○足立
委員 今の御
答弁のように、今の
日本の法体系の
もとでは、我々、大事な同僚なんだけれども、蓮舫代表に、戸籍謄本の該当部分だけでいいんですよ、なぜ戸籍謄本の該当部分の写しを公開できないんですかと実は
質問したいんですね、私は。
日本維新の会は、今、自由討議をやりましょうという
議員立法をつくっているんです。要は、国会が、単に
岸田大臣を初めとする
外務省、
政府に対して国
会議員が
質問する場、これが今、国会になっているわけですが、本来、国権の最高機関ですから、
政府をチェックすることだけではなくて、例えば、東京一極集中をどう解消するか、国会等の移転、これは国会でやっていました。
政府は
関係ないんです。国会でやっていたんですよ。だから、本当に、国の形、国のあり方に係る議論は国会が、
政府は
関係ないんですよ、行
政府はおいておいて、国権の最高機関たる国会だけでいいんですよ。
政府がないと国会がないんですか。違うんです。
政府がいなくても、国
会議員だけで議論せなあかんのです。
だから、私はしっかりと、国権の最高機関のメンバーである蓮舫代表、それだけでも大変なことだと思うが、それに加えて野党第一党の代表ですよ。解散・総選挙で、まかり間違ったら、大体そういうことはないんだという方がどうも多いそうですが、民進党が政権交代を果たしてしまったら、
総理大臣になっちゃうわけですね。
外務大臣、きょう、
外務大臣に通告していないので、
質問、ちょっとしたいんですけれども、余りしませんが、
外務大臣はおわかりいただけると思うんです、僕らの気持ちが、私たちの気持ちが。
だって、
外務省は、きょう、
外務省の方がいっぱい来られていると思う、当たり前ですね、
外務省に
質問しているんだから。みんな、入省するときにぎりぎりやられているんですよ。
例えば、ブラジルとの二重国籍の方がいらっしゃったんですよ、入省予定者の中に。そうしたら、ブラジルというのはなかなか国籍離脱させてくれないんです。でも、国籍法十四条だけじゃなくて十六条も満たしたいということで、
外務省の入省を取り仕切るところは、一生懸命、何とか入省日までに外してくれということで、ブラジルまで往復して、
大統領のそばまで、何とか決裁をもらって、ブラジルの国籍を外して入省された方がいらっしゃるんですよ、事実として。
外務省というのはそうやってやってきている。それをつかさどっている、それをリードされているのが
外務大臣。そして、内閣を指揮されているのが
安倍総理です。だからこそ、我々は二つの法案を出しているんです。
一つは、二重国籍禁止法案という法案です。これは、別に、国民一般の方について何か今以上の御苦労をおかけするつもりは、全く、毛頭ありません。きょうここにおられるような、国権にかかわる仕事をされている
方々については
外務公務員ぐらいの形はやはりとってもらわないといけないということで、国
会議員についての二重国籍禁止法案。それから、公務員についても、国家の大きな方針を決める、その国益に係る業務にかかわる
方々、
防衛省もそうかもしれません、
外務省のみならず
防衛省、あるいは、TPP
交渉にかかわる経産省、農水省、
自衛隊。でも、今はその法律が不備だからそれを直しましょうということで、
政治家にかかわる公職選挙法改正案と国家公務員法改正案のちょっとプログラム法みたいなものを出しています。
それは、まあ通らないんでしょう、多分。余りみんな相手にされていませんからね。自民党も大人ですから、なかなか急にそういうことはやりません。
ただ、
皆さんにわかっていただきたいことは、まさにこの
外務委員会だからこそ、我々の気持ちを、我々
日本維新の会の思いを
皆さんは共有していただける、こう思ってお話をしているわけであります。
加えて、例えば蓮舫代表については、単に国
会議員じゃないんです、総選挙一発で
総理大臣になるかもしれないんですよ。それはいかぬだろうということで、蓮舫代表には、衆議院の予算
委員会の場で、戸籍謄本をやはり開示した方がいいんじゃないですか、該当部分だけでいい、一行でいいですよ、そう促しているんですが、開示をされない。今法務省からあったように、それを開示させる方法はありません。
仕方ないから、我々がもう一本法律を出しているんです。自由討議云々法案というんです、もう忘れましたけれども、自分で出した法案ですけれども。
要すれば、国会は、
政府をチェックするという仕事は国会が果たすべき仕事の三割ぐらいはそうかもしれない、でも、あとの二割は野党第一党をチェックした方がいいんですよ、いつ政権をとるかもしれないんだから。だから、私は、それぞれの
委員会の
委員長がお許しくださる範囲内で、いつも、こっちを向かずに、こっちを向いてやっているんですね、
質問を。
反論権がないからとか言うんですけれども、だから、僕らは、反論できるように、自由討議を促進する法案というのを出しているんです。誰も相手にしてくれません。
でも、そうやってやっていかないと、
日本の国益は、このまま民進党のよくわからないプラカードにひっかき回されて、
外務、
防衛等、あるいは社会保障もそうです、この国は立ち行かなくなるぞという危機感から今申し上げた合計三本の法律を出していますが、ぜひまた御一読をいただきたいと思います。
すぐこうやって演説をしちゃうのでよく怒られるんですが、
外務委員会で特に議論すべきことは旅券です。
これは、我が党の下地政調会長が予算
委員会でやりました。これは、一部在野というか一部言論人というか、ジャーナリストとかよくわからないような人たちが、蓮舫氏を早く検挙しろと言う人がいるんですね。それは何か公職選挙法違反だろうとか旅券法違反だろうとか、僕は、もうちゃんちゃらおかしい、本当にこの
日本の言論人の言っていることはあほだと思うんですが……(発言する者あり)いや、言っていることですよ、言っていることはあほなことだと思うわけでありますが。
外務省、要すれば、今の旅券のハンドリング、マネジメントだと、
日本を出るとき、入ってくるときは管理できますが、例えば、蓮舫代表は、何も開示されていませんから、もしかしたら、台湾のパスポートを持っているかもしれません。下地政調会長が言ったこととこれは全く同じだからもう繰り返しませんが、そういう二つのパスポートを使い回して、
日本政府のあずかり知らぬところで北朝鮮に入ったり、北京と
交渉したりしている可能性は排除できないと思いますが、それでいいですね。