○寺田
典城君 所信
説明持ってこなくて、間違いなくそれ書いていますから、石破さんの書いた
地方消費のあれでありますから、今日はそれはそれで、通告していなかったので、後で。
ただ、これが一番の落ちなんですよ。知恵は現場にこそあるというのは、
総務省がこんなこと言われておってもいいのかなと思うんですよ。それを
ひとつ、そういうことなんです。
それと、これは
総務省じゃないんですけれども、昭和三十七年から、何というか、総
合計画、要するに
地域間の均衡ある発展というようなことをずっとやってきたんですね。先ほど片山
先生がそれこそ
人口減少が八二%だという話ししているんです。今現在、もう
地方では人とか食料は出せるような能力なくなってきているわけですよ、だんだん。それが今、国自体が気付いたか気付かないか分からないけれども、今
地方創生ということで慌ててやっているんですけれども、原点は昭和三十七年からの計画なんです。
だから、そういう点含めて、私は、なぜこういうことになったのかというと、簡単な言い方すると、やっぱり分権が進んでなかったと思うんです。いや、だって、日本海側に政令市なんて新潟
一つしかないですよ。中核市なんかは、言ったら、秋田、富山、金沢ですか、そんな感じなんですよ。日本海というのはそれで多軸構想を作ろうとかそういう話が出てきているんですが、やっぱり
総務省は分権を一生懸命進めて、やはりしていくしかないと
思います。子育てするつもりでやってみてください。だけれども、余り年取って、子供だって年取ってしまうと、あと体力なくなっちゃうからね。要するに、それじゃ駄目なんで、そういうことで
ひとつよろしくお願いします。
次に移ります。また戻るかも分かりません、時間あれば。
今年の
地方財政計画では、
地域運営組織の
運営支援のための経費、高齢者の暮らしを守る経費として五百億円が
確保されております。高齢者の見守りについて、
総務省の意気込みというか、どうしてやっていくか。
私もこれ、二十年以上前から、何というんですか、市長時代から、雪寄せだとか屋根の雪下ろしできなくなったうちがあるよとか、そういうのがあったりして、町内会だとか何かそういう互助会みたいなことで暮らしを支えてきたんですが、二〇二五年になれば十人に二人は後期高齢者になる、今私、後期高齢者なんですけれども、そうなんですが、そのとき勉強になったのは、消防署の職員の方からでした。あそこに行くと、何というか、体不自由な人いるからやっぱり市民課の方に手伝ってやった方がいいとか、これは除雪した方がいい、必ず除雪だけは、要するに体の弱い人、いつ救急車で運ばなきゃ分からないからとか、いろいろあるんですよ。
自治体消防というのはそういう点ですごいなと思うんですね。消防長官の要請で、震災でもあのとおり、要請ですぐ
対応できるんですから。国土交通省みたいに、何というんですか、法定受託事務しなきゃ駄目だとかそんなこと言わないですよ、自治体消防というのは。要請で全部あのとおり危険を冒してみんな動くということなんですね。
そういう点含めて、私はこの予算というのはいい予算だとすごく思うんです。それで、これは間違いなくプレミアム商品券なんかよりずっといいですよ、これは。だからこれは、こういうのを予算増やしてくださいとかそういう意味で言っているんじゃないんです。こういうのは、やはりこれからの時代ますます必要だと思うんで、そういう点で
ひとつ、地
域力創造審議官ですか、担当は、
消防庁長官と二人で
お答えになってください。