○吉田(豊)
委員 日本維新の吉田です。きょうもよろしくお願いいたします。
前回の続きでございますけれども、
ミサイル迎撃というところを中心にお聞きしたいと思います。
週末、地元の方に戻りまして、久々に家族で飯を
一緒に、食卓を囲んだんですけれども、そのときに私が言われましたのは、お父さんがいない間に家族で話をして決めたことがあると。何かと言ったら、それは、万が一
ミサイルが飛んできたとき、何かが起こったときにはどこに逃げるのか。私の家では、近くに県立中央病院という大きい建物がありまして、そこの
地下のところに走ってみんなで行こう、それがもしばらばらのときであったときには、最終的には集合する
場所は小学校の避難
場所のところね、こういう話を決めたから、お父さんはそれを知っておいてねというふうに言われました。
私自身はテレビを余り見ない人間ですけれども、日曜日、テレビを見ていましたら、いろいろなことが、
北朝鮮を中心とした、もし万が一の
危機的なことが起こったときにはどうするのかという
情報がやはりいろいろ流れているわけですね。
そういう
意味で、
我が国の
国民全体が、やはり今回の
北朝鮮の有事に対して非常に、
対応しなくてはいけない、こういう思いを持っているということを改めて私自身も確認したわけです。
そのことについて、きょうは特に非常に重要な
可能性がある日だということも
情報としては流れている中にあって、大事なことは、何事もないのが一番もちろんいいんですけれども、そういうさまざまな問題に
対応するときに、やはり、
国民一人一人がそういう意識を強く持っている、そういう環境にあるときにこそ、今まで語られてこなかった問題ですとか、それから
解決していかなくちゃいけない問題、こういうことをきちっと段取りをして、そして、
政府として、あるいは
国会として、このことを
議題に上げて提案していく、このことはおくれてはいけないと思うわけですね。こういうタイミングをきちっと捉えて物事を準備していかなくてはいけない。
きょうもサイバーのことをお聞きいただいておりましたけれども、私も先週はサイバーのことをお聞きしましたが、やはりサイバーの
攻撃ということ自身をとっても、今までになかった部分の難しさ、こういうことを
想定して、そして、
我が国はもちろん法治
国家で、
我が国としての
国家の安全保障をどう守っていくか。
我が国が守ってきた、世界に冠たる専守
防衛、この言葉は、私は、結論とすれば、
我が国の力をもってよその国を、人の命をとりに行かないということが結論だろう、こう思っています。
ですから、そのためには、
我が国がもちろん犠牲になってはいけないわけで、どのような方法をとることができるのか、それは、専守
防衛という言葉の具体的な中身についてやはりもう一度改めて考えてみるということの必要性、喫緊の課題だろうというふうに改めて理解しておるところです。
ミサイルのことなんですけれども、地元に帰って聞かれましたのは、核弾頭を
北朝鮮は今準備しているという話なんですが、ここ近いところ、幾つか実験はやっているんですね。
ミサイルが飛んで、富山ですから、能登沖に落ちたという話になると、やはり、えっ、もう本当に目の前なんだなというふうには思うわけです。
飛んだときに、海に落ちましたということは、それが明らかに核弾頭は積んでいなかったんだろう、既にわかっているんだろう、こう僕は理解しているんですけれども、
ミサイルが飛んだときに、それが核弾頭なりあるいは別の危険なものを積んでいるか積んでいないか、こういうことについては、事前にきちっと、あるいは飛んだときに把握できているのかどうか、このことを確認したいと思います。