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2016-10-14 第192回国会 衆議院 文部科学委員会 第1号
公式Web版
会議録情報
0
本
国会召集日
(
平成
二十八年九月二十六日)(月曜日)(午前零時現在)における本
委員
は、次のとおりである。
委員長
谷川
弥一
君
理事
青山
周平
君
理事
池田
佳隆君
理事
山本
とも
ひろ
君
理事
太田
和美
君
理事
長島
昭久
君
理事
浮島
智子
君
安藤
裕君
尾身
朝子
君 門山
宏哲
君
上川
陽子
君
神山
佐市君
亀岡
偉民君
工藤
彰三
君
小林
史明
君
櫻田
義孝
君
下村
博文
君
田野瀬太道
君
谷川
とむ君
冨岡
勉君
永岡
桂子
君 馳 浩君
福井
照君
船田
元君
古田
圭一
君
前田
一男
君
宮川
典子
君
菊田真紀子
君 郡
和子
君
坂本祐之輔君
平野
博文
君 牧
義夫
君 笠
浩史
君
樋口
尚也
君
吉田
宣弘
君
大平
喜信
君
畑野
君枝
君
伊東
信久
君
吉川
元君 松本
剛明君
—————————————
九月二十六日
谷川弥一
君
委員長辞任
につき、その
補欠
として
永岡桂子
君が議院において、
委員長
に選任された。
平成
二十八年十月十四日(金曜日) 午後零時十分
開議
出席委員
委員長
永岡
桂子
君
理事
池田
佳隆君
理事
上川
陽子
君
理事
亀岡
偉民君
理事
前田
一男
君
理事
宮川
典子
君
理事
山本
とも
ひろ
君
理事
太田
和美
君
理事
菊田真紀子
君
理事
長島
昭久
君
理事
富田
茂之
君
尾身
朝子
君
大串
正樹
君
大塚
高司
君 門山
宏哲
君
神山
佐市君
工藤
彰三
君
小林
史明
君
櫻田
義孝
君
下村
博文
君
田野瀬太道
君
谷川
とむ君
冨岡
勉君
橋本
英教
君 馳 浩君
福井
照君
古田
圭一
君 三
ッ林裕巳
君
坂本祐之輔君
高木
義明
君
平野
博文
君 牧
義夫
君 笠
浩史
君
樋口
尚也
君
吉田
宣弘
君
大平
喜信
君
畑野
君枝
君
伊東
信久
君
吉川
元君 …………………………………
文部科学大臣
松野
博一
君
国務大臣
(
東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会担当
)
丸川
珠代君
文部科学
副
大臣
義家
弘介
君
文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
水落
敏栄君
文部科学大臣政務官
樋口
尚也
君
文部科学大臣政務官
兼
内閣
府
大臣政務官
田野瀬太道
君
文部科学委員会専門員
行平 克也君
—————————————
委員
の
異動
九月二十六日
辞任
補欠選任
谷川
弥一
君
大串
正樹
君 郡
和子
君
高木
義明
君
浮島
智子
君
富田
茂之
君 十月十四日
辞任
補欠選任
青山
周平
君 三
ッ林裕巳
君
安藤
裕君
橋本
英教
君
船田
元君
大塚
高司
君 同日
辞任
補欠選任
大塚
高司
君
船田
元君
橋本
英教
君
安藤
裕君 三
ッ林裕巳
君
青山
周平
君 同日
理事木原稔
君八月五日
委員辞任
につき、その
補欠
として
宮川典子
君が
理事
に当選した。 同日
理事石田真敏
君九月二十三日
委員辞任
につき、その
補欠
として
上川陽子
君が
理事
に当選した。 同日
理事浮島智子
君九月二十六日
委員辞任
につき、その
補欠
として
富田茂之
君が
理事
に当選した。 同日
理事池田佳隆
君及び
太田和美
君同日
理事辞任
につき、その
補欠
として
前田一男
君及び
菊田真紀子
君が
理事
に当選した。 同日
理事青山周平
君同日
委員辞任
につき、その
補欠
として
亀岡
偉民君が
理事
に当選した。
—————————————
九月二十六日
公立義務教育
諸
学校
の
学級編制
及び
教職員定数
の標準に関する
法律
の一部を改正する
法律案
(
平野博文
君外三名
提出
、第百八十九回
国会衆法
第三四号)
義務教育
の
段階
における
普通教育
に相当する
教育
の
機会
の
確保等
に関する
法律案
(
丹羽秀樹
君外八名
提出
、第百九十回
国会衆法
第三四号)
幼児教育振興法案
(
河村建夫
君外四名
提出
、第百九十回
国会衆法
第五〇号)
チーム学校運営
の
推進等
に関する
法律案
(
福井照
君外五名
提出
、第百九十回
国会衆法
第五九号) は本
委員会
に付託された。
—————————————
本日の
会議
に付した案件
理事
の
辞任
及び
補欠選任
国政調査承認要求
に関する件 ————◇—————
永岡桂子
1
○
永岡委員長
これより
会議
を開きます。 この際、
一言
御
挨拶
を申し上げます。 このたび
文部科学委員長
に就任をいたしました
永岡桂子
でございます。 今日、
教育
、
科学技術
、
文化芸術
、
スポーツ
などに対する
国民
の関心は大変高く、その
充実
を図っていくことは、重要な
国政
上の
課題
であります。 特に、
次世代
を担う
子供たち
が、その
能力
、
希望
に応じた細やかな
教育
を受けられることはもとより、学ぶ意欲のある若者、
成人等
が質の高い
教育
を受けることができる
社会
の
実現
を目指すことは、国に課せられた重大な責務であります。 また、二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
を確実に
成功
させることが必要であります。 このような
状況
において、当
委員会
に課せられました
使命
はまことに重大であり、
委員会
として活発な
議論
を積み重ね、
国民
の期待と信託に応えていかなければならないと考えております。
委員長
といたしましては、
委員各位
の御協力を賜りまして、公正かつ円満な
委員会運営
に努めてまいりたいと思います。 何とぞよろしくお願いいたします。(
拍手
) ————◇—————
永岡桂子
2
○
永岡委員長
理事辞任
の件についてお諮りいたします。
理事池田佳隆
君及び
太田和美
君から、
理事辞任
の申し出があります。これを許可するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
永岡桂子
3
○
永岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 引き続き、
理事補欠選任
の件についてお諮りいたします。 ただいまの
理事辞任
及び
委員
の
異動
に伴い、現在
理事
が六名欠員となっております。その
補欠選任
につきましては、先例により、
委員長
において指名するに御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
永岡桂子
4
○
永岡委員長
御
異議
なしと認めます。 それでは、
理事
に
上川
陽子
君
亀岡
偉民君
前田
一男
君
宮川
典子
君
菊田真紀子
君 及び
富田
茂之
君 を指名いたします。 ————◇—————
永岡桂子
5
○
永岡委員長
次に、
国政調査承認要求
に関する件についてお諮りいたします。
文部科学行政
の
基本施策
に関する
事項
生涯
学習
に関する
事項
学校教育
に関する
事項
科学技術
及び
学術
の
振興
に関する
事項
科学技術
の
研究開発
に関する
事項
文化芸術
、
スポーツ
及び青少年に関する
事項
以上の各
事項
につきまして、
本会期
中
調査
をいたしたいと存じます。 つきましては、
衆議院規則
第九十四条により、議長に対し、
承認
を求めたいと存じますが、御
異議
ありませんか。 〔「
異議
なし」と呼ぶ者あり〕
永岡桂子
6
○
永岡委員長
御
異議
なしと認めます。よって、そのように決しました。 ————◇—————
永岡桂子
7
○
永岡委員長
この際、
松野文部科学大臣
、
丸川東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会担当大臣
、
水落文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
、
義家文部科学
副
大臣
、
樋口文部科学大臣政務官
及び
田野瀬文部科学大臣政務官
兼
内閣
府
大臣政務官
から、それぞれ発言を求められておりますので、順次これを許します。
松野文部科学大臣
。
松野博一
8
○
松野国務大臣
このたび
文部科学大臣
及び
教育再生担当大臣
を拝命いたしました
松野博一
でございます。
文部科学委員会
の
委員
の方々には、
永岡委員長
を初め、引き続き御
指導
、御
鞭撻
をよろしくお願いいたします。 それでは、所信を申し述べさせていただきます。 第百九十二回
国会
において各般の
課題
を御審議いただくに当たり、
一言
御
挨拶
申し上げます。 現在、
安倍内閣
においては、一億総
活躍
の旗をさらに高く掲げ、
未来
を切り開き、
内閣一丸
となって
未来
への責任を果たしていくことを最大の
使命
としています。
文部科学省
が担う
教育再生
、
科学技術イノベーション
、
スポーツ
、
文化
の
振興
は、
未来
への
先行投資そのもの
です。 こうした
基本認識
のもと、
我が国
の将来を担う
子供たち
が、自他のかけがえのない価値を認識しながら、
協働
し、さまざまな
分野
に積極的に挑戦し、自分の
可能性
を高めることが大事だと考えております。そのために、何よりも重要なことは、
学校
、
研究所等
の
現場
の
環境づくり
、
現場力
を高めていくことだと考えます。急激な時代の
変化
に
対応
できる
人材育成
が求められている中、
学校教育
の
現場力
を担う
教員
の
資質向上
を図ることが必要であり、
教員養成
、採用、研修の
一体改革
を
実現
するため、今
国会
で所要の
法整備
に向けた
準備
を進めます。 他方、
学校現場
の
課題
が
複雑化
、困難化する中、
教員
の
授業改善
や
子供
と向き合う時間を
確保
し、
教員
一人一人が力を発揮できるよう、
部活動
を含む業務の
適正化
に
取り組み
ます。
子供たち
の
現状
を見ると、
学力
については
世界
でもトップクラスであり、
全国学力
・
学習状況調査
においても
学力
の底上げが図られています。一方、諸
外国
と比べると、
自己
に対する肯定的な評価をする
子供
の割合が低いことから、
要因分析
や
対応策
の
検討
を行います。
大隅良典東京工業大学栄誉教授
が、本年の
ノーベル生理学
・
医学賞
を受賞されました。
先生
の業績に心から
敬意
を表したいと思います。
日本人
による三年連続の受賞は、
我が国
の高い
科学技術水準
を
世界
に示すとともに、大きな
誇り
と励みになるものです。より一層、
政府
を挙げて
基礎研究
の
振興等
の
科学技術イノベーション政策
を強力に
推進
してまいります。 また、一億総
活躍社会
をさらに推し進めるため、特に、
障害
のある
子供
が、
就学
前から
学齢期
、卒業後を通して、みずからの
可能性
を追求できる
環境
を整え、
地域
の一員として豊かな
人生
を送れるようにすることが重要です。このため、福祉、保健、
医療
、
労働等
の
関係部局
と
連携
した進学、
就職
を含む
切れ目
のない
支援体制
の
整備
や
インクルーシブ教育システム構築
に向けた
特別支援教育
を
推進
します。 さらに、働き方
改革
の
実現
に向け、生涯を通じて、
女性
や
高齢者
を含め、誰もが柔軟に学び直すことで、転職、再
就職
を初め、
雇用環境
の
変化
に
対応
できるよう、必要な
取り組み
を進めます。また、
地方創生
に向け、
地方大学等
の
活性化
などの
取り組み
を進めます。
東日本大震災
や
平成
二十八年
熊本地震
については、
就学支援
、
児童生徒
の心のケア、
学習
や
学校再開
への
支援等
を初め、
復興
を支える
人材育成
、
大学
、
研究機関
による
地域再生
への
貢献
、
学校施設
や
文化
財の復旧など、
被災者
の心に寄り添った
復興
をさらに加速します。また、
原子力損害賠償
についても万全を期すとともに、
除染
や
廃炉
に関する
研究開発
や
人材育成
を着実に進めます。
教育再生
は、
安倍内閣
の最
重要課題
の一つです。今後は、
教育再生
を着実に
実現
すべく、
教育再生実行会議
において、
学校
、
家庭
、
地域
の
役割分担
の
明確化
と
家庭
や
地域
の
教育力
の
充実
、及び
子供たち
の
自己肯定感
が低い
現状
を改善するための
環境づくり
の二つのテーマについて
議論
を行います。
我が国
が
成長
、発展を持続するためには、一人一人の
能力
や
可能性
を最大限に引き出し、多様な個性を伸ばす
教育
が不可欠です。
家庭
の
経済事情
にかかわらず、誰もが
希望
する
教育
を受けられるよう、その突破口となる
給付型奨学金
の
実現
に向け、具体的な
制度設計
を早急に進めます。
教育
が普遍的に目指す根幹を堅持しつつ、
社会
の
変化
を柔軟に受けとめていく、
社会
に開かれた
教育課程
の
実現
に向けて、
学習指導要領改訂
に向けた
検討
を進めます。
地域
と
学校
の
連携
、
協働
、質の高い
幼児教育
の
提供
、
教科書採択
の
公正確保
、
教育
の
情報化
、
道徳教育
の
充実
、いじめや不登校への
対応
、多様な学びの場における
子供
への
学習支援
、
夜間中学
の
設置促進
、
学校施設
の
耐震化
、
老朽化対策
などにしっかりと
取り組み
ます。
グローバル化
に
対応
する観点から、
外国語教育
や
海外子女教育
、
外国人児童生徒等
への
教育
、
高等学校
、
大学等
における
留学生交流
のさらなる
充実
、
国際バカロレア
や
G7倉敷教育大臣会合
を踏まえた
国際協働
などを
推進
します。 これらの
取り組み
を
実現
するためには、
条件整備
や
財源
の
確保
が不可欠です。
次世代
の
学校指導体制
の
強化
に向けて、
障害
のある
児童生徒
や
外国人児童生徒等
に対する特別な
指導
に必要な
教員
について
基礎定数化
や、小
学校
の
専科指導
の
充実
を図るなど、
教職員定数
の
戦略的充実
に迅速かつ着実に
取り組み
ます。 真の学ぶ力の
育成
に向けて、
学力
の三要素を
育成
するため、
高等学校教育
、
大学教育
及び
大学入学者選抜
を
一体
的に
改革
する
高大接続改革
に
取り組み
ます。
大学
は国の
知的基盤
です。
グローバル人材
の
養成
、
指定国立大学法人
による
国際競争力
の
強化
を進めます。
地方創生
を担う
人材育成
、
イノベーション創出
のための
教育研究力強化
、実践的な
職業教育
を行う新たな
高等教育機関
の
制度化
の
検討
、
高等専門学校
や
専修学校等
における
教育
の
充実
に
取り組み
ます。 このためにも、
国立大学法人運営費交付金
や
施設整備費補助金
、
私学助成
など
基盤的経費
を安定的に
確保
し、
改革
を進める
大学
を重点的に
支援
します。
幼児教育無償化
の
段階的推進
や
奨学金事業等
の
充実
を初め、
幼児期
から
高等教育段階
までの
切れ目
のない形での
教育費負担軽減
を図ります。また、
指導体制
の
充実
を通じた
学力課題解消
へ向けた
取り組み
や
地域未来塾
による
学習支援
、
地域
における読書・
体験機会
の
提供
など、
子供
の
貧困対策
を
推進
します。
我が国
が将来にわたって
成長
と繁栄を遂げるためのかなめは、
科学技術イノベーション
です。第五期
科学技術基本計画
に基づき、
世界
で最も
イノベーション
に適した国を目指します。
基本計画
で掲げる
政府研究開発投資目標
の達成に向け、
科学技術予算
の
確保
に努めます。 第四次
産業革命等
の
情勢変化
が急速に進む中、
我が国
は、
世界
に先駆けて、ソサエティー五・〇を
実現
する必要があります。その鍵となる
人工知能
、
ビッグデータ等
の
研究開発
を
強化
するとともに、ポスト「京」等の
情報科学技術
や
我が国
が強みを持つ
ナノテクノロジー
・
材料等
の
研究開発
を進めます。
科学技術イノベーション
を担い、
未来
を切り開くのは
人材
です。すぐれた
若手研究者
の
育成
、
確保
や多様な
キャリアパス
の
整備
、
スーパーサイエンスハイスクール等
を通じた将来を担う
人材
の
育成
、
女性研究者
の
支援等
に
取り組み
ます。
大隅先生
が指摘されているように、知の
基盤
である
学術研究
、
基礎研究
は極めて重要であり、一層強力に
推進
するとともに、
研究施設
、設備の
整備等
を促進します。また、
特定国立研究開発法人
を初めとする
国立研究開発法人
を中核として、
世界最高水準
の
研究活動等
を進めます。
人材
、知識、資金の好
循環システム
の
構築
に向けて、
オープンイノベーション
を加速するための
産学官連携
を抜本的に
強化
するとともに、
地域イノベーション
に関する
取り組み
を進めます。
再生医療
や
感染症等
の
研究開発
、
地震
、
津波等
の
防災
・
減災
に関する
研究開発
、
環境
・
エネルギー技術開発
、
ITER計画等
の
核融合研究
などを進めます。 さらに、H3ロケットや
エックス線天文衛星代替機
の
開発
など宇宙・
航空分野
の
研究開発
や、海洋・
極域
に関する
研究開発
など、
国主導
で取り組むべき
基幹技術
に関する
研究開発
を
推進
します。
高速増殖炉
「もんじゅ」については、
廃炉
を含め抜本的な見直しを行うこととし、その取り扱いに関する
政府方針
を、
高速炉開発
の
方針
とあわせて、本年中に
原子力関係閣僚会議
で決定すべく
検討
してまいります。
スポーツ
には、体を動かして楽しむだけでなく、人を夢中にさせ、感動させる
魅力
があります。また、
文化
は、
我が国
のアイデンティティーを形成する源であり、
世界
に誇る重要な
資源
です。 さきの
リオデジャネイロ
・
オリンピック
・
パラリンピック競技大会
では、多くの
日本人選手
が
活躍
しました。二〇二〇年
東京大会
や二〇一九年
ラグビーワールドカップ
に向け、
国際競技力向上
を図るとともに、
ドーピング対策
を加速させます。さらに、新
国立競技場
を着実に
整備
します。
スポーツ
・
文化
・ワールド・フォーラムを皮切りに、
文化プログラム
を
全国
展開するとともに、
大会
の
レガシー
として、二〇二〇年に
全国
の
特別支援学校
で、
スポーツ
、
教育
、
文化
の
全国
的な
祭典
を開催します。 また、
スポーツ
の
成長産業化
、
障害者スポーツ
の
振興
、
学校体育
の
充実
、
スポーツ
を通じた
健康増進
、
地域活性化
、
国際貢献等
に
取り組み
ます。 幅広い
文化芸術
の
振興
により、
日本経済
の
活性化
や
社会
の
活力向上
に寄与し、
日本遺産等
の
取り組み
を通じて、
文化資源
を活用した
地域活性化
、
観光振興
を図ります。 さらに、
TPP協定締結
に向けた
著作権法
の
整備等
、
著作物等
の保護と
利用促進
に
取り組み
ます。
文化
庁の
京都移転
については、新たな
政策ニーズ
への
対応
に必要な
機能強化
を図りつつ、計画的、
段階
的に進めます。 私としては、
文部科学行政全般
にわたり、
現場
第一の姿勢で、諸
課題
の解決に全力で取り組む考えです。 引き続き、
関係各位
の御
指導
、御
鞭撻
のほど、よろしくお願いを申し上げます。(
拍手
)
永岡桂子
9
○
永岡委員長
次に、
丸川東京オリンピック競技大会
・
東京パラリンピック競技大会担当大臣
。
丸川珠代
10
○
丸川国務大臣
二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
を担当する
国務大臣
として、
一言
御
挨拶
を申し上げます。 ことしの夏に開催された
リオデジャネイロ
・
オリンピック
・
パラリンピック競技大会
では、
日本代表選手
が大
活躍
をし、すばらしい成績をおさめました。これは、
選手
の
皆様
の日ごろからの厳しい鍛錬や、
指導者
、御家族などの支えがあってのたまものと感じており、改めて、
関係
の
皆様方
に
敬意
を表します。
大会
後には、
オリンピック
・
パラリンピック
のメダリストらによる
合同パレード
が銀座、
日本
橋で行われ、沿道に大観衆が詰めかけました。
国民
の
皆様
は、
アスリートたち
の姿に深く感動し、勇気と
希望
を感じるとともに、二〇二〇年には、
競技会場
で応援し、この
体験
をじかに味わいたいと期待される方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。
リオデジャネイロ大会
については、私も視察をさせていただきましたが、
大会期間
中でも、
車椅子用
の
動線
が足りなければすぐにスロープを設置するなど実態に即した改修を行い、
大会
を
成功
させようと懸命に努力をする姿が見られました。
東京大会
の
成功
に向けて、昨年十一月に閣議決定した
基本方針
に基づき、
関係大臣等
としっかり
連携
し、
大会
の円滑な
準備
及び
運営
に関する
施策
の総合的かつ集中的な
推進
を加速させて取り組んでまいります。
東京大会
を
日本
全体で盛り上げ、
世界じゅう
の多くの
人々
が夢と
希望
を分かち合える歴史に残る
大会
とするとともに、
東日本大震災
の
被災地
が見事に
復興
をなし遂げた姿を
世界
の
皆様
に見ていただき、
被災地
の
皆様
が
未来
への
希望
を感じることができる意義深い
大会
にしたいと考えております。
復興五輪
として、
震災復興
の後押しとなるよう、
聖火リレー
や、
被災地
での
試合開催
など、
被災地
との
連携
を進め、
成熟社会
における先進的な
取り組み
を
世界
に示す
契機
とし、
大会
が確実に
成功
するよう取り組んでまいります。
パラリンピック開催
は、
日本人
の
障害者
に対する意識を大きく転換するチャンスであり、これまでにない
最高
の
環境
を整え、
世界じゅう
の
障害者
の
皆様
に夢を抱いていただける
大会
としなければなりません。
大会
を
契機
として、
ユニバーサルデザイン
に基づく
町づくり
と、
教育
などを通じた心のバリアフリーを
全国
的に展開し、
障害
の
有無等
にかかわらず、お互いの人権や尊厳を大切にし支え合い、誰もが生き生きとした
人生
を享受できる
共生社会
の
実現
を目指してまいります。 昨今、
海外
において
テロ事件
の発生が続いており、
テロ情勢
は非常に厳しい
状況
となっております。また、
サイバー攻撃
は、一層
複雑化
、巧妙化しており、その脅威は深刻化しております。
東京大会
の
成功
のためには、
セキュリティー
の万全が必須であることから、重層的で徹底した
セキュリティー対策
を
推進
してまいります。 また、
防災
などの安全、安心、輸送の
円滑化
、
外国人旅行者
の受け入れの
推進
などのため、
関係大臣等
と
連携
協力し、
オールジャパン
で
大会成功
に向けて
施策
を着実に進めてまいります。
東京大会
は
スポーツ
の
祭典
のみならず
文化
の
祭典
でもあることから、二〇二〇年以降を見据え、
課題抽出
に向けた
調査
を実施するとともに、
レガシー創出
に資する
文化プログラム
を
全国
に展開してまいります。 また、
東京大会
には多くの
外国人
が訪日することが見込まれることから、これを
契機
として、
日本
の
魅力
を発信するため、
選手
村における
日本食
の
提供
や、
競技会場
における
木材利用
の
推進
などについて、
関係大臣等
と
連携
して取り組んでまいります。
東京大会
を
日本
全体の
祭典
とするため、
大会参加国
・
地域
と人的、
文化
的、
経済的交流
を行い、
地域活性化
や
観光振興等
につなげようとする
地方公共団体
を
ホストタウン
として登録し、
支援
をいたします。 また、
東京大会
のために来訪する
選手
や
観光客等
に
外国語
で道案内など、おもてなしを行うボランティアについては、
東京
都や
大会組織委員会等
と
連携
しながら
検討
を進めてまいります。
東京大会
は暑さが厳しい時期に開催されるため、
アスリート
、観客が過ごしやすい
環境
を
整備
することは極めて重要となります。ソフト、
ハード両面
にわたり、しっかりとした
対策
を講じてまいります。
受動喫煙防止
については、
競技会場
及び
公共
の場における
受動喫煙防止対策
を
関係大臣
と
連携
しつつ
強化
をしてまいります。 新
国立競技場
については、昨年八月に策定した新
国立競技場
の
整備計画
に基づき、昨年十二月には
事業者
の選定とともに
財源スキーム
を決定し、本年一月には
事業者
との
設計委託契約
を、そして今月には
請負工事契約等
を締結しました。 現在の
デザイン
は、
整備計画
の
基本理念
である、
アスリート
第一、
世界最高
の
ユニバーサルデザイン
、
周辺環境等
との調和や
日本
らしさを体現したすばらしいものであると考えております。新
国立競技場
が
世界
の
人々
に感動を与える場となるよう、二〇一九年十一月の完成を目指して、着実に
整備プロセス
を進めてまいります。
東京大会
の前年に開催される
ラグビーワールドカップ
二〇一九に
関係
する
施策
については、
東京大会
と共通する
事項
が多く含まれることから、
大会
を所管する
文部科学大臣等
と
連携
をしてまいります。
東京大会
の円滑な
準備
及び
運営
の
実現
に向けては、
開催都市
である
東京
都や
大会組織委員会等
と
情報
を共有、
連携
して取り組むことが必要です。
政府
においては、各
府省庁
の
関連施策
を
一体
として確実に
実行
し、
オールジャパン
での
取り組み
を
推進
するために必要な措置を講じてまいります。 あわせて、
大会関連施策
の効率的、効果的な
実行
を通じて、コストをできる限り抑制し、限られた
予算
と時間で
最高
の
大会
を
実現
できるよう取り組んでまいります。 また、オープンな
プロセス
による
意思決定
、
関連施策
の進捗と効果の点検などについて、
国民
の
皆様
からの御理解が得られるよう、しっかりと取り組んでまいります。 一九六四年の
東京大会
は、戦後の
復興
から
日本
の
誇り
を取り戻す大切なきっかけとなりました。二〇二〇年の
東京大会
は、成熟した
日本
から新しい歴史を紡ぎ、
誇り
を打ち立てる絶好の
機会
であると考えております。
東京大会
が
世界
の
人々
に感銘を与えるとともに、
国民
から祝福され、
子供たち
が将来にわたって語り継げる
大会
として大
成功
をおさめられるよう、全力で担当
大臣
の職務に取り組んでまいりますので、
委員長
、
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
のほど、よろしくお願いを申し上げます。(
拍手
)
永岡桂子
11
○
永岡委員長
次に、
水落文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
。
水落敏栄
12
○
水落
副
大臣
このたび
文部科学
副
大臣
兼
内閣
府副
大臣
を拝命いたしました
水落
敏栄でございます。 副
大臣
として、
大臣
をよく補佐し、
日本
のさらなる経済
成長
の原動力となる
科学技術イノベーション
の
推進
、国家戦略としての
スポーツ
の
振興
及び二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の
成功
に向けた
取り組み
に全力を尽くしてまいります。 今後とも、
永岡委員長
初め
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
永岡桂子
13
○
永岡委員長
次に、
義家文部科学
副
大臣
。
義家弘介
14
○
義家
副
大臣
このたび、引き続き
文部科学
副
大臣
を拝命いたしました
義家
弘介
でございます。 副
大臣
として、
大臣
をよく補佐し、
日本
の将来を担う人を育む
教育再生
及び
文化芸術
立国
実現
のため全力を傾注してまいります。 引き続き、
委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。(
拍手
)
永岡桂子
15
○
永岡委員長
次に、
樋口文部科学大臣政務官
。
樋口尚也
16
○
樋口
大臣政務官
このたび
文部科学大臣政務官
を拝命いたしました
樋口
尚也
でございます。
大臣政務官
といたしまして、
大臣
、副
大臣
とともに、
教育
の再生、そして
文化
の
振興
に全力を尽くしてまいります。 今後とも、
永岡委員長
初め
委員
の
先生
方の御
指導
、御
鞭撻
を賜りますよう、よろしくお願いを申し上げます。(
拍手
)
永岡桂子
17
○
永岡委員長
次に、
田野瀬文部科学大臣政務官
兼
内閣
府
大臣政務官
。
田野瀬太道
18
○田野瀬
大臣政務官
このたび
文部科学大臣政務官
兼
内閣
府
大臣政務官
を拝命いたしました
田野瀬太道
でございます。 政務官といたしまして、
大臣
、副
大臣
とともに、
科学技術イノベーション
の
推進
、
スポーツ
の
振興
及び二〇二〇年
東京オリンピック
・
パラリンピック競技大会
の
成功
に向けた
取り組み
に全力を尽くしてまいりたいと存じます。 今後とも、
委員長
初め
理事
、
委員
の
皆様方
の御
指導
、御
鞭撻
賜りますことをよろしくお願い申し上げさせていただきます。(
拍手
)
永岡桂子
19
○
永岡委員長
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後零時三十八分散会