○中野
委員 ありがとうございます。
総理の力強いリーダーシップのもと、さまざまな外交も今進められております。また、先ほど、サウジアラビアを訪問されてというお話も大臣からいただきました。こうした複合的なというか、総合的な外交力というのがやはり問われてくるのが資源外交というふうに思いますので、大臣におかれましても、そういった
意味では大変大事な
役割の一角であるというふうに思っておりますので、また引き続き御尽力をお願いできればというふうに思います。
少し話題はかわりますけれども、再生可能
エネルギーについては国産の
エネルギーでございます。この比率を高めていくということは
エネルギー安全保障の
観点からも極めて重要だ、このように考えておりまして、こうした
観点から、さきの通常国会でもFIT法の
改正というものを行いまして、これをなるべく多く、そしてやはりなるべくコスト競争力のある形で導入を進めていく、こういう
改正が行われております。
もちろん太陽光はかなり導入が進んでおりまして、風力については、少しリードタイムの問題があったり、アセスメントを少し早くしていこうとか、いろいろなこともされておりましたけれども、例えば地熱でありますとか、あるいは中小水力でありますとか、かなり
開発のリードタイムの長い電源というものもございます。なかなか導入が進んでいかない、このように感じております。
地熱に関しては
JOGMECもかなりかかわっておられまして、探査であるとか
事業化を判断していく中で、あるいは
資金が必要になってくる中で、さまざまな
支援メニューというものを今準備されているのではないか、このように感じておるんです。
他方で、中小の水力、これもかなりリードタイムが長い。ただ、
日本はさまざまな場所にこうした中小水力というものがまだまだ活用の余地がある、いろいろな地域の中で
エネルギーを地産地消していくというか、いろいろな
可能性を秘めている、このように感じるんですけれども、実際にこれを進めていこうという中では、
資金の調達であるとか
事業化の判断であるとか、さまざまな場面でいろいろな隘路があってなかなか進んでいかないんだ、こういうふうな御要望もいただいたこともございます。
中小水力についても、もっと
支援メニューをできれば充実させていって
開発を進めていくべきではないか、このように考えておりますけれども、新規
案件の中小水力の
事業化というのを今後どのように加速していくおつもりなのか、これについて御答弁をいただければというふうに思います。