○村岡
委員 ぜひ認識を、せっかくいい
制度が、まだまだいろいろな疑問点や不安点はありますけれども、これで進めようとするときに、従来の
類似制度が残っているわけですから、それとの比較とともに、それぞれがしっかりと運営できるような形で、政治の方で、やはり
農業の
現場は政治家の方が見ていると思いますので、農林省ももっと見てください、それぞれの農民の感情も。そのところはよろしくお願いしたいと思っています。
ちょっと、
収入保険につながることで、時間的なものがあるので。
この前、
大臣に、降ひょうの
被害で、湯沢、横手市地域のこと、私も視察をしてきました。資料をお渡ししましたけれども、資料の中で、赤い丸で囲っているところがあります。実は、見事に果樹、野菜地域だけ降ったんです。水稲の田んぼなら、まだ田植え前で関係なかったんです。見事に果樹や野菜だけあるところに降ったという
状況です。
そして、二枚目、めくってください。サクランボの、桜桃の
部分に二センチほどのひょうが降ったものですから、これから被覆をして、ビニールをかけてという手前のところだったので、直接全部サクランボに当たっています。そのような傷ができて、ほとんど落ちたものもあります。それから、傷をつければ当然、ここからそれが腐乱していくといいますか、それからさらには形が悪くなるということで、
農業者の
人たちも、ここはいろいろな品評会なんかでも、山形よりもいいものが、量は少ないんですけれどもできるとも言われる、日本一のサクランボ、こういうふうなことで、
販売も何十年かけて東京方面に売っていたんです。でも、こういう
状況ですから、先週は東京の買っていただくところに、ことしは無理ですと。この
販売網も一回失ってしまうわけです。
そういう大変な
状況で、そして、ここは、サクランボからリンゴからセリからいろいろなものをやって、一年じゅう
農業を続けながら、雪国でありながら頑張っている地域で、当然そういう地域ですから田んぼも預けられて、十町歩とか十五町歩とかやる人がたくさんいるんです。
そして、若い担い手がいるんですけれども、この担い手の
人たちも初めての大
災害なんです。会ったら、やる気をなくしているから励まして、この前も、
大臣、行って、しっかり県や市と
連携しながらやるから頑張ってくれと。もう涙ながらに、ちょっと自信を失っているような
状況なので、ここはしっかり農林省でもこの地域のこの
被害をしっかりつかんで支援
体制をとっていただきたい、こういうふうに思っております。
桜桃に至っては、湯沢と横手、湯沢市は七六%、横手は一五%ということで、そして、その方々とじっくり話していましたら、いや、村岡さん、今、
収入保険の話をしているね、
収入保険、これ、前にこういうのがあったら入っていたんだけれども、なかなか桜桃だけでは入れなかったという
状況なので、
大臣、しっかりと
状況把握して、支援をお願いしたいと思っていますので。どうぞ。