴えました。
現実、
大学によっては、はなから、国家試験が受からないであろうという
生徒に対しては国家試験を受けさせない、そういった現状もあるようですし、そもそもの
進学制度、入学した同級生が、卒業するころには留年、留年でもう半分もいない、そういった私立の歯科
大学もしくは歯学部もあるというふうに前回
質問させていただきました。
こういったところの打開に関して、厚労省、
文科省、それぞれからお聞きしまして、本日は、その打開については、その
制度に関してはお聞きしませんけれども、例えば、前回もお話ししたんですけれども、口腔内のケア、歯科ケア、こういったところというのは、例えば内科における糖尿病の予防になったり、介護においても、やはりみずからの口から飲食できるというのは健康寿命もしくは寿命においても大事であるところは御
指摘しているところなんです。
こういった歯学科で学んだ経験のある
学生、もしくは、入学当初、やはり
自分には合っていない、学業的に無理がある、こういった
学生において、例えば、医学にこだわるわけじゃないんですけれども、予防医学の観点から介護職へ、もしくはそこからの転科ということで、医学、歯学、今歯学の話になりましたけれども、こういったところから
専門職大学の受け入れとかというのを
検討されてはどうかと思うんです。
ちょっと難しい
質問になると思うんですけれども、この提案に関して、いかが思われますでしょうか。