○福山哲郎君 おはようございます。福山でございます。
今朝ほど、先ほど自民党の
委員からも
お話がありましたが、福島県沖で
地震がありました。心からお見舞い申し上げるとともに、被害が広がらないことを祈っております。福島の二Fでは燃料プールの電源が停止したということで少し冷やっとしましたが、それも回復したということで、是非、本当に、先ほど申し上げましたように、被害が広がらないことを祈っております。
今日はいろいろ
外交案件、たくさんございますので、早速行きたいと
思いますが、まずは、前回も前々回もこの
外交防衛委員会で私、核兵器の禁止条約に係る決議に対して岸田
外務大臣とやり取りをさせていただきました。いろんな事情はよく理解をするけれども、できればこの核兵器禁止条約、来年から
会議をスタートしようということで、世界の百二十か国以上の国が参加をして賛成に回った会ですので、広島、長崎を経験した
日本としては、まあ賛成はアメリカとの
関係でしにくいけど、アメリカの理解をいただいて何とか反対には回らないでほしいと、まあ棄権等々も含めて熟慮していただきたいということを申し上げました。
岸田
外務大臣も慎重に検討するという
お話をいただいておりましたが、残念ながら、十月の二十八日、
国連の第一
委員会における採決で
日本政府は反対に回られました。大変遺憾でありますし、残念だと
思います。内外からも批判の声が上がっておりますし、特に被団協、被爆者の皆さんからは失望の声が上がっています。そのことに対しては、
日本政府の
判断ですから、もうこれ以上、残念だとしか言いようがないわけですけれども。
一方で、岸田
大臣は、現段階では交渉に積極的に参加をし、主張すべきことはしっかりと主張していきたいと、反対をしながらも
会議には参加をするということを表明いただいております。現段階ではという留保が付いているのが若干気になるんですけれども。このことについて、参加をするということについては今も変わらないのか、
国会の場でもしよければ言明をしていただきだいと
思いますし、反対をした理由についてはもうあちこちで言われているので、時間がありませんのでお答えいただかなくても結構ですから、まずこの
会議に参加を来年される意向かどうかだけお答えいただけますでしょうか。