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吉田(豊)
委員 先ほど
大臣が紹介なさいました小学校での教育の資材ですとか、それから、いろいろな
拉致についてのパンフレット、
資料とか、そういうものもあると思うんですけれども、やはりこれを毎回毎回
国民の
皆様にというときには本当に大きな予算が必要になってくるだろうと思うわけです。
これは、当然、
政府としてできることはやっている。その予算の規模が大きい、小さいということはまた別の問題だとしますけれども。この活動については、私は、やはり
国民に改めて知っていただく。そして、例えば今は啓発週間なわけです。それも、学校では子供
たちがビデオを見てくる。そうすると、家でこの問題について話をしようとする、本当は絶好のタイミング。
これが、例えばチラシ一枚でも、何かリーフレットだけでも全御家庭に配ることができれば、これをもとに、では、うちでこの話を子供から逆に僕
たちが教えてもらう、あるいは僕
たちが子供
たちにもそれを教えていく、こういう非常に重要な
北朝鮮の
拉致問題という大きな問題が
我が国、
我が国家、家にはあるんだよということをやはりきちっと意識させなくちゃいけないし、私
たち自身も意識していかなくちゃいけない。
そういう
機会にするためには、やはりツールも必要だし、本当はそれなりのお金というか物質的な支援も必要なわけです。これをどう
解決するかというときに、私、きょうは最後の
質問に、活動強化のために新たな手法は何が考えられるかということをお聞きしようと思っているんですが、でも、お聞きすると結局は、
政府とすれば、やはり今一生懸命努力していますという話だと思うんです。
それで、本当に
委員の
皆様には大変恐縮ですけれども、私なりに考えてきたことを申し上げさせていただくと、赤い羽根募金とかがありますでしょう。赤、緑、黄色、そして青もあるんです、羽根の募金とかというのがありますね。ああいうことについても、この
北朝鮮の
拉致問題についてはブルーリボンでやっておりますから、青い羽根というのはいいなと私は思ったんですが、青い羽根は青い羽根で、もう既にきちっと位置づけがされて、羽根があります。
ですから、募金という手法、あるいは青いリボン募金でも何でもいいんです。そういうようなことを、やはりこの啓発期間に合わせて全国的に、それをやるのは
政府ではないんです、やはりそういう別の力というところが応援する基礎をつくって、そして、それをもとに
政府の活動についても底支えをする、こういう発想というのをぜひまた考えていただきたいし、私どもも考えなくちゃいけないと
思います。
また、例えばきょうのこの大事な
委員会、それから国会の場でも、啓発期間に重なっているのであれば、例えば一分間の時間でもいいんです。私
たちは自分
たちの子供や親もいる、そして友達もいる、そういう人がもし同じような
状況だったらどうだろうかということを考える、その一分間を設けるということ
一つをとったって、やはり大きな啓発活動だろうと思うわけです。
お金をかけること、かけないこと、ありますけれども、ぜひ改めて、こういうところについての
国民の意識を高めるための考えをしていきたい、私自身はそう
思いますし、
政府にも取り組んでいただきたい、このことをお伝えさせていただいて、
質問を終わらせていただきます。
よろしくお願いいたします。