○渡辺(孝)
委員 皆さん、おはようございます。自由民主党の渡辺孝一と申します。
十五分間しかございませんけれども、精いっぱい頑張りますので、ぜひ皆さん、お耳をかしていただきたいというふうに思います。
大臣が退席されました。シナリオがちょっと狂いましたけれども、私のシナリオは
大臣退席というのはございませんので、副
大臣でもよろしいですから、ぜひ、
大臣にかわりまして、決意の一言を
お願い申し上げたいと思います。
まず、さきの参議院の決算
委員会におきまして、皆さんも御承知のとおり、規制改革推進
会議は各府省の議論を尊重するなど、措置
要求決議を全会一致で決定したということで、これは大変ありがたいことというか、地元の農業
関係者、また漁業、林業も含めまして、非常に皆さん喜んでいらっしゃいます。
現地の方々の言葉をそのまま、副
大臣、
大臣に伝えていただきたいんですけれども、四人の、組合長あるいは
委員長という長のつく方々から、この新聞報道があったときに私に連絡があったんですけれども、こんなことをして、
大臣、首になるんじゃないかという心配をしている方もいらっしゃいますし、本当に、
大臣が言っている、今後しっかりと
対応していきたい、あるいは
誠心誠意対応していきたいということの意味は、もっと深掘りして聞かせてくれないかとか、期待をする反面、この
大臣のせりふに対して、非常にまだまだ不安材料があるみたいでございます。
大臣がいらっしゃらないので副
大臣と思いましたけれども、副
大臣も恐らく答えられないと思いますのでよろしいですけれども、ぜひ
大臣には、ほんの少しの報道の中で、これだけ地元の農業
関係者を中心とした長のつく方々が四人も、私のところに連絡が来て、心配するなり、あるいは不安に思うなり、そういう声が上がったということを、ぜひ副
大臣の方からお伝えいただき、ぜひ
大臣には頑張っていただきたいなというふうに思います。
これに関連いたしまして、実は、その後のまた報道で、いわゆる行政
事業レビューの話が出ておりました。これに関しましても、私も自分のアンテナが低いことを反省したんですが、正直言って、過去四年間、つまり、ことしで五年目になるということも知りませんでした、正直言って。その中で、農水省に関しましては、七
事業、合わせて千九十億にも上る
予算について、一度、
事業の検証をするという報道がされました。その中で、その一千九十億のうち、いわゆる基盤整備
事業、この
予算が一千四十八億、実に九六%以上が、いわゆるこの行政
事業レビューの
予算の検証になっております。当然、土地連の
関係者からは、あくまでもこれは基盤整備の
事業費を削るために狙ったいわゆる行政
事業レビューではないかという不安の声も上がってきました。
私も、市長時代の経験を
もとに、農水省からしっかりとした答えをまだもらっていませんでしたので、スクラップ・アンド・ビルドの考え方で、常に行政はその時々の時代に、あるいはその
事業がもう役目を終えたとか、いろいろな観点から考えながら、常に
予算を考え、
事業を考えている、今回のこの行政
事業レビューというのは、決して
予算を削減するという考え方でやっているわけではないんだ、むしろ、この
事業が必要だということになれば
予算だって倍になるぐらい、そういう検証だってあり得るんだということを、農水省の許可もなく、私、勝手に話してしまいました。
その後、不安で不安で、ぜひこの
質問をさせていただき、今後、この不安の声が上がっている、さらに、この行政
事業レビューというのが、六月十三日から本格的な議論がなされるというふうに報道もされておりました。六月十三日といいますと、もう
国会が閉会になっていきまして、きょうここにいらっしゃる議員の皆さんも、恐らく閉会後は地元に帰って、いろいろと選挙区回りや、いろいろな選挙区の方々にお会いする時間が多くなり、なかなか
国会の方に足を向けられないという形になります。我々の知らないところでこの大事な
事業がどんどん進んでいくのではないかという、私、危惧もしております。
ぜひ、担当の方から、この行政
事業レビューについての、そもそも論まではいいですけれども、今後の流れや、この検証
作業について今の
段階でお話しできることを、ぜひ熱弁をよろしく
お願いしたいと思います。